手紙

私が心から尊敬している大先輩の歯科医の方から
お葉書を頂戴した。

年齢は私の父よりも上ですから
現在70代。

とても温厚な人徳のある方で
いわゆる私の様な毒気という様な物が微塵もなく
もう解脱をした僧侶の様な雰囲気すら漂う方。

その方からのお葉書の
「梅雨とはいえ毎日よく降っていますね。
毎日元気で診療なさっている事でしょう。
私は老骨にむち打って
右往左往しながら楽しんでおります。」との書き出し。

この「老骨にむち打って、右往左往」のくだりが
小気味いい、彼らしい表現だなぁ…と
クスッと笑ってしまいました。

さっそく私もお手紙を…と思って困ってしまった。

漢字が書けない!!

かなり忘れているんですね。

これもメール慣れした後遺症かなぁ…と思った。

パソコンキーのタイピングの速さは
そこそこ自信がありましたが
その分、どんどん書けなくなっているなぁ…と、思いました。

また
手紙の書き出しっていうのも…これが難しい。

母も私によく葉書を送ってきますが
確かによく季節の事を冒頭に入れますでしょ…。

あれってやはりメール慣れした私には
ひとつひとつ言葉選びに慎重になる。

メールであれば
「どもです♬
葉書、アザっす!!」で終了ですが
これがお手紙だと
そうはいかない。

また我ながら呆れる程、字がキタナイ。

アホ丸出しである。

もう…いい歳をした大人が
手紙ひとつでこんなに四苦八苦するなんて
本当に情けないないものです。

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昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

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