昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

数日前の事
「今朝のスッキリ観た〜？！」と
友人のT子が電話のむこうで興奮している。

私は朝は映画を観る事にしているので
ワイドショー関連は弱い。

「今、支度で忙しいから後でね」と電話をきり
後でそのニュースをネットでチェックしてみると

路上で心肺停止状態に陥っていた83歳の女性を
たまたま通りかかった43歳の女性医師が
心臓マッサージ等を施し蘇生させたというニュース。

へぇ…すごいなぁ…こんな事ってあるんだなぁ…と思った。
たまたま通りかかったのが医師だったなんて
世の中には目に見えない、何かの力があるのかな…なんて
柄にもなく考えさせられた。

また蘇生を施した女性医師の方の
「医者としてではなく、１人の人間の本能として、
自然に体が動いていた。命が助かって本当に良かった」
というコメントを読んで
私自身が医療従事者のはしくれとして
頭が下がる思いがした。

ここまでは本当に心温まる美談。

さて…記事をよく読んでみると
この女性は43歳。

彼女のご主人が21歳。

な、な、なぬーーーーーーーーーーー？！

朝早くからT子が興奮して電話をかけてきたのは
これだったのね。

ぶっちゃけ…羨ましい。

私の周りには
いわゆるアラフォー世代で
美しくて仕事も出来てきっちりと自立している独身女性が沢山いる。

バリバリ仕事をこなし猪突猛進しているけれども
家に戻った時、心を癒してくれるパートナーがいない。

「あ…あ。時々疲れちゃうのよね…」なんていう言葉も耳にする。

会社経営をして
都内の高級マンションに住むT子もそんな女性の１人。

そんな女性達に
この43歳の女性医師は一抹の望みを与えてくれたわけですよ。

83歳の女性の蘇生だけではなく
ちょっと疲れたアラフォー世代の心の蘇生もしてくれたのね。

そんな記事でした。