フットレスト

前回のブログの一節の『フットレストの上に足を乗せる…』の件について。

実を申しますと
最初にブログを書いていて
この『フットレスト』という名詞が浮かんでこなかったわけ。

「新幹線の座席の足元にある足を乗せる開閉式の台」とブログに書いて
後で読み返してみると
な〜んかしっくりこない。

そこでJR東日本のサービスセンターに電話をかけて聞いてみた。

「お忙しいトコロもうしわけありません。
つかぬ事をお伺いいたしますが…
新幹線の座席の足元にある足を乗せる台の
正式名称を知りたいのです…」と、言うと

一瞬相手は「え?」という感じで絶句した後
「え…何と言うのでしょうか…少々お待ちください」と言って誰かに聞きに行ったようだ。

そして
「お待たせしました。
え〜そう言ったご質問は初めてなものですから…
おそらく…“足を乗せる台”ではないかと…」

なんだよそれっ!そのままじゃん!

「あ…そうですか…。
わかりました。ありがとうございました。」と電話をきった。

ところが30分程たって
私の着信履歴をもとに、あちらから電話がかかってきたのよね。

そして
「先程のご質問の件でございますが
当方の方で調べましたトコロ“フットレスト”という正式名称がございました。
いい加減な事を申し上げてしまいましてすいませんでした」とJR。

これには私、非常に感動しちゃいました。
さすがJR東日本。

私の想像するに
電話の後
おそらくサービスセンターの方でも
「おい、あれって何て言うんだっけ」
「え〜?知らねぇよぉ…。“足のせ台”じゃねぇのぉ?」
「何でそんな事を聞いてくんのかなぁ…。変なヤツだよなぁ」

な〜んて感じのやり取りがあり

その若い二人の会話を聞いていた
人柄はものすごくよくて
物静かで人望があり
来年あたり定年を控えている
山さん(仮名)が
お茶をすすりながら…

「フットレストだよ」

それを聞いた若いふたりはハッとして
「山さん!さすが“生き字引”だよなぁ…」と、感動し
早速私に電話をかけてきてくれたのかなぁ…なんて
想像したりして…。

とにもかくにも
JRさん、お手数をおかけいたしました。
本当に有難うございました。

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コラムによると

うちの病院の待合室に置いてあるニューズウィークに
日本在住の外国人の方から見た日本人について
感じた事などを書いたコラムがある。

これがなかなか面白くて
私は必ず目を通す。

特にマイケル・ブロンコ氏のコラムは
日本人特有の習慣的行動への指摘の着眼点が独特で
非常にユーモラスに好意的に書いてあるので
ついつい彼の出版した本も購入してしまいました。

『僕、トーキョーの味方です』
IMG_1677.jpg

しかし
以前、これは別の雑誌の記事で読んだものであるが
「日本人は新幹線の中で座席に座ると靴を脱ぐ人があまりにも多い事に驚く」と
あるイギリス人ジャーナリストが驚いて
ちょっと批判めいた文章を書いていた事を思い出し
ちょっと苦笑してしまいました。

実を申しますと
私なんぞもすぐ脱いじゃうタイプ。

座席に座るや否や
リクライニングシートを最大限に倒し
フットレストの上に足を乗せる…その時
もちろん靴は脱いじゃうんだなぁ…。

確かにお行儀は悪いかもしれませんが
その方が確実に疲れが取れるんですよね。

日曜日の午前の診療を終え
大急ぎで身支度をし都内へ出向く時
新幹線での一時間の休息がエネルギー充電になるのですよ。

若干、今週は睡眠不足だったなぁ…なんて時は
こんなアイマスクまで着用しちゃう。
IMG_1678.jpg
しかし
確かにこれは異様な光景かもしれませんな。

ちょっと反省。

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ちょっとイラッ

先日、歌舞伎座を出てタクシーをひろい
「東京駅の八重洲口までおねがいします」と運転手さんにつげ
しばらくすると…

「ほら、左側を走っているバスがあるでしょ。
あれ、無料バスなんだよね」と、運転手さん。

基本的に
私は運転手さんに対しては
わりと気を使って話をする努力をするタイプなので
「へぇ〜。無料なんですかぁ〜。
でも無料って事は、東京都が運営しているのですかねぇ?」と言うと

「そんな事、私が知るわけないでしょ。
バスの運転手じゃないんだから。」と、“憮然”と答える彼。

え〜っ?!
何それ〜っ?!
アンタがふってきた話でしょうがぁ〜っ!!

普通はですよ
「さぁ〜私は存じ上げませんが…どうなんでしょうかねぇ」みたいな事を言ってくれれば、
会話として成立していくわけでしょう?
なんで“憮然”と答えるわけぇ?
…と、思ったけれど何も言えず
車内にしばしの沈黙。

「多分、色々な大手の企業が協賛しているんじゃないですかね」と彼。

「なるほどぉ〜。そうかもしれませんねぇ〜。」と私。
そこで止めておけばよかった。
しかし「でも…協賛する事でどんなメリットが企業にあるのかなぁ…」と
余計な事を口走ってしまうと

案の定「そんな事、私が知るわけないでしょ。
あなたも色々質問する人ですねぇ。こっちはね、百科事典じゃないんだからね。
そんな事聞かれてもわかりませんよ」と言われた。
そして最後に彼は
「ま、どうでもいいですけどね。
私には関係ないから。乗る気もないし、その必要性もないしね。」

え〜っ?!
だったらそんな話をふるなっつぅのっ!
こっちこそ関係ねぇよっ!
群馬の人間なんだからさっ!

ちょっとイラッとさせられた出来事でした。

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昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

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