昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記
前橋の昭和大橋歯科院 院長Dr.チコの日々の想いを綴っています。
幼なじみの…
幼なじみの春木が久しぶりに遊びに来た。
彼女とは
お互いに事業主であるし
経営の感覚的に共感出来る事も多々あり
大人数きょうだいの長女であり
B型であり…と、共通項が多い。
また一番の共通項は
「キャラクター」でしょうかね。
要するに、キャラが“かぶる”んですよ。
私が2人いるようなものですから
会話のキャッチボールが超速球ですので
非常に賑やかなものになる。
2人の中年のオバサン…いやオジサントークが
朝まで続きました。
この同じキャラクターというのは
今になると最高に楽なんですけれども
小学2年生で同じクラスになってからは
事あるごとに“かぶる”ので
仲はいいんですけれども
ライバルでもありましたね。
当時はピアノを習っている子が少ない時代でしたから
クラス対抗の合唱合奏コンクールの
合唱→指揮(目立つから)
合奏→ピアノ(目立つから)の
ポジショニング争いは
相当なものでしたねぇ…。
特に合奏でピアノのポジショニングが取れない場合
ピアニカに回されてしまう可能性もあり、これは避けたいですし
その他大勢の縦笛になってしまったら…絶望してしまうわけです。
運動会のリレーも
私は3番目が好きでして
その理由として
トップは重圧がありすぎますし
アンカーをする程、速くはないし
3番目あたりになると
ある程度、勝負がついていたので
要するに、責任が少ない感じがしたわけですね。
さて…リレーが始まり
2番目走者が走り出し
自分の番が来て、コースに立ち横を見ると
「チッ…。またお前かよ」と、春木がいるんですなぁ…。
彼女の3番目走者希望の魂胆も
どーせ、私と同じだろうな…なんて思いながら
絶対に負けないっ!と、下唇を噛んだものでした。
それもこれも今となると笑い話。
幼なじみとのお酒は
子供に戻れるからいいですねぇ…。
対応の…
そういえば
アメリカの受付の人の対応って
あまりいいイメージがないなぁ…と、ふと思った。
病院なんかもそう。
公的機関なんかはもっと悪いんじゃないかなぁ…と。
何かの映画のシーンで印象的だったのが
さすがに怒ったお客さんが
「上司を出せ」と、言ったら
対応していた受付の女性が(マニキュアを塗りながら)
人差し指で壁にかかっていた
ブッシュ大統領の写真を指した…というシーンには笑った。
というか
アメリカに限らず
欧米諸国を旅行してみると
いかに日本のサービスや対応が充実しているか痛感する。
比較的公共機関や気質が
日本に似ている(と、勝手に解釈しています)ドイツに行った時も
ホテルにチェックインしてトイレをチェックすると
(欧米では必ず最初にやる事にしている)
案の定、流れない…故障していた。
翌日にならないと修理の人が来ないというので
弟が「部屋を変えてください」と、言ったら
“impossible” 「不可能です」と、言われたと言う…のでキレた!
すぐにフロントに電話をして
「だったら、床にウ⚪チしますよ。
だけど、ペナルティーは1ユーロも支払いませんからねっ!」と、言うと
とても広い部屋にすぐに変えてくれた。
海外に行ったら
自分の主張はしっかりと伝えなければいけませんね。
そんな事を考えながら
色々調べていたら面白いサイトをみつけた。
日本とアメリカの公共機関の対応の違い…
ホントにそうだよなぁ…と、大爆笑した。↓
こちらをクリック
これを観ると、いかに日本が丁寧かわかる。
ちなみに
この方のサイトで
日本人とアメリカ人の営業マンの違いなるものもあり
大爆笑させて頂いた。↓
こちらをクリック
アメリカ人営業マンには爆笑させて頂いた。
全体的に要約すれば
「あ〜あ、月曜日だよ…最悪。
YouTubeでもチェックしてみるか…」とグズグズ言ってみたり
顧客からの電話も
「おお!元気かよ?最近ど〜よ?!」的な口調。
「もうこんな会社最悪だよ」何ていう愚痴もこぼしたりして
「え?注文したい?マジかよ…
昼休みの5分前だからとっとと注文を言ってくれよ。」
うん、うん…わかったよ〜、了解っ!
ランチの後にやっておくよ!じゃーな!」って感じ。
受話器を置くにもガチャッ!
会話の節々に相手をbroと呼んでいるトコロから推測すると
特に親しい顧客ではあるのでしょうが
こんな対応は日本では考えられませんよねww
しかし
ちょっと古いデーターですが
2011年のOECD調査によると
1時間あたりの営業マンの生産量が
アメリカ人が60ドルに対して日本人が40ドル。
こんなんで案外、生産性はいいんだなぁ…と、驚いた。
お国柄の違いでしょうねぇ…。
私は暮らせません…。
ホトトギス
「鳴かぬなら 鳴くまで待とう ホトトギス」が徳川家康。
「鳴かぬなら 鳴かせてみせよう ホトトギス」が豊臣秀吉。
「鳴かぬなら 殺してしまえ ホトトギス」が織田信長。
これは後世の人が
3人の有名武将のそれぞれの性格を
簡単に表現したものとしてあまりにも有名ですが
松浦静山が「甲子夜話」で記述されたとある文献もありますが
作者がど〜も不明らしいですね。
しかし
織田信長ファンの私としては
このホトトギスを読んで
はて…?と、首を傾げたくなる。
信長ってそんなに短気で暴君だったんかなぁ…と、思ったりする。
そもそも彼ってご存知の通り
“基本的には”勝つ戦いしか致しませんから
「こいつには
かなわないや…絶対無理っ!」という相手には
非常に気を使って書状を送り
今でいう…例えば
盆暮れ正月の付け届けはマメにおこない
「武田様、お元気ですか?
我々織田ファミリーもおかげさまで元気で〜す!
今年も武田様の様な立派な武将になれるように頑張ります♪
まぁ…無理かな?テヘヘ(笑」的な
年賀状や暑中見舞いを送るという様な
きめ細やかな対応をしておりますし
謀反(裏切り)をおこした家臣や武将にも
案外、寛大なんですよね。
謀反をおこしても
もう一度、考え直す様に説得したようですよ。
そのいい例として
浅井長政なんぞへは
「降伏すれば命を助けるし
別の領土も与える」と
何度も勧告しておりますからね。
清洲会議に出席した織田家重鎮の柴田勝家だって
かつては
「ごめんなさいっ!」って丸坊主にして謝って
許してもらったいきさつもあったりする。
ネットで時々目にする「非道」というイメージとは
全く異なると思うんですよね。
何と言っても
食うか食われるかの戦国時代ですから
場合によっては
非道とも思える決断もしなければいけなかったという時代背景も
考慮して判断しなければと思います。
ねね(豊臣秀吉の妻)と信長との
エピソードも大好きな逸話のひとつ。
これも有名なお話ですけれども
信長の元に訪れたねねが
自分の夫が側室(愛人)ばかり作って…と、
信長に愚痴をこぼしたらしい。
後に信長はねねに
以下の様な手紙を出している。
「そなたは以前にもまして綺麗になった。
そんな女房を持ちながら
あのハゲネズミ(豊臣秀吉の事)は、けしからんヤツだし
今後、そなたの様な女房と出会う事は出来ないのだから
(本妻として)どっしりと構え
気持ちを明るく持って、嫉妬心など持たぬように。
尚、秀吉には私からしっかり注意しておくから
安心しなさい。」という様な内容で
ねねにも読みやすい様に
ひらがなを使った手紙を送っているんですよね。
家臣の家族にも
細かい心配りをしている一面ですね。
歴史から学ぶ事は多々あり。
私も開業して10年が過ぎ
たった10年ではありますが思う事あり。
開業当時は
「(鳴いたけど)下手だから ボロカス言おう ホトトギス」でしたし。
反省しております。
「鳴かぬなら 私が鳴くよ♪ ホトトギス」という程、寛大になりたいですね。