昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記
前橋の昭和大橋歯科院 院長Dr.チコの日々の想いを綴っています。
20万円
最近、自宅のシャワーの温度設定の調子が悪い。
私は熱い温度が好きなので
43度に設定するも
全然熱くならない。
ってゆうか、水ぅ?という日もあるし
きっちりと43度の時もある。
今朝も冷たいシャワーを浴びた。
ガス屋さんに来て頂いたら
「給湯器本体に問題があるのでは?」だそうです。
「もう10年以上ですから
そろそろ寿命かもしれませんねぇ…」とも言う。
新品に交換するのにいくらかかるのか聞くと
だいたい20万円ちょっとだと言う。
それも4割引で。
師走近くなると
諸々と出費もかさむのに
給湯器に20万円か…。
20万円という金額…例えば
仕事上の設備投資だとすると
安い方ですね。
200万、2000万でも驚かない(ホントかよっ!)。
しかし…
給湯器に20万円はすごく嫌。
まぁ…冷水が出るわけでもないから
我慢すればいいか…とも思うし
滝に打たれている修行僧なんぞを思い出し
毎朝、修行と思えばいいかなぁ…と。
しかし
これからどんどん寒くなりますからね。
今でギリギリ我慢も出来るが
真冬になったら…と、想像すると憂鬱になる。
だいいち
毎月うちに泊まる矯正のゆうこ先生の
「きゃーっ!冷たーっ!」という
お風呂場からの叫び声を想像すると
更に憂鬱になる。
給湯器…買わなきゃかなぁ…。
「いいわよ。毎朝、冷水シャワーを浴びて
万が一、肺炎にでもなって死んでも
恨まないからさ」と、
ガスの営業の方を優しく(?!)脅しておいた。
再度、会社に戻って
見積もりを検討してくれるそうです…。
期待しております。
雑巾
患者さんからおかげさまで
色々と頂き物をします。
本当に有難い事でございます。
先日、年配のご婦人が
手縫いの雑巾を持ってきて下さった。
祖母を思い出し
ちょっと目頭が熱くなった。
昔は“ハンドタオル”なんていう洒落た呼び名はなく
“手ぬぐい”と、言った。
だいたい「〜商店」とか「〜銀行」という印刷がしてあって
手拭き用として使われた“手ぬぐい”が
いよいよボロボロになってくると
それを何重かに折りたたんで祖母が縫って雑巾にしておりました。
しげしげと頂戴した雑巾を眺めて
「こ〜ゆ〜の好きだわぁ…」と、つぶやいた。
一針、一針の手縫いがいい。
母の時代になると
これがミシンになるんですよね。
それも懐かしい。
これが私の代になると
〜銀行の“手ぬぐい”も
使い古されると、そのまま雑巾ブースに位置を変えるだけ。
またクイックルを使ったり
キッチンペーパーを使ったり
時には
ご先祖様には申し訳ないが
雑巾をホームセンターで買ったりもする。
「雑巾を買う」なんて聞いたら
母なんぞは「えぇっ?!もったいない!!」と
卒倒してしまうでしょうね。
私の両親はどんな事でも
プライベートレッスンを子供にさせるのが好きでして
私は昔、洋裁の先生がおりました。
ので、パターンをおこして
ワンピース位は作れなくもないのですが
ミシンを出して…という行為を考えると
面倒くさくなってしまい
雑巾すら縫わない…。
親が子供のために良かれと思ってかけた教育費が
全く無駄になっているパターンですな。
ただボタン付けをする時に
針につけた糸を一度、ろうそくでしごいて
その糸を軽く
アイロンをかけてから
ボタン付けをすると
絶対に糸が絡まない…という程度の
豆知識位は役にたっているんでしょうか…。
またまた話が思いっきりそれましたけれども
手縫いの雑巾を見て
便利だからと何でも買う癖というのは良くないなぁ…と
自分自身を戒めました。
毎日飲むお茶もペットボトルではなく
きちんと煮出してやろう…と、
あらためて思いました。
しかし…悲しいかな、明日にはコロッと忘れているのでしょうなぁ…。
頑張るベクトルが…
先日、Huluで 30年ほど前の映画
「極道の妻たち」を久しぶりに観た。
これはシリーズ化されましたけれども
ファーストの岩下志麻のヤツだけでしょうかねぇ…見応えがあるのは。
女親分と申しますか
「姐さん」と呼ばれる岩下志麻が
物凄い派手なロールスロイスの後部座席に座り
当時は非常に珍しかった移動電話(携帯電話の前の世代ですね)で
「私や。とりあえず、1億(円)用意しときや」というセリフが
お香典に1億円かよっ!
すごいわぁ…と、思いつつ
ロールスロイスのチョイスにしかり
豪華すぎるご自宅の内装しかり
センスがないんだよなぁ…と。
その内装をやっていいのは
美輪明宏先生だけですよ…と。
そのシャンデリアはやり過ぎでしょう…と。
バブルの時代って
何でこんなに成金趣味だったんだろ…と。
複雑な思いで
観終わりました。
そうなると
ついつい「仁義なき戦い」を観たくなり
これは観始めると
結局、5作目の完結編までいきますから
今日の昼休みは、頂上作戦まできました。
さて…ちょっと思ったのですがね…。
極道業界(?)は
映画を通してしか
知る術がありませんが
その業界の若い人を見ていると
お給料は安い(無い?)し(というか、自分で稼いで
親分に渡すという上納システムですよね?)
勤務体制は親分のペースですから
24時間体制ですし
場合によっては身代わりとして
刑務所に行く必要もあるでしょうし
出所しても組織が解散していた場合
路頭に迷うという全く保証のない世界で
殴られるし
蹴られるし
命を落とす場合もあるし…。
要するに24時間、命がけ体制なわけですから
そのエネルギーを
お勉強にむければ…
つまり
24時間、命がけ体制で勉強すれば
東大なんかも受かってしまうのでは?
というか…そもそも
そちらの方が断然!楽だと思うんだけどなぁ…。
頑張るベクトルを間違っているんじゃねぇかなぁ…と、思いました。