アルファベット

米映画の戦争物なんかを見ていると
兵士の人が暗号を言う際…
例えば

“ABCDE” 
「エー、ビー、シー、ディー、イー」とは言いませんよね。

あれって聞き間違いを防ぐ為だと思うのですが

A→alpha(アルファ)
B→beta (ベータ)
C→charlie(チャーリー)
D→delta(デルタ)
E→echo(エコー)  
  ・
  ・
  ・
Z→zebra(ゼブラ) って言いますね。

アルファベットが全部ある。

あれは聞き間違いがないから
さすがだなぁ…と、常々感心していたんですね。

さて…私は
Appleのサポートセンターに電話をする機会が多々あるのですが

必ずその機種のシリアル番号を聞かれる。

「あ…シリアル番号ですね?
えっと39FDEMK…」と、番号を言うと

あちらの方が
「はい、復唱させていただきます。
数字の3、9、
そして
フランスのF
デンマークのD
イングランドのE
マックのM…」と、延々続くわけです。

これがとても時間がもったいない気がして
ほんの少しイラッと、するので

シリアル番号を言う際に
例えば
「パリのP、ローマのR…」と、先に自分から言ってしまう事にしている。

すると先方が
「ご丁寧にありがとうございます。確認がとれました」と、なる。

時間の節約ですね。

このアルファベットの表現のポイントは
誰が聞いてもわかるものでなければ
ならないわけですよね。

「ベストのビー」と、言っても
vestのV(ヴィー)なのか
bestのB(ビー)なのか
わかりにくいものはダメですから
案外、頭を使うんだなぁ…と、思った事があった。


先日、AppleにiMacの件で電話をし
いつもの様にシリアル番号を伝える時に

ちょっと迷いが出た。

「Y」をYahoo!のYにしようか
OSのYosemiteのYにしようか

結局、Yahoo!のYにしましたけれども
そんな風に
最初の出だしでつまずいてしまい
いつもの調子が出ずに
次のアルファベットを言う時に

ほんの一瞬「何を言おう…」と、迷ってしまい
目の前に置いてあった犬のオヤツの袋が目に入り
ついつい
「D」を「ドギーマンのD」と、言って
ちょっと恥ずかしかった…と、ともに

♪ペットフードはドギーマン♪というCMソングが頭の中に流れた。

CMの刷り込みって恐るべしですね。

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気になって…

ジェイソン・ステイサム主演の
「ハミングバード」という映画を観ていまして
主人公が
他人の家が長期間留守という事がわかり
その間、不法に滞在するわけですが

ガンガン入る現金を
冷蔵庫の中に貯めるんですね。

それはスルーすればいい場面なのはわかる。

しかし
すごく気になってしまうんです。

「いやいや…銀行に預けた方がいいんじゃないのぉ?」とか
「そもそも他人の家に無断でいるわけだから
家の持ち主が急に帰ってきたらどうすんだよ?」と、
気になって、気になって
映画の本筋に集中できないんです。




メリル・ストリープとトミー・リー・ジョーンズが共演した
「31年目の夫婦げんか」の、ワンシーン。

妻であるメリル・ストリープが
いつもの様に夫の朝食用にベーコンエッグを作り
テーブルに置こうとすると
夫であるトミー・リー・ジョーンズが
忙しそうにキッチンに来て

「遅刻しそうだから朝食はいいよ」と、言う。

妻は
「あ…そうなのね」と、言って

ベーコンエッグをキッチンの三角コーナーに捨てながら
「気をつけて行ってきてね」という
何気ないシーンなのですが

えーーっ?!です。

作りたてのベーコンエッグを
何も捨てなくてもいいのではないでしょうか?

サランラップに包んでお昼にでも食べればいいのに。

演出上、あれは三角コーナーに捨てなくても
とりあえず、キッチンに置くべきなんじゃないか…。

いや…もしかして
あちらの方は捨てちゃうのが習わしなのかしら…とか

いやいや…私の知る限りそんな習慣はない。

メリル・ストリープとトミー・リー・ジョーンズという
大ベテランの役者さん同士ですから
細かい演出なんてないんじゃないかなぁ…。
という事は
メリル・ストリープが捨てちゃう生活習慣なのかしらん…とか

気になって気になって仕方がない。




これは職業柄、一番ダメなシーンなのですが
ティーンエイジャーの男の子が学校から帰ってきて
冷蔵庫を開けて大きいパックの牛乳を直に口をつけて飲み
冷蔵庫に戻すというシーンは
よく目にします。

もう…これは耐えられない!!!

口腔内細菌が全部残りの牛乳にいっちゃっているけど
いいんですかぁぁぁ?!!!と、なる。

とりあえず、あの牛乳は即座に沸騰させてから
何かお料理に使うしかないわね…なんて考えたりしてしまい
これも気になって映画に集中できない。



映画の肝となる場面以外にも
デティールを注意して観る癖があり
それが災いしておりますな。

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アンサー

iPhone6plusは大きいから
電話をする時に不便なので
ワイヤレスのイヤホンを買った。



AppleStoreの限定品だそうで
小さくコンパクトだし
口コミをよかったので購入。

6000円でお釣りがくる金額にもかかわらず
iPhoneも同時に充電出来る
タコ足配線型(っていうのかな?)のUSBケーブルと
車でも充電出来る付属品もついていてお得な感じ。

また
電話が鳴ると「アンサー」と、言えば
いちいちiPhoneの応答ボタンを押さなくても通話ができるらしい。

こうゆうトコが大好きで
すぐに飛びつく癖あり。

という事で
先日商品が届いて設定をして
耳に装着して
スタッフにわざわざ電話をさせて

「アンサー!」と、言った…が反応しない。

発音が悪いのかしらん…と“Answer”と、言ってもダメ。

もう…またかよぉぉう…と
サポートセンターに電話をして
試行錯誤した結果
初期不良だそうですよ。

「弊社の製品ではないので
メーカーに電話をしてください」という事を言われたり

「いやいや…トラブルが嫌だから
Amazonでは買わずに
そちらに電話をして
サポートセンターの担当者の方の
イチオシ商品を買ったわけで…」等のやり取りで
昼休みがまたつぶれた。

結局、交換してくれる事となった。

ちょっと思ったんですけどね…。

色々な機能がつくって事は確かにいいかもしれない。

電話のボタンを押さなくても
「アンサー」と、言えば通話が出来るというのは便利。

物凄いスピードで進化する機器に
毎年驚かされる。

しかし便利な様で
実際に大切な時間を削られたり
イライラさせられたりするわけですから
不便なんかもなぁ…と、思った。

スタッフのくわちゃんが
ここ数日、AppleTVの調子が悪く
自宅でネット配信されるHuluが観られないと嘆いていて
「それは大変だわね」と、
ルーターが悪いんじゃないか…とか
色々と調べてみたりしているわけです。

しかし原因がわからない。

昭和の時代…
私が小さい頃、
TVの写りが悪くなると
バンバンとTVを叩くと直ったんですよね。

いたってシンプル。

電話にしても
黒電話が一家に一台あるだけでして
それはそれで不便とは思った事はなかったなぁ…と。

お茶の間にある電話でしたから
コードを出来るだけ伸ばして
ドアの外で小声で友達と長電話をしていると
父が相手に聞こえる様にこれみよがしに
「いい加減にしろっ!」と、言う。
これが唯一、不便と感じた位でしょうかね。

最新機器とやらに囲まれて
便利だと思い込んでいるだけで
実はそれに振り回されている様な気がする
今日この頃でございます。

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昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

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