2人ともいい大人なんだけどね…⑱

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貴族の…

キャサリン妃の出産が
まじかとなっている今
イギリス王室ウォッチングは私の恒例行事となり
毎朝、Macを起動すると必ずネットでチェックしている。

母がエリザベス女王ファンでしたから
私が小さい頃、様々な女王のエピソードを
母、お得意の「さも見てきたかの様に」
身振り手振りを添えて
話して聞かせてくれました。

私の時代はやはりダイアナ。

長男のウィリアム王子が産まれた時には
本当に嬉しくてダイアナ似の彼はとても可愛らしくて
よく雑誌で写真記事を見つけると
熟読したものでした。

さて…王室関連で
ちょっと気になる記事を発見。

『ディプレッツ』という
古い歴史を持つ英国のマナー本があり
「貴族の教科書」と呼ばれている。

このマナーというのも
時代の流れとともに
シチュエーションも変化いたしますから
男性用、女性用と
改訂版が出版されるわけですね。

この『ディプレッツ』の女性用マナー本が
2006年に新しく出版されたという古い記事。

この時期は
キャサリンが未来のプリンセスか?!!と
過熱報道された時期と一致しますから
売り上げもさぞかし伸びたでしょうなぁ…。

さて…このディプレッツですが
よくあるマナー本ではなく
貴族のパーティーや
ポロでの社交シーンでのマナーや
チャリティーイベントでのマナーやら
要するに、我々にはあまり馴染みのないマナーが
沢山載っているわけです。

いかんせん「貴族の教科書」ですからね。

母は独身時代に
かなりのマナー本マニアだったようで
現在もそれらの本が残っている。

そして彼女は
このディプレッツを読んだ節があるんですな。

私が想像するに
独身時代の母は
この本を読みながら
大好きなエリザベス女王の事や
イギリス王室の事を想像して
楽しんでいたのでは?と、思うわけです。

しかし…
どちらのご家庭もそうなのか
母だけが特別だったのか
わかりませんが
彼女は一番最初に産んだ子…すなわち私ですな。

第一子の子育ては全力投球で!という傾向があり
こちらにしてみれば
ありがた迷惑な話なのですが
小さい頃から食事のマナーは本当に厳しくて
尚かつ
(ディプレッツの影響か)社交マナーのウンチクを聞かされて
ハウトゥーを強いられた記憶がある。

しかし…カエルの子はカエルですからね…お母さん。

私の幼少期は
ちゃぶ台で祖母が作ったご飯を食べて
デザートは母がむいてくれた
りんごや柿ですからね。

だいいち、当時の社交パーティー(?!)と、いえば
近所の親戚が集まって
ちゃぶ台を囲んで酒盛りでしたでしょ。

年月が過ぎ
私も結婚し家庭を持ちましたが
夫の不在が多いですから
1人で食事をする時は
ソファにふんぞり返って
映画を観ながら納豆ご飯ですからね。

あまり…いや全く「貴族の教科書」は
やくに立っていないと思うのです…お母さん。

まぁ…知らないより知っていた方がいい事もある

知識は邪魔にはなりませんから
そういった意味では勉強にはなりましたね…多分…?

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小説家

小説家という職業を業にしている人は
羨ましいなぁ…と、最初に思ったのは
今から30年程前に
林真理子さんのエッセイが
当時爆発的にヒットしたわけですが…

彼女のそれを読んでいると
あちこちに旅をして
旅先から原稿を出版社にFAXで送るために
FAXを備えているホテルを探すのに
四苦八苦する…という描写が
よくでていた。

当時はネットがありませんでしたし
FAX自体が新鮮であったのと
自分はどこにいても
締切日までに原稿さえ送ればいいわけね…と、思ったわけです。

ですから
小説家になった自分が
外国にいて
外の景色を眺めながら文章を書く…という想像を
時々するのが好きでした。

その外国は
10代の頃はハワイ
20代の頃はニューヨーク
30代の頃からヨーロッパ
現在は具体的にミュンヘンと
場所は歳を重ねる毎に変わっていきますが
小説家の私…というのを想像…いや妄想していると楽しい。

行動力だけはあるので
今年のお正月にミュンヘンに行った時に
気に入ったエリアがあったので
下調べをして
具体的にミュンヘンの不動産屋さんに
連絡をとった事もある。

売れっ子作家ですから(えぇっ?!)
住居となるマンションは
もちろん一等地のペントハウスとなるわけで
指定したエリアの物件情報を
不動産屋さんに色々と聞いてみたわけです。

ちょっとした世間話をして
担当者の方に
ご職業は?と、聞かれたので

a writerとウソをついておいた。

結果的に
値段が「ひぃ〜〜〜っ!高〜〜〜〜いっ!」と、
泣きそうになったのと
借りるのではなく
買うとなると
何だか手続きがとっても面倒なのと
現在はあまり物件が動いていない…という様な…

まぁ…何と申しますか、
担当者の方も
「こいつ…作家とか言っているけど
どーも、胡散臭い」と、思ったのでしょうなぁ…。

要するに、売る気がないのね。

流石、
その担当者の方は適切な対応をとったなぁ…と。

だってこちらも本当は買う気もないですから。
いや…買えないですし…。

だいいち…
そもそも「作家の私」という妄想の元
電話をかけていますからね。

電話を切って

「あ〜あ。高いから手が出ないや…」って。

高い安いの、問題じゃないですよね?

そもそも私は
作家じゃないですよね?…と
ハッと気付き(遅いっ!)
我に返って「さてと…犬の散歩でも行くか…」と、
現実に向き合うわけですねー。

そして
月末に電話の請求書を見て
「?!!!国際電話って?!!!(←忘れている)」と、慌てるという。

妄想も案外、高くつきますな。

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昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

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