最近のワンコ達

最近のワンコ達…。

食事→遊ぶ→寝る→寝る→遊ぶ→食事と
元気に育っています。





今までは首に違うリボンをつけて
見分ける様にしていましたが
それぞれの個性が出て来て
最近では色を見なくても見分けがつく。

また里親さん達が交代で
離乳食をあげたり
犬部屋のお掃除をしてくださったりと
子犬達の世話をしに来て下さるので助かります。

先日の日曜日の午後は小学生のKちゃんが
来てくれました。

夫の友人の娘さんなのですが
彼の家では家族全員、犬は初めてという事と
室内で飼うという事で
非常に勉強熱心。

ラブラドールは盲導犬というイメージがありますが
実はとてもやんちゃ。

しかし学習能力は高いので
きちんと躾ければ
最高のパートナーになる。

私もDVDや本を渡して
ご両親にも勉強して頂いている。

一番積極的なKちゃん。

「犬は可愛いけどね、
可愛いだけじゃないのね。
ウンチもオシッコもするんだよ。
そういうお世話もきちんとしなきゃいけないし
お散歩が一番大切なのね。」と、言うと

「はいっ!がんばりますっ!」と、
大きく頷くから可愛い。

この日はマツの散歩をして
リードの扱いの練習をしたが
今回は2回目なのと
元々素質があるのか
もう完璧なハンドラーになっていた。

素晴らしい。







自宅に戻ると
子犬達に離乳食をあげてもらって
トイレシートのお掃除もしてもらった。

嬉しそうにやっていたKちゃん。

また来週も来てくれるそうだ。

Kちゃんを自宅に送り
ご自宅にお邪魔させて頂いた。

「ゲージの位置はここで大丈夫ですかね?」
「床が滑るんですけど、大丈夫ですかね?」
ご夫婦も真剣に考えて下さっている。

「まぁ…床は多少はすべりますけれども
かと言って人工芝やコルク材を
リビングに敷きつめるわけにいきませんから
あまり神経質にならなくても大丈夫ですよ」と、アドバイス。

「まぁ、何か問題がありましたら
すぐに駆けつけますから
ご安心下さいね」と、お伝えした。

とても熱心なご家族なので
安心してうちの子を託せそうだ。

現在犬達は7周目。

一番可愛い時期なので
里親さん達も手元に欲しいのだろうなぁ…とは思うのですが
一応、犬としての社会性を学習しておいた方が
飼い主さんにとっても犬にとっても
後々の為にもなりますから
もう少し我慢して頂いて
その分、好きな時に来てもらい
遊んでもらう事にしている。

余談ですが…
母犬のマツは
きちんとしたブリーダーさんから購入した犬で
身びいきで恐縮ですが
比較的きれいな顔立ちをしているわけです。








しかし
父犬の道三は
まぁ…こう言っちゃなんですけど
ハンサムとは程遠い顔立ち。

幸いにも
殆どが母犬に似てくれたのですが
一匹だけやけに体も大きくて
道三にそっくりな子がいる。

それがこれ↓。



何気に私の一番のお気に入りの子です。

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サッチャーナイト

ちょっと古い話になりますが
アカデミー賞2012年は
皆様ご存知の通り
私の一番好きな役者さんの
メリル・ストリープが
サッチャー役を演じて主演女優賞をとった。






その作品が
「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」

この公開をきっかけに
イギリスの元首相であった
サッチャー首相のドキュメンタリー映画が
いくつか公開されたわけです。

サッチャー政権時代は
私はまだ子供で
彼女の政策、当時のイギリスの状況というのは
子供の私はわからなかったのですが
父が「あれは考え方がオトコなんだな」と、言って
政治家としては認めていた節があるという
不確かな記憶が子供心にあり
イギリスといえば
チャーチル首相とサッチャー首相は
私自身が小さい頃に
父親から記憶の中に刷り込みされていた存在でした。






いかんせん、子供時代から私は
父が絶対的な存在でしたからね。

ですから
大大大好きなメリル・ストリープが
サッチャーを演じるとなれば
これはもう盆暮れ正月が一緒に来た様な
嬉しい作品でありまして
それに伴い公開された
いくつかのサッチャー首相のドキュメンタリー映画も
全部まとめて観よう!と、決めまして
先日、まとめて3本観るという「サッチャーナイト」になりました。

彼女の政権、政策には
あえてコメントはいたしませんが
(「あえて」とか言ってるし…。
オツムが足りないからコメント出来ないくせにね…)
3本観終わってから
夫に一言…、

「ゴイサン…私、サッチャーの生まれ変わりかもね」

「またそれかよ。
色々生まれ変わるなぁ…お前は。
だいいち、サッチャーは生きているじゃんか。」

彼女のアイデンティティーの源は
食料品店を経営しながら
市長も務めた事もある父親。

彼女はよく父親の話をしたという。

また理解ある夫と
双子の子供に恵まれ
家庭と仕事の両立には
さぞかしご苦労された事と思う。

また一国の代表として
様々な決断を強いられた事と思われ
まぁ…私なんぞは
しがない小さな町医者でございますが
いかんせん、ポジィティブ思考と申しますか
能天気と申しますか
自分とサッチャー首相をダブらせて観る…ので
「わかるわぁ…その気持ち。」とか言ってみたりする。

ハッピーターンをボリボリ食べながら
ソファにふんぞり返っている私なんぞが
彼女の気持ちがわかるわけない!のですが
一応、経営者として
非常に親近感を覚えた。

またメリル・ストリープの演技はもう…
言葉にはできませんね。

フォークランド紛争の時に
サッチャー首相は究極の選択を迫られる。

財政難の中
アルゼンチン軍と一戦を交えるか否か…。

官僚達は戦争回避をせまり
軍部は一気に攻める事をせまるわけです。

「ご決断を!」
静まり返る会議室。

地図を凝視するメリル・ストリープ。

この「間」がたまらない。
おそらくこの「間」は
彼女のアドリブと推測される。

そして一言
“Sink it”   「沈めて」  (つまり「やっつけちゃって」って感じ)

その迫力ある名演技には
のけぞってしまいました。

サッチャーナイト…堪能させて頂きました。

余談ですが…
“Sink it”のモノマネが
私の中では密かなブームでして
夫に「飯は?」と、聞かれても
暫く「間」をおき
キッと、夫を見据えて
“Sink it” (←意味不明…)

全部これ。

夫もいささかウンザリしている様子でございます。

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ニコッ

金曜日の昼休みは
恒例のタケのクリニック建設の定例会議。

外壁材も一部が貼られはじめ
着々と工事は進んでいる。




石とタイルの白×黒のコントラストがいい。




「早く外観の全体像がみたいなぁ…」と、ほくそ笑む。

定例会議では
色々な業者さんとの個別で打ち合わせをしていくわけですが
今まではどちらかといえば
ある程度、アットホームな雰囲気で
業者さんの専門的なアドバイスを頂戴しながらも
最終的なイメージは
私自身の頭の中に確固たる物がありましたから
結果的には私の好きな様に
パッパと進められてきたわけです。

しかし…
今日の会議で
初めてお目にかかった建具の親方は
一筋縄ではいかなかった。

所謂、THE職人!!!という感じの方で
私はどちらかといえばむしろ好きなタイプの
頑固一徹という印象の方。

いつものチコ節の冗談も
言えない様な雰囲気。

色々と建具の説明してくださるわけですが
専門用語のオンパレードで
そこそこは勉強しているつもりでも
ついていくのに必死でございました。





自宅部分の和室の建具のプランを
持ってきて下さったわけですが
パッと拝見して
もう少し、こう…ひと味加えたくなったわですな。

私は
「これ…格子の数を更に細かくすると
カッコイイで…す…よ…ね?」と、親方の顔色を伺う。

責任者のかず君も
「あぁ…、そうだなぁ…。
そっちの方がかっこいいから
これを更に4等分にして細かくしてくださいよ」と、言った。

親方の顔色が変わった。

………あれ?
………ヤバイ事言っちゃった?

親方はちょっと不機嫌な顔になり
「出来なくはねぇけど…
4等分にすると材料も結構かかるからなぁ…。
手間もかかっちまうし
料金も今までと同じってわけにはいかねぇわけだから…」

そこから
かず君と親方との微妙な
せめぎ合いが始まったわけですよ。

とにかく既存にあるデザインではない物にしたいけれども
予算をオーバーするわけにもいかないし
かといって
業者さんに安く仕事をさせて
ご迷惑をかけるわけにもいかない。

しばらく図面を眺めていて
ふと思うトコロがあり
代案を言ってみた。

京都の母の実家の
町家風の格子戸を思い出したわけですね。

すると親方は
初めてニコッとされて
「それならいいね。」

「予算オーバーしませんか?」と、伺うと
大丈夫だという。

よかったぁ…。

何しろ親方の「ニコッ」が嬉しかった。

本当に建築は産みの苦しみがありますけれども
心地いい達成感がありますね。

楽しい打ち合わせでした。

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昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

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