昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記
前橋の昭和大橋歯科院 院長Dr.チコの日々の想いを綴っています。
また関ちゃんの…
お馴染みのスタッフの関ちゃんが
出勤するや否や
「先生…。私、やっぱり今日から
ダイエットを始めますっ!」と
鼻息が荒い。
またはじまった…。
三日坊主ならまだしも
一日も続かないというダイエット宣言。
これに10年近く付き合わされているから
聞く気もおきない…。
しかし一応
「今回は何があったの?」と、聞いてみた。
関ちゃんの友人が
地元のデパートで洋服を買うとの事で
一緒に同行したらしい。
9号サイズのお洋服を選ぶ友人に
店員さんがつきっきりで
接客していたわけですが
その店員さんは
終始、関ちゃんの存在を無視していたらしい。
友人が試着していて待っている間も
店員さんは横に立つ関ちゃんの事は無視。
「試着室の外で
待っている間も
“最近は暖かくなりましたよねぇ…”みたいな
世間話すらないんですよっ!
私の存在は全く無視してましたねっ!
もう…屈辱ですよ!」と、怒っていた。
そのお店は9〜11号のお洋服しか
置いていないお店なので
関ちゃんには…縁遠いサイズ。
ですから店員さんの
「どーせ、うちの商品は
アンタには着られないサイズだからね。」という態度が
あからさまに出ていたので
非常に頭にきたらしい。
そして彼女は
「私も以前はそのお店で
洋服は買っていましたからねっ!
あんな扱いを受けるなんて…もう…
頭にきちゃいましたよっ!」と
吐き捨てる様に言っていた。
「まぁ…確かにそれはムカつくわな…。
でも、美味しいものを食べるのって
最高だからねぇ…。
無理してダイエットしなくてもいいんじゃないの?
私なんか全然ダイエットに興味ないね」と、言うと
「先生は全てを手に入れてるじゃないですかぁっ!
お金はある、地位もある、人脈もある…
なんでもあるでしょう?
私なんか
金もない、地位もない…、何にもないですからねっ!」
「うん…確かに…。
ないないづくしだな…。」と、頷く。(←否定しない…)
だからせめてスッキリと痩せて
9号サイズで店員さんに
チヤホヤされたいっ!という
彼女の切実な願い…。
また数日前
地元のけやきウォークというショッピングモールで
私の友人の優子にばったり会ったらしい。
「もう…スラーッとしていて
颯爽としていてすごく綺麗だったんですよぉぉう。
やっぱり先生…、太っていると
人間扱いすらされない…って事なんで、す、よ!
今度こそは痩せて綺麗になりますっ!」
「なるほどね…。
だったら頑張りなさいよ」と、エールを送った。
しかし
その日の仕事終わりに
私が愛用しているチーズを
ネットで注文してくれ…とお願いされた↓
これは
プロヴォーネ
パルメザン
リコッタ
ロマーノという
4種類のチーズがミックスされたソースで
ものすごく濃厚でとにかく美味しい。
このままディップとして
クラッカーにつけてもいいし
パスタにご飯にパンに温野菜に…。
また私は納豆にも入れたり
木綿豆腐を電子レンジ4分程チンして
余分な水分を完全に抜いたあとに
彩りに数種類の野菜と
これとあえて食べたりもする。
スクランブルエッグに
生クリーム代わりに使っても美味しい。
とにかく万能なんです。
お値段も425g入りで390円と
非常にリーズナブルなお値段。
(Amazonで30%オフだったかな)
ただしかなりの高カロリーという事と
一口食べたらヤミツキになるので
一日に1瓶食べてしまう事もあるので要注意というシロモノ。
彼女は「6個注文しておいて♡」と、言っていた。
彼女のダイエット宣言も
数時間で気が変わったようです…。
貴重(?)な体験…
段々と歳を重ねてくると
やはり一緒に過ごすには
価値観が似ているとか
例えば
笑いのツボが同じだとか
要するに何か共通項がないと
話をしていても合わないわけですから
一緒にいてもキツイわけです。
時間がもったいない…と、思ってしまう。
先日は何とも言えない
興味深いシチュエーションがありました。
5〜6人の友人達で食事に行った時に
偶然、ちょっと顔見知りの男性にお会いしたわけです。
その方の事は
行きつけのお店で時々お会いすると
お互いにちょっと会釈をする程度。
ただその時の彼は
とても人懐こい笑顔で
感じのいい方だったので
「お食事をご一緒しましょう」と、お誘いを受けた時も
袖すりあうのも何かの縁…と、
快諾させて頂いて
私の友人達と彼とで
テーブルを囲んで食事をはじめたわけです。
ソフトな物腰で
言葉遣いも丁寧で
とてもお話がお好きな方とお見受けした。
長身でハンサムで
パッと見れば
女性にモテる感じもする。
しかし…ある時点から
「ん?」というちょっとした疑問符が
脳裏をよぎったわけです。
「ん?」という疑問符が
「ん?ん?」となり
「ん?ん?ん?!!!」と
どんどん私の頭の中でふくらんできた。
彼の話の内容、そして素振りが
微妙〜に、ホント微妙〜になんですけれども
『なんか…うさん臭い…』
『なんか…詐欺師っぽい…』
『なんか…得体が知れない。』という
私の心の言葉。
こういう多弁な人いたよなぁ…。
そう…羽賀研二っぽい。
彼の裁判で偽証罪に問われ
有罪になった元歯科医師の事を思い出し
嫌だなぁ…と、思った。
パッと見た印象では気がつかなかったが
お話をしてみて
「君子危うきに近寄らず」だな…と確信。
まぁ…その時はせっかくのお食事の席ですし
彼の独壇場となっている状況下
私はかなりの忍耐の元
満面の笑みを浮かべて聞いていたわけです…。
しかし彼の話を聞けば聞く程
よくここまで
「全うに働いて生活しています」感の無い人も
ある意味珍しいというか
私の周りでは皆無なので
まぁ…貴重(?)な体験だなぁ…と
思うようにした…。
友人達の顔色をチェックすると
皆、ニッコリと笑いながら
楽しそうに頷いていた。
この疑問符は私だけが感じているのかなぁ…なんて思いながら
まぁ…何事も経験ですし
色々な人もいるからなぁ…と
自分に言い聞かせていた。
その後、彼とはその場で別れ
友人達と別のお店に行ったわけです。
すると…
全員がセキを切ったように
一気に弾けましてですね…
「あの人…怪しくない?」とか
「絶対にあの人は嘘つき!」とか
「人の目を真っ直ぐに見られない人だな。
目をジッと見る目をそらせるんだよな。
怪しい…。」とか
もう…出るわ、出るわ…。
その話だけで
朝まで盛り上がってしまいました。
やっぱり皆、私と同じ事を考えていたのねん♬
この価値観の共有がいいなぁ…。
また
うさん臭い人だなぁ…と、思いながらも
終始、彼の話に耳を傾けていた
彼、彼女達は
大人だなぁ…と、感心した。
私はその辺は
ちょっと大人げないトコロがありますから
満面の笑みを浮かべながら
相手を傷つけない様にしつつ
かなりきわどい突っ込んだ質問を投げかけた場面もあった。
これはちょっと高度なテクニックがいるわけですが
「あのギリギリのラインのツッコミは
小気味よかった」という友人からの意見も頂戴し
大笑いしてしまった。
価値観の共有できる仲間との
他愛もない話って
本当〜に楽しいですね。
感謝♬
幼なじみの優子との長電話。
特に彼女との電話は面白いので
ついつい長電話になってしまう。
カリスマ主婦の異名を持つ彼女は
とにかく母として妻として
本当にすごいなぁ…と、常日頃思っている。
そういった事に対する配慮、気配りが
ハンバじゃないわけですよ。
さて…
弟のタケの開業と共に
この春からお嫁さんのあゆみと
子供2人が神奈川県から
高崎に引っ越して来て
長女のまはるは小学校一年生として
地元の小学校に通う事になっている。
優子はカリスマ主婦ですから
専業主婦のあゆみの気持ちがよくわかるようで
私では気がつかないアドバイスをしてくれる。
すごくあゆみの事を気にかけてくれるんですな。
「まはるちゃんは3月が幼稚園の卒園式でしょう?
幼稚園の卒園式って
母親はすごく感動するのよぉう。
だからきちんとお祝いをしてあげなさいね。」
ふぅん…そんなもんなんかな…。
ラブラドールのマツも幼稚園に行かせたけれども
卒園式は仕事で行かなかったからなぁ…。
いかんせん、私は全く経験がないから
初めて聞く事ばかりなわけですな。
また例えば
学校に持っていく給食用の巾着袋も
紐の長さにも細心の注意が必要なのだそうだ。
ランドセルの脇に引っ掛ける巾着袋だが
長過ぎると例えば通学途中に
車に引っかかってしまって事故につながったり
机の横にあるフックにかける時に
一年生の机は小さいから
紐が長過ぎると
巾着袋が床にすってしまって汚れてしまうらしい。
私は犬育ては自信がありますけれども
子育ては全然わからなーい!ので
優子の話に
「へぇ…。ほぉう…。へぇ…。ほぉう…。」と
へいほー、へいほーと
頷いてばかりおりました。
巾着袋の紐の長さなんて
どうでもいいじゃんか…と、思っておりましたが
きちんとした理由があるんですね。
世の中のお母様方は
色々とご苦労されているんですなぁ…。
翌日、
お子さんが何人もいるスタッフが3人出勤していたので
「幼稚園の卒園式って感動した?」と、聞いてみたら
受付の平井ちゃんなんかは
「もう…感動して泣いちゃいましたぁ…」と、言っていた。
ふぅん…やっぱりそうなんだ。
マツの卒園式も出ておけばよかったな…
(↑また完全に論点がズレているという犬バカ。)
余談ですが…
優子は若い頃はレースクイーンなんかもしていた程
スタイルも抜群ですごく綺麗なわけですよ。
20代前半の頃
私が彼女の部屋に遊びに行き
彼女のベッドに寝そべりながら
優子がドレッサーにむかい
化粧をする後ろ姿を見るのが習わしで
彼女の豊かな長い黒髪に
ホットカーラーでウェーブを作るのがとても上手で
それを眺めるのが好きでした。
それから四半世紀が経ち
「もう、最近はフェイスラインの生え際に
白髪が出て来たから嫌になっちゃう。
3週間に一度は染めているのよ。」と、言われて
すごくショックだったわけです。
自分の母親の髪に白髪がポツリポツリと見え始めると
子供心にちょっと悲しい気持ちになりますでしょ。
それと同じ心境。
現在も豊かで綺麗な長い黒髪をしている彼女ですが
トイレに行く時に苦労するらしい。
座高が低いのに
髪が長いから
トイレの座面に座ってウォシュレットをすると
毛先が濡れるのだそうだ!
「マジかよっ!」と、座高の高い私が驚くと
「そうなのよぉう。だから
トイレに座ったら髪を前に持ってきて用をたすわけよ。」
「いちいちぃ?」
「そうよ、いちいちねっ!」
「面倒くせぇなぁ…それって…」
「チコちゃんのブログネタで使っていいわよ」との事でしたので
しっかりと書込みさせて頂きました。
優子、ありがとね。
私だけではなく、うちのお嫁さんそして私のブログの事まで
気にかけてくれて…本当に感謝しています。