手前味噌

余計なお世話やお節介とわかっていても
ついつい口にしてしまう事がある。

我慢していられないんですね。

先日、ある男性が電話で
「“手前味噌”で恐縮なのですが
3月は弊社の決済でバタバタしておりますので
4月に伺います」と、言った。

えーーー?!ですよ。

ちなみに『手前味噌』とは
辞書で調べると
「てまえーみそ {手前味噌}
自分で自分のことをほめること。自慢。」と、ある。

その方が言いたかった事は
要するに
「本来はそちらに伺わなければいけないのだけれども
会社の事情でいけないのでごめんなさい」という事ですよね。

ですから文頭に「手前味噌で恐縮なのですが」と持ってくると
意味不明の文章になってしまう。

私も決して言葉は得意ではありませんが
これ…お若い方ならともかくとして
ある程度の年齢で社会的地位のある男性が
言っていいんでしょうかねぇ…。

どうしてもこれが気になって気になって
夜も眠れなかった(うそ)

次の日、その方に
わっざわざ電話をして
「そういう場合は“手前味噌”って言わないでしょ…普通。
そもそも“手前味噌”の意味をご存知なんですか?
私だったら『“私事(ワタクシゴト)”で恐縮ですが…』って言いますねぇ…。
いい大人なんですから、気をつけて下さいよ。
恥をかきますよ。」だって。

言わなきゃいいのにね。

特にある程度の年齢の男性には手厳しい。

逆に、ボキャブラリーの豊富な男性は
それだけで尊敬してしまうわけです。
職業年齢関係なし。

しかしこの私のお節介…
いつもそうなのですが
言ってから後悔するわけですよ。

「やっぱり言わなきゃ良かったなぁ…。
きっと嫌な思いをしたろうなぁ…。」と、思ってしまう。

しかし
またどーせ、繰り返しますぜ…私、バカだから。

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ラッキー君

私のブログでお馴染みの
飯塚ちゃんは
毎週金曜日の
我が家の英会話教室に来ているヒト。

とても美人で感性の豊かなヒトなので
私の大好きな女性のひとり。

大勢での飲み会の席でも
どちらかといえばいつも聞き役で
とても控えめなヒトなのですが
時々驚く様な勇気ある行動に出るから尊敬する。

以前もこのコトは書込みさせて頂きましたが
殺処分寸前だったラブラドールのラッキー君を
施設から保護したわけですね。

癌があちこちに転移しているので
里親さんも決まらずに
殺処分が決まっていたわけですが
海外在住のある日本人女性が
手術費用を負担してくださる事になり
宮崎県の里親さんも決まっていたのですが
ラッキー君の病状が思いの外、悪く
一時預かりするつもりだった飯塚ちゃんですが
現在はラッキー君の里親になった。

飯塚家の環境にも慣れ
家族の皆に大切にされているラッキー君は
先日、手術をしたという。







その後、彼女のお母様が患者さんでいらした時に
ラッキー君の事を我が子の事の様に心配しておられ
飯塚ちゃん自身も
本当に親身になっている旨を仰っていた。

お母様は
「うちは他に犬2匹と猫が5匹いるのよね。
もう放っておけなくて…。
主人も大好きだからねぇ…」と、笑っておられた。

とても素敵なご家族だなぁ…と、思った。

飯塚ちゃんと私は
2人の時は殆どが
殺処分やらパピーミル等に対する憤りについて
話す事が多いのですが
「では具体的に
あなたは何が出来るわけですか?」と、聞かれると
返答に困ってしまう。

ですから飯塚ちゃんの勇気ある行動は
心から尊敬しちゃうわけですね。

彼女のお母様は
「全くもう…いつまでたっても嫁にもいかないで
困っちゃうわぁ…」と、苦笑いされておりましたが
本当に美人な彼女は
こう言っちゃなんですけど
彼女がその気になれば
引く手数多だと思うのですがね。

目下の彼女はラッキー君の事の方が
彼氏云々よりも大切なんですな。
何故かといえば
ラッキー君は癌が転移しているため
余命が少ないんです。
ですから
彼女はプライベートの時間は
いつもラッキー君と過ごしている様です。





ラッキー君はその名の通り
飯塚ちゃんと出会えて
本当にラッキーなワンちゃんです。

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昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

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