儲け話

最近「資産運用」関連の
勧誘の電話や営業が非常に多い。

彼らの話だけを信じればですよ、それはもうオイシイお話で
普通に仕事をしているのがバカバカしくなる。

確かに私の友人でも
上手に運用してそこそこの利益をあげているヒトもおりますが
私は全くそういったコト…興味がないのですな。

そんなオイシイ儲け話なんぞは絶対に無い!と、信じておりますし
お金というものは、額に汗して働いて
その代償として頂戴するものだと思っておりますから。

確かに現在、銀行にお金を預けたって殆ど利息なんてありませんけど…
いいんです…それで。ノーリスク・超ローリターンで結構。

そういえば…
先日、「これはいかにも怪しいだろぅ…」という営業のヒトが来ました。

20代前半の“営業主任”の肩書きを持つ彼が
一生懸命私に資料を見せながら
資産運用の話を説明してくれたんだけど…
全然興味も無いし、話の内容もチンプンカンプン。

ただ最終的にわかったのは
「一ヶ月で利回りが38パーセント」なんだそうな。

「え?じゃあさ、あなたに100万円渡したら
一ヵ月後には138万円になるって事?」と、露骨に嫌な顔をして言うと

そうだと言う。但し、一口600万円かららしい。

あのねぇ…いい加減にしなさいよ…。

ってゆうかさ、あなたのワイシャツの胸のボタン…ひとつ掛け違えているのが
さっきからずっと気になってたんだけど…
私の人生も、
あんたのボタンみたいに掛け違えられたらたまったモンじゃないんだよねぇ…。

その“営業主任”には早々にお引取り頂いた。

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関化

もうここ暫くの間…仕事が終わると日課となっているEMS。

憮然とした表情で
二の腕とお腹そして下半身にそれを装着し低周波を流す。

そして不機嫌そうにリクライニングしたソファに寝そべり
テレビを観る。

「な、なぁ〜んとっ!一時間装着するだけで
腹筋200回に相当〜っ!」なんてコマーシャルでもやっているけどさ
それなら普通に腹筋した方がいいでしょう。10分もかからないですよ…200回なんて。

確かに効果はあるけれど…
時は金なり…時間がもったいなくて苛々する。

そして週に二回通うエステ。

確かにびっくりする位効果はあるし
お値段もリーズナブルだし
オーナーのSさんは癒し系の素敵な女性。
お顔を拝見すると、ちょっと気持ちがホッとする…けどさ
こんな生活をいつまで続けるのかよぉ〜と
泣きたくなる。

まぁ…半年間位は運動禁止なわけですから
年内はずっとこれでしょう?!

「昨日なんかさ、旦那と一緒にパスタを500グラム食べちゃった!
ガハハ〜ッ!」と、高笑いするスタッフの関。

太りたくない、たるみたくないと
病的なまでにストイックな生活を送る私と相反する彼女ではあるけれど
なんだか関ちゃんの方が幸せそうなんだよなぁ…。

いっその事…関化しちゃおうかなぁ…。

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甘えん坊?

「右下8番(親知らず)が痛いんだよねぇ…」と、数日前から夫が言う。

定期的に痛みがでるのよね。

彼のケースは水平埋伏智歯といって
親知らずが真横に生えているケース。

完全に骨の中に埋まっていれば問題ないのだが
ほんのチョコットだけ表面に顔を出しているから
そこから炎症がおきちゃったパターン。

「じゃあ、明日の夕方に抜いちゃおうか?」と、言うと

あ〜でもない、こ〜でもないと
意気地の無いことを言っていたが
結局当日ユニット(診療台の椅子)に座らされるハメに。

それでも最後まで
「あれかなぁ…やっぱり消毒だけにしておこうかなぁ…」などと
アシスタントのえりちゃんに助けを求めていたが
適当にあしらわれていた。

最終的にはカンネンしたようだ。

笑気麻酔を吸いながらあっけなく終わった抜歯。

よく「抜歯は痛いですか?」と聞かれるが
抜歯は全く痛くありません。何故かというと麻酔が効いているから。

しかしですね
特に横に向いて生えている親知らずなんかは
抜いた後、麻酔が切れるともちろん痛みが出ますよ…骨にあるものを
無理矢理抜くわけですからね。

しかしそれは痛み止めの飲み薬や座薬などでもちろんカバー出来るわけです。

そして抜歯した翌日
夫の頬が案の定、少し腫れていた。

「少し腫れている感じがするんだけど…」と、いつになく弱々しさをアピールする夫。

「当たり前です。その程度ですんで感謝してもらいたいわよ。
下手なのが抜いたら“ど根性がえる”に出てくる“ウメさん”みたいになっちゃうんだからね。
ムーミン程度でむしろ可愛いわよ」と一笑する私。

基本的に女性に比べ男性の方が痛みに弱い方が多い気がする。

ある男性の患者さんは抜歯後、数日たってから来院して
「先生、3日間も痛くて一睡もできずに何も食べられなかったんだよぉう」と、おっしゃった。

「一睡も出来ずに、全く食事も出来なかったんだ…大変だったわねぇ」と、いうと
「そうなんだよぉう、先生〜ぃ」と泣きそうな顔をしていた。

その後、別の日に治療にいらした彼の奥様に聞いたら
「えぇ?先生、そんなのうそよぉ〜っ!ガァガァ寝てたし、よく食べてたわよ。
あのヒト、大げさなのよ」と、大笑いしてらした。

要するに男性の方が
ちょっぴり甘えん坊なんですな。

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昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

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