昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

郵便物をチェックしていたら
『群馬の森さわやかマラソン』のエントリー票が届いていた。

腰さえ痛めていなければ狂喜乱舞するトコロであるが
一気に凹む。

ゼッケン番号７８３

「７８３か…ナ、ヤ、ミ、無用…リーブ２１みてぇだな」と不機嫌につぶやき
エントリー票をごみ箱に投げ捨てる。

「参加賞のＴシャツだけでも貰ってきましょうか？」と、
スタッフのナカジが気を利かして言ってくれたが
「いいよ…、だって参加してねぇもん」と、更にイジケル。

最近
ランニングしている人を見かけると
「私の分まで頑張って走ってくださいね！」なんて気持ちになれると
スポーツマンらしいというか
人間的にも少しの成長が見受けられるのでしょうが
悲しいかな、実際はイラッとしちゃうんですよね。

「おう、おうっ！なんなんだよぉう！
そんな爽やかそうに走りやがって！
こっちとらねぇっ！ドクターストップがかかちゃってんだよぉう！
走れないんだよ〜だっ！文句あっかぁ？！」と
親のカタキみたいにランナーを睨み付ける。

八つ当たりもハナハダシイ。

また女性雑誌をパラパラとめくっていると
『夏の紫外線対策特集』なんてページが目に入ると
ランニング用に
沖縄のＤＦＳで大量に買っておいた日焼け止めクリームの事を思い出し
「フン！外に出ねぇから関係ないね！」と、またイラッとして
雑誌を閉じてしまう。

つくづく
私という人間は××の穴の小さい人間なのでございますよ。

例えば…
昔は水は水道から出るものをコップに入れて飲むもので
お茶は急須にお湯を入れてからしばらく時間をおき
湯飲み茶碗に入れて飲むものと相場がきまっていたわけで
ペットボトルで水やお茶が売り出された時には
「そんなモンわざわざお金をだして買うかよ。贅沢でしょう…？！」なんて思いましたが、
今ではそれが普通ですよねぇ。

私なんぞは冷蔵庫に「お〜いお茶」の500mlのペットボトルを常備していて
お客さんが来てお茶を出すときも
「はい、どうぞ」と、お茶を手渡しするという具合。風情も何もあったもんじゃない。

それからネイル。

職業柄、足の爪だけですけどね。

昔はネイルサロンなんてありませんでしたから
お風呂に入って爪の生え際の甘皮をふやかして
カレーのスプーンでグイグイ押して
それを小さなハサミでカットしてから
自分でマニキュアを塗っていました。

そしてチラホラとネイルサロンなるものが出来始めた頃も
「あれは芸能人なんかが行くトコロなんだろうなぁ」と思っておりましたし
当時はお値段も結構高かったんですよね。

しかし現在では普通に「あ…そろそろ行かなきゃだなぁ…」という具合に
美容院感覚になっているし、お値段も昔に比べてかなりリーズナブル。

ちなみに私はカルジェル等はあまり好きではなく
いまだにマニキュアを塗ってもらいます。

そして3日に一度のペースでお風呂上りに
トップコートを一層だけ必ず塗るようにしています。

すると絶対に先端が剥がれたり
ツヤが無くなったりしないのよね。

しかし一ヵ月半から二ヶ月程すると
カラーは綺麗な状態なんだけど新しい爪が生えてきて
すごく気になっちゃうんだなぁ…。

金銭感覚の無い浪費家の私の様な者が
こんな事を申し上げるのもハナハダセンエツではございますが
人間というのはあっという間に贅沢に慣れてしまうものなんだなぁ…と
つくづく感じつつ
今日の昼休みにネイルサロンへ行ってきます。

今朝シャワーの後
髪にドライヤーをかけていたら新たな白髪を発見した。

「ほほぉう。おぬし…新顔だな。
ま、これから末永くお付き合いしましょう」という気持ちで微笑んだ。

現在、私の確認出来る範囲ではあるが
現存している白髪の数…5本。

この白髪…私はプラチナブロンドのメッシュだと思っているので
決して嫌ではないし今後増えていっても、全く染めるつもりはないのよね。

月に一度は染めているという友人曰く
「チヒロはまだ少ないから、そんな悠長なこと言ってられるのよ」と、いうが
うちの母になんぞは
「白髪は神様が“今まで頑張って生きてきたねぇ”と
ご褒美にくださる“銀賞”だから染めないの。」と、昔から一度も染めたことがなく
現在は「どんだけご褒美もらっているのよ！」という位真っ白である…が
髪質が艶々していてかっこいいと思う。

そういえば
夫もここ数年、めっきり白髪が増えた…気がする。

「チコとの結婚生活は
毎日がギャンブルみたいにハラハラドキドキだからさ」と、彼はよく言うが
何だか苦労かけているようで痛々しい…良妻になるように…努力します（？）。