昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

昨夜、仕事を終えて２階に上がると
ラブラドール夫婦がTVを観ていた。

番組も終盤でチラッとしか観なかったので
詳しい内容はわかりませんが

国際結婚をして
ご主人の国で生活されているご夫婦の特集みたいなものを
やっていたようですね。

「上海の夫は妻に尽くす」という内容で
ある30代ご夫婦の日常生活を取材したものでした。
（奥様は日本人）

共働きのご夫婦で
家事全般はご主人がやり
甲斐甲斐しく奥様にフットマッサージを施したりして
まぁ…よく奥様に尽くしている光景が画面に映る。

「家事は（奥さんと）２人でやった方が楽しいし
僕の父も家事はやっていたので
別に特別な事じゃないです」というご主人の模範的なコメントに

スタジオの女性陣は
「上海の男性はいいですねぇ〜。
あんなご主人を持つ奥様が羨ましい〜。」と、言っていた。

また「上海に行って（結婚相手を）探そうかしら」とも言っていた。

確かに
あちらでは共働きが主流で
食事も比較的外食が多く（値段が非常に安いらしいです）
家事も共同でおこなうのが一般的というのは
よく聞く話でございますね。

この習慣は特に文革以降に特に目立ってきた流れという印象。

では中国全般の風習がそうか…となると
例えば
パール・バックの「大地」なんかを読んでみると
やはり昔の女性は相当ご苦労されたようですし

80年代に一人っ子政策というのがございましたよね。

その政策下に生まれた人、バーリンホウと言われていますね。

Wikipediaによれば
バーリンホウは
祖父母6人の大人から一身に愛情を受けて育つため甘やかされ
小皇帝とも呼ばれ、それ以前の世代とは異なる価値観を持っているそうですな。

一般的には個性や自己アピールが強い反面
プライドが高く、精神的に弱く
責任感が薄いと言われているそうですね。

これが事実とすれば
バーリンホウ同士の結婚生活を想像すると
どうなっちゃうのかしらん…と、
上海の離婚率を調べてみると
案の定、38%と非常に高いですね。

TVのコメンテーターの女性の
「上海に行って結婚相手を探そうか」という安易な発言。

これはあくまでも私の憶測ですが
例えば仮にバーリンホウの男性と結婚して
これも例えば夫婦喧嘩をしたとする。

自己アピールが強く精神的に弱く
責任感が薄いご主人は

「僕、悪くないもん！」と、いちいち実家に帰ってしまって
奥さんの愚痴をこぼすわけですな。

ご主人サイドの祖父母合計6人が
「そうか、そうか。それは嫁が悪い！」と、なる。

日本から単身、上海に嫁いだお嫁さんは
悶々と家に独り、ご主人サイドの親戚から非難を浴び
仕方がないのでSkypeで実家の両親の顔を見て涙する…という
一連の流れが想定できるよなぁ…と、思った。

まぁ…私の推測も非常〜に安易ではございますが
「上海の夫は妻に尽くす！」という
いい面だけを放送してしまうのは
如何なものかと思いましたです。

スタッフの桑ちゃんと新井ちゃんと世間話をしていて
新井ちゃんの
「私が小学生の時には歯医者に行くのも
一人で自転車に乗って行っていました」と、言うのを聞いて

確かに…と、思った。

車も今ほど多くはなく
道路を占領して遊べましたし
子供同士で移動するのも
自転車でございましたね。

新井ちゃんの言う通り
歯医者と塾と映画館は
よく自転車で行っておりましたなぁ…。

のどかな時代でございましたね。

自転車といえば
小学生の頃に流行ったのが
“立ちこぎ”をしてスピードを加速し
ある一定のスピードになると
ハンドルから手放しをして
道路の道幅一杯にS字状にクネクネ走るのが

ちょっとカッコイイ時代があったわけです。

今、思うと非常に危険な乗り方ですし
まぁ、転倒もするわけですが
あまり騒ぎにならない時代でございました。



自転車の苦い思い出がございまして
当時流行った変速ギア付きの
新しい自転車を買ってもらい
よっぽど嬉しかったのでしょうな。

公園の滑り台の上に自転車と一緒に登り
カッコよく滑り降りようとしたら（やる事がアホ過ぎますね）

滑り降りる途中で横に転倒し
自転車と一緒に転落したんですな。

ものすごい痛かったのでしょうが
それより心配だったのが新しい自転車。

案の定、思いっきりまがっていて
乗れる状態ではなくなってしまったわけです。

見ていた友人達が
呆然としていたのと

私自身はとにかくバツが悪かったので
「全然痛くないし、
まがった自転車の件も全く問題なし！」という振りをしたという

２点の記憶は鮮明に覚えております。

まがった自転車を引きずりながら家に戻ると
次から次へと珍事を起こす私に
相当両親が腹を立てまして
もちろんこっぴどく叱られて
「古いのに乗っていなさいっ！」という厳しい通達を受け
自分の部屋で一人…落ち込んだ記憶あり。

「新車納車当日に事故で廃車」という心境ですな。

（…と、書いていて
妙に韻を踏んでいて
「ラップみてぇだな。」と、思い

「♪しんしゃのうしゃとうじつにじこではいしゃ…」と、ラップっぽく口ずさむと
スタッフの桑ちゃんが苦笑していた。）


ちょっと驚きましたのが
警視庁のHPの自転車の定義を閲覧しておりましたら

現在は子供同士の二人乗りは禁止なんだそうですね。

昔は子供同士の二人乗りはよく見かける光景でございました。

これも流行ったのですが
後部座席に座った子が
スピードが出ると立ち上がり
両手を運転手の肩に乗せて乗るというスタイル。

更に高度になると
運転者が手放しのS字状で
後ろの子が立つという
サーカスの様な事もしておりましたですなぁ…。

危ないっちゃぁ…危ないですね。

擦り傷、切り傷は絶えなかったですが
まぁ…大きな怪我もなく
よく無事に過ごしたものだと
我ながら驚きますね。

懐かしい思い出でございます。

どの業界も上下関係というのはあるもので
大学時代の先輩でちょっと面倒な人がいる。

しかし一応
その方には
それなりのきちんとした対応はしてきたつもりでした。

彼女の何が面倒かというと

まぁ…一番最初に思い浮かぶのが

とにかく人の悪口が好きというか

全く根拠のない悪口…それって嫉妬じゃね？という類のモノが多く
話をしていてもつまらないんですよね。

ちょっと小綺麗な女医さんあたりを
目の敵にする傾向がある。

人様の事なんて
どうでもよくねぇかなぁ…と、思いつつ
なるべくかかわらない様に距離を置いてきた…が

FB関連で連絡が来るようになり

少し前の事になりますが
「遊びに行くわよ」と、（来なくてもいいのに）
アポなしで突然やってきた。

ご主人も歯科医師で
彼女は子育てがありますから
一線から退いており
まぁ…先輩と言っても
殆ど現場をご存知ない方。

さて…この方ですが
悪い人ではないのでしょうし
幸い、私には好意的に接してくれるのですがね。

迷惑なんですな。

こちらは仕事中ですから
アポなしで来られても困る…のに
あちらは気にしない。

また裏のオフィスで待っていればいいのに
診療室に入ってきて
レセコンを無断でいじって売り上げをチェック。

またうちのスタッフを見て
「私はあの子は好きじゃないわね」と、言った。

これがどの位、失礼かと申しますと

えっとですね…

例えば、夕食の支度で一番忙しい時間に
友人が突然訪ねてきて
リビングにドカーンと座り
無断で勝手に家探しをして
引き出しを開けて貯金通帳をみて
挙げ句の果てに
「アンタんちの子供、好きじゃないわね」と、言ったとする。

この位、失礼な言動なんですな。

この段階で相当、キレそうでしたが我慢した。

そういった言動がいかにも彼女らしいのでね。

むしろ学生時代よりも
そういった部分が悪い意味でパワーアップしたなぁ…と
妙に感心してしまった。

私の仕事が終わると
彼女は「飲みに行こう」と、言い
「勘弁してくださいよ。私も疲れているし…」と、言っても聞かない。

ので、飲みに行った。

お会計の時に
彼女は全く支払う気がないようなので
私が払った。

もちろん「ご馳走様」もなし。

「ど田舎の群馬にしては
なかなか美味しかったわよ」と、言った。

後頭部を蹴ってやろうかと思ったけど我慢した。

まぁ
それもいい。

それもいかにも彼女らしく
あそこまで図々しいと
むしろ潔さすら感じました。


台風の目の様な人ですから
色々な後輩の所へ行っては
同じような言動をされているのでしょうなぁ…。

様々な被害届が報告されております。

さて…今朝、メールを開いてみると
彼女から「お元気ですか？」というメールが届いており
一気に凹んだ。

「また飲みましょう！」には
絶対に嫌だねっ！と、苦笑。

「台風１６号が関東地方に近づいております」という
ニュース速報を聞いた様な気持ち…。

憂鬱でございます…。