昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

先日、会社勤めの女性の患者さんから
面白い話を聞いた。

男性社員の事。

高級レストランでご馳走してくれたと思ったら
こっそりと領収書をもらっていた男性…と
普段何気なく…ミスタードーナツを買ってきて
「皆で食べてね〜♬」という男性。

100%後者の方に
女性社員の支持が得られるのだそうだ。

「案外、我々オンナって
そうゆう細かいトコをチェックしてますからねぇ〜」と、彼女。

爆笑した。

こういった細かいチェックが入る中
女性社員の支持を得るのは
非常に大変なんだなぁ…と。

ここでちょっと考えてみたのですが
女性の細かいチェックというのも
私は案外嫌いではなくて
これはつまり“細かい気配り”にもつながる場合もある。

ですから
女性同士の飲み会、お食事会というのは
お互いにちょっと気を使いながら
ある程度の距離感を持って話をするので
とても心地よく楽しい。

一方、
男性事業主の方々の集まりに参加すると
時々一部の
体育会系的メンバーの飲み会に参加すると
そのエネルギーには
圧倒される事がある。

小学生の頃
休み時間になると
教室の後ろでプロレスごっこ遊びをしている男子生徒がいて
「何が面白いんだか…」と、思った事が多々ありますが
ちょっと雰囲気がそれに似ているわけですね。

「バカじゃねぇの！お前！」
「何言ってんだよ！お前！」
「いやぁ…それは間違っているよ！お前！」

お前、お前とうるせぇなぁ…
お酒の席なんだから
「そうなんですか…」と、軽く流しておけばいいじゃねぇか…と
苦笑した事がありました。

しかし一番、苦笑させられるのは
私自身なんですがね。

私がまだ若い頃、
お酒の席になると
お説教する中年の男性というのが必ずいて
「うっとうしいなぁ…」と、思った事がありますが
最近の私は
男性の飲み会の席に若い男性がいると
その鬱陶しい「お説教オジサン（？！）」になる傾向がある。

先日もある若い男性社員の方と飲んでいて
彼の
やれ「人生がどーのこーの」とか
やれ「社会がどーのこーの」とか
やれ「俺の生き様がどーのこーの」とか聞かされていると
面倒になってしまう…。

「私の半分しか生きていないんだからさ…
アナタの生き様とか…どうでもいいんだよなぁ…。
オトコは黙って淡々と仕事しなさいよ。
人生だの社会だのってグズグズ言うなら
事を成し遂げてから物言えよ…」みたいな事を
言わなきゃいいのに言ってしまう…。

お酒の勢いで言ってしまって
翌日反省…。

しかし…いかんせん、オツムのレベルが低いから
学習しませんでしょ…私。

また同じ事を繰り返す…アホですな。

女子会ではそういった事がないですからね…。
やっぱり気が楽なんですね。

殆どオッサン化している私ですが
やはりまだ…ほんの少し…
女性の部分が残っているのかもしれませんな…多分…。

昨日の夜はいい事がありました。

まず
妹の典子の夫の敏さんが
夜に再度訪ねてきてくれて
２人で久しぶりに
ゆっくりと話が出来ました。

彼と私は同じ年ですから
昔からウマがあうんですね。
とてもリラックスした時間を過ごせました。

典子と敏さんは学生時代からのお付き合いでしたから
私も敏さんとは四半世紀の付き合いになるんですなぁ…。

昨日、まじまじと彼の顔を見て驚いたのは
何となく顔の表情が
典子の表情に似てきたのね。
典子が敏さんに似てきたのかな…。

父が入院している時に
父の頭を優しく撫でる母の顔と
スヤスヤと眠る父の顔がそっくりで
驚いた事がある。

夫婦というのは
一年一年、歳を重ねる毎に
年輪の様に
顔というか表情というか
何か雰囲気が似てくるのかなぁ…と、思いました。

また
こちらのブログでお馴染みの
親友の優子の妹のミキから
サプライズの電話があり。

彼女との久しぶりの長電話が
嬉しかったなぁ…。

「チコちゃん、今度一緒に飲もうね」というミキに
「いいよ、いいよ。」と、目を細める私。

やっぱり妹の様に可愛い。

古くからの家族ぐるみのお付き合いというのは
いいですねぇ…。

隠し事がないから。

近々、是非飲みたいなぁ…と、思いました。


ちなみに…
最近の子犬達の近況…。

昨夜から
一匹の子がヨロヨロと歩き始めました。

母犬というのは
産まれたての赤ちゃんにお乳を飲ませた後
それぞれのお尻の部分をペロペロと舐める。

赤ちゃんはまだ自力で排泄できないから
刺激を与えて排泄を促すと同時に
排泄物を母犬が全部舐めて
清潔な環境を保とうとするんですね。

ヨロヨロと歩き始めた黄色ちゃんは
その後、ちょっと力んで自分で排泄。

その後
またヨロヨロとあるいて
コロッと転んで寝てしまった…。

黄色ちゃんの初の自力排泄に
夫と２人で涙目で感動…。

すぐにティッシュで取って
２人で真剣にウンチチェック。

「いいウンチでしゅね〜♬」と、更に感動。

母犬が外でご飯を食べているすきに
敏さんも子犬達にご対面。

「もう…これはたまらないなぁ…」と、
犬好きの彼は満面の笑みで
デレデレでした。

今日は妹の夫の敏さんが
患者さんの美容外来の施術に来てくれた。

うちのクリニックでは
定期的に彼に来てもらって
ほうれい線が消えちゃうRedensityというヒアルロン酸注射や
Dermapenという注射で
様々な成長因子やビタミン、ヒアルロン酸を注入したりと
諸々とお願いしているわけですな。

彼は講師なんかもやっているから
安心してお任せしています。

しかし彼が１〜２ヶ月に一度しか来られないので
患者さんには決まった日に同時に来て頂いて
敏さんのレクチャーの後に施術が始まるという感じ。





女性の「綺麗になりたい」という願望は
やはり強いですから
敏さんのレクチャーを聞く患者さん達も超〜真剣っ！

また患者さん同士も「綺麗になりたい」という
共通目的があるから
おのずと皆、仲良くなり
サークルの様な雰囲気で面白い。

「Tさん！すごいじゃな〜い！
ホウレイ線が全然無くなったわね！」と、１人が言うと
全員がコックリと大きく頷き
ドヤ顔のTさんが
「ウフフ…でしょう〜？！
娘にも『ママ可愛くなったね』って
言われちゃったのよぉぉん！」と、高笑いする…という構図。

また新しい患者さんが入ると
「よろしくお願いします〜♬」
「ど〜も〜♬こんにちは〜♬」

ちょっとお料理教室っぽい。

レクチャーの後、皆がそれぞれ
延々と世間話になったりしちゃうものだから
一応「そろそろ始めたらどうなのかな？」と、催促すると
ゾロゾロと診察室に移動。

見ていて面白いのは
ドクターと患者さんの周りを
患者さん達がグルッと囲み見学する…という構図。






確かにホウレイ線なんかは
瞬時に消えちゃうので
「すご〜い」とか「わぁ〜」とか
TVショッピングみたいに
いちいち歓声があがる。

病院の雰囲気ではない。

やっぱりお料理教室っぽいな。

しかし
皆さん、笑顔で元気になってお帰りになられるので
私としてもとても嬉しい限りでございます。