匿名

ゆう子先生のお母様が所有されている
マンションのリフォームのデザインを任されて
先日工事が終了し
所謂、不動産の
中古マンション情報サイトに写真がアップされた。

見た。

えーーーーーっ?!!!!!!!!

びっくりしたわけですよ…。

もう…呆れる程
撮影が下手!!!

壁紙や床材の微妙な質感が出ていない…とか
そういったレベルの写真ではなく
これは小学校1年生の甥の龍之介の方が
まだ上手に撮れるのでは?というレベル。

逆光って!!!

あれって自分の作品ですからね。

何だか冒涜された感じがして
頭にきたわけですね…。

だって巨匠ですからねっ!(…巨匠じゃないってば…)

早速、不動産屋さんに電話をして
担当者の人に電話をつないでもらった。

仮にKさんとしましょう。

Kさんはお客さんからの電話だと思ったのでしょうね。

元気のいい声で
「お電話代わりましたっ!担当のKでございますっ!」

非常に感じのいい方。

「あのですねぇ…
この物件の写真の事なんですけねぇ…。
どなたが撮影されたのぉ?
まぁ…プロじゃないわよね。
私が推測するにあなたが撮ったんじゃないの?
それもデジカメでっ!
逆光って…。光が反射しちゃって
心霊写真みたいになっているじゃないっ!」と
弾丸の如く喋りまくったわけですよ。

「はい…。
あの…どちら様で…?」

「どちら様でもいいじゃないのっ!
あの部屋をデザインした者ですっ!」

我ながらコソクである。
匿名なんですから。
文句を言いたいわけですから
匿名ですよ…一応事業主なんでね。

するとKさんは
「大変申し訳ありませんでした。
写真の撮り方をご指導頂きたいのですが
これから打ち合わせなので
2時過ぎにかけ直します…」と、言う。

「『ご指導頂きたい』?
って事は
私があなたを指導するわけですよねぇ…。

だったら普通はさ
『ご指導頂きたいのですが
そちら様のご都合のよい時間におかけ直しさせて頂いても
よろしいでしょうか?』じゃないのぉ?!!

なんで教える側の私が
あなたの都合に合わせなきゃいけないのよっ!」

匿名っていいですねぇ…。

言いたい事を言える…我ながらホ〜ント卑怯。

「まずさ…
例えば北側の洋室…。
床材をどう思った?」と、私。

「いや…。フローリングですよね…」

「かりん材ですよっ!無垢のねっ!
ってゆうかさ…お客さんに材質を聞かれたらどうするのよっ」

「いや…通常は床材の材質までは聞かれませんから…」

「それっておかしいっ!
私だったら聞くわよ!
徹底的に聞くね…だって高い買い物だからねっ!

まぁ…100歩譲って聞かれなかったとしてもで、す、よ!

お客さんを現地にご案内した時に
『これはかりん材の無垢を使用しておりまして…
通常の一般的な中古マンションでは
珍しい、高価な物でして…』という風に説明すれば
お客さんだって
『へぇ…なるほどぉ…』って思うと思うわけよ」

「確かにそうでございますねぇ…」と、
感心しているKさん。

素直。

なんか…いい人。

彼の実直な性格が
電話を通して伝わってくるので
「匿名」の私としては
最初は頭にきていたけれども
段々、怒りがトーンダウンしてきたわけです…。

さて…
Kさんは私が指定した時間
夜の9時10分きっかりに電話をかけてきた。

彼の身長を聞いて
「室内を撮るなら
基本的には夜の方が綺麗に撮れるわよ…あとフラッシュはダメね」とか
「和室東南の角の窓から30センチ程度の位置に立ち
正座をして北西方向に向かって撮るわけだけれども
天井:壁:畳を1:3:1の割合で
フレーム内に納めて」等の細かい指示をだしたわけですよ…匿名がね。

写真の撮影するアングルを説明しながら
例えばドアの木目にこだわった部分なんかを
ちょっとプチ知識とし説明する。

するとKさんは
「なるほどぉ…。それをお客様にお伝えすれば
付加価値がでますものねぇ…。
いやぁ…ありがとうございます」

Kさん…いい人過ぎる…。

最初は文句を言ってやろうと電話したつもりが
だんだん世間話なんかしてしまったりして
最終的には
私は匿名をやめて実名になっちゃった。

今回の事を
自分に置き換えて考えてみた。

自分で独立して仕事をしていると
何事も自分の立ち位置に置き換えて
考える習慣が身に付く。

私の仕事もそうですけれども
基本的には「人対人」なんですよね。

「一生懸命やらせて頂いてます」という気持ち…誠意が
相手に伝われば物事は思ったよりスムーズにいくんだなぁ…と
あらためてKさんに学ばされました。

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イヴ

24日はみっちゃんと
軽井沢に行ってきました。

お気に入りのピザ屋さんのエンボカ。

場所が移転したんですねぇ…。

ウェグナーやイームスの椅子を置いて
全くイメチェンしたお店になっていたのでびっくり!





ピザはやっぱり美味しかったです。
ゆりねとプロシュートのピザをハーフ&ハーフで。
蒸し野菜の盛り合わせがメニューから無くなっていて
釜で素焼きにした野菜の盛り合わせになっていました。
やっぱり蒸し野菜の方が美味しかったなぁ…。
ちょっと残念…。















その後はいつものアウトレットのお店で
お買い物。

「チコちゃん…。
そのベストはやめた方がいいわよっ!
意味わかんないよっ!
紫って!!!だいいちそのフリンジが!!!!」と
慌てておりましたが
「確かにそうね。
これを着こなせるのは
ドン小西か
みうらじゅんか
私位しかいないわよね…」と、不敵な笑みを浮かべ
強行購入…。だって90%オフだしね。

「確かにドン小西ね。DKFって書いてない?(ドン小西ファクトリー)」
なんて、丁々発止の
みっちゃんとの会話を楽しみながらの買い物は楽しい。

冗談で買ったけど
案外履きやすくて仕事用にいいなぁ…と思ったのがこれ。






ニットの靴下の底がゴムで
一応「靴」なんでしょうね。

靴下靴?

アウトレットでのみっちゃんとの買い物は
釣りに似ている。

笑っちゃうレアものに遭遇するわけですね…。

こんな靴下靴って…。

また
靴フェチのみっちゃんも
マークジェイコブスの靴を購入。







「店内での撮影はやめて下さいっ!」って
この後、店員さんに散々怒られちゃいましたけどね。
撮ったもん勝ち♬

その後
静かなお店でお茶をしながら
クリスマスツリーのイルミネーションを見て
「そういえばクリスマスイブだったわね…」と、気がつく。

その後は高崎に戻り軽く一杯…。

彼女との話はつきませんから
一日中喋りっぱなしで
久しぶりに思いっきり大笑いをして
とてもいいイブを過ごす事が出来ました。

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英語

日本教育(私が教育云々って言っちゃうの?!!!)での
英語の内容は非常にレベルが高いと思う。

教科書を完璧に網羅したら
もう…ペッラペラに喋れると思う。

しかし日本人は読んだり、書いたりするのは出来るけれども
会話が苦手…という方が多いですよね。

しかし…
先日、最近の中学校1年生の教科書を見て驚いた。

我々の時代とは違うんですね。

我々の時代というのは
中学一年生の最初のページは
This is a pen. ですもん。

ところが…
今は

Kumi: Hello, I am  Tanaka Kumi(Kumi Tanakaじゃないのよね…なぜか)
Paul: Excuse me?
Kumi: Kumi. K-U-M-I.
Paul: I am Paul. Paul Green.
Kumi: Nice to meet you, Paul.
Paul: Nice to meet you, too Kumi.

これ…すごいですね。

2行目のExcuse me?

要するに聞き取れなかかったから
「ごめんね!もう一度言ってくれる?」の
Excuse me? なんてのが粋。

リアル。

また
我々の時代の教科書は
My name is Kumi Tanaka
だったわけですけど
実際はそんな言い回ししないわけですよ…ぶっちゃけ。

I am 名前   なわけで…。

その辺をふまえているから
よく出来ているなぁ…と、感心してしまった。

余談ですけど
2500余語の単語を知っていれば
日常会話は問題なくできる。
ちょっとインテリな会話になると4000余語。
ちなみにシェークスピアがすごいのは
20000余語(あれ?40000だったかな?)の単語が使われているですから
驚かされる。

さて
患者さんで外国人の方がおみえになる。

中には日本語が出来ない…苦手という方もいらっしゃる。
昨夜、おみえになった方は全く出来ない。

困るのは受付のスタッフ。

昨日もスタッフの新井ちゃんが
その患者さんのご予約をおとりするのに慌てていた。

「先生、予約って英語で何て言うんでしたっけ?!」

「アポイントメント…言ってみ?」

「キャーッ!恥ずかしくて言えませんーっ!」

何で私の前で恥ずかしがるのよ…と苦笑。

新井ちゃんは顔を真っ赤にしながら
身振り手振りで予約の話をしていたようだ。

まぁ…ここは日本ですからね。

ちなみに友人のさっちゃんのクリニックは
半数の患者さんが欧米人だそうで
スタッフの採用条件として
英語がネイティブに喋れる…という事が条件なんだそうな。

うちはそこまでは必要ないと思うけど
最低限の受付での受け答えは
ちょっとお勉強してもらおうかな…と、思いました。

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昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

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