ストレス発散

先日、仲のいい女友達から電話があった。

彼女は40歳の超リッチな女性。

サバサバとした性格で
私とは職種が違うけれど
根っからの仕事人間同士という事もあり
話があう。

彼女は人一倍働いて
遊ぶ時にはバーッとお金をつかう。

「この間も飲みに行ってパーッとやってきたわよ」

「パーッ」っていくら使ったの?と聞くと
まぁ…今回は控えめに…と、いいつつ
100万位かな…という。

「あんた…バーキンが買えるじゃない…」と、私。

彼女の遊び方を知っている私は
まぁ、100万位なら
彼女にしては控えた方だと思う。

しかし
私もどちらかといえば働き者のほうですが
彼女も「いつ休んでるの?」という位、よく働く。

そして実は堅実な彼女ですから
きちんと貯金もして投資もして
その中でやりくりしての遊びのお金だから
彼女にとっては当然のご褒美だと思う。

彼女は私よりも4歳年下だから
何となく彼女の気持ちがわかるんですね。

私は流石に飲み代に100万を使える程
勇気はありませんが
「大統領の様に働き
王様の様に遊ぶ」というのが
私もアラフォーの時には座右の銘にしていましたからね。

26歳のボーイフレンドとの
「いい感じなのよぉう」という話を聞いていて
微笑ましい気持ちになった。

数年前の事になるが
私は買い物依存症で
日曜日になると都内で遊び歩いて
買い物をしまくっていた時期があった。

その時
私よりもちょっとおねえさんの
かやこという友人が
遊び歩いている私をみて
ちょっと呆れた顔をした後
「まぁ…そのうち飽きるわよ」と、言っていたのを思い出した。

現在の私はというと
外でパーッと遊ぶ事には全く興味が無い。

遊んだ後に残るのは
着もしない洋服の山と
カードの請求書だけ。

空しい…。

「たまには遊びに行かないとストレスがたまるわよ」と
友人達が心配するが
遊びに行くのが面倒なんですよね。

私の目下の楽しみは明け方の犬の散歩。

これが私の一番のストレス発散。

今朝もいつものコースを
ボーダーコリーの早雲と3周、
ラブラドールの道三とマツと3周
合計6周走ってきました

さすがにダウンしている犬達。





「フフフ…おぬし達、犬のくせに甘いな…。
運動不足なのだよ。
明日は晴れていたらもう少し走ろうね」と頭を撫でる。

そんな時間が至福の時。

そんな私の経験談から
電話の友人の5年後はどうなっているのかな…と
ちょっと可笑しかった。

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ビリー・ジョエル

先日書き込みした
ビリージョエルのjust the way you areについて。

昨夜、母と長電話していたら
昭和16年生まれの母がビリージョエルの名前を知っていた。

洋楽とは無縁の彼女が
何でしっているの?と聞くと
私が小学生の頃、
熱狂的なファンだったらしい。

「確か“ビリージョエル”よ。
髪の毛がクルクルのアメリカ人でしょう?
当時あなたが
ものすごくそのレコードを欲しがって
よく買いに行ったのよ」と言った。

当時、日曜日に都内の進学塾に通っていた私は
全国模試というのを受けていた。

それで30番以内に入ったら
好きな物を買ってもらえるというルールがあった。
(母に言わせると、
子育ての上で
このルールが私をダメにしたと
後悔している様だ)

当時の私の欲しい物は殆どがレコードのLP盤で
彼女曰く
「何だか知らないけどさ、
電気ギターのうるさい音楽は嫌だなぁ…と
思ってたんだけど
(多分これはKISSかLed Zeppelinだと思われる)
ビリージョエルの音楽は
私も安心して聞いていたわよ。
だから覚えているのよ。」と言った。

確かに70年代後半から80年代の彼の映像をみると
私の好みの顔なんだなぁ…。

ちょっとイタリア系のお顔立ち。

ド!ストライクゾーン!





実際のところは
彼はブルックリン生まれのユダヤ人なんですがね。

甘い歌声とこの顔立ち…好きだなぁ…と
うっとり眺めていたら
スタッフに関ちゃんが近寄ってきて
「先生、私…小学生の頃
ビリージョエルに似ているって
よく言われたんですよ」

………確かに似ている…。

すごく嫌な気持ちになり
YouTubeを消しました。

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捜査?

アメリカの長寿ドラマ
『CSI科学捜査班』が
夫と結婚した頃から
WOWOWで放送される様になり
それがきっかけで私の事件…というより
「捜査好き」は始まりました。

実際のアメリカの裁判で
判事が
「陪審員の皆さん、CSIではないのですから
そう簡単にはいきませんよ」と、言って
場内が大笑いしたというエピソードがある位
有名な番組。

あれを観ていると
何でもかんでもDNAか…。
もう科学捜査(鑑識)だけあれば
事件は解決しちゃうよね…と、思いきや

やはり米の人気ドラマの
『コールドケース』を観ると
やはり現場の刑事さんの
地道な聞き取り…所謂、足で稼ぐのも重要なんだなぁ…と
思い知らされる。

とにかく海外の捜査関連ドラマは大好きで
毎週何本も楽しみに観ている。

さて…
患者さんで
刑事さんを生業とされている方がいらっしゃると
私としては彼らのお仕事が
興味シンシンなわけですね。

リアルな現場の声…。

お聞きしたい事は山の様にあるのですが
やはり守秘義務なんかもありますでしょ。

露骨には聞けない…ので
やんわり聞く(←やっぱり聞くのね…)

治療の後、何気なく(を、装って)
「Hさんは捜査一課、二課?どちらにお勤め?」

「一課です…」

マジですか?!!!


そんな風にして色々と伺うが
やはりわからない部分も多い。

それでも
先日、お伺いして驚いたのは
現在の取調室というのは「禁煙」なんだそうですよ。

「それってすごく仕事やりにくいですよね。
例えば
容疑者が自白をする時というのは
タバコという媒体があった方
やっぱり便利じゃないですか?」と、聞いてみた。

ここからはあくまでも私の想像。

2人組の刑事さんと容疑者。

取調室。

若手の熱血刑事(デカ)と
ベテラン刑事。

若手熱血刑事は
イライラした面持ちで
「いい加減にしろっ!
そろそろ全部、はけっ!」と机をたたく。

無言のホシ(容疑者)←川谷拓三あたりが役柄としていいね。

するとベテラン刑事は
若手刑事を
「まぁまぁ…その辺にしておけよ」と言って制し
ホシの方をむき
「まぁ…1本どうだ?」なんて言って
胸ポケットから出された
クチャクチャのタバコの紙パックを差し出す。

え…?と、一瞬驚いた表情を浮かべたホシであったが
「じゃ…」なんて言って
ペコリと頭を下げ、1本口にくわえると
ベテラン刑事がカチャ…と火をつけてやる。

ホシは胸一杯に煙を吸い込み
フゥーッと大きく煙をはく。

そこで
「あ…もう年貢の納め時だな…」と、観念する。

すると生唾をゴクリとのみ
(これは本で読みましたがホントらしい)
自供を始める…。

しかし実際の現場では
机をバーンと叩くのもだめだし
タバコもダメ。

刑事さんにお話を伺うと
この煙草を吸ってもらう事により
容疑者サイドにベテラン刑事に対しての
一種の連帯感というか
特別な意識が芽生えるらしい。

だから確かに煙草はあった方がいいかもしれませんね…と
刑事さんは仰る。

「やっぱりねぇ…。
だから取調室だけは喫煙にしてもらいたいですよねぇ…。
全くもう…上が決める事はろくなモンじゃないですよねぇ…。」

『事件は会議室でおこっているんじゃないっ!
現場でおこっているんですよっ!』という
「踊る大捜査線」の台詞を参考に
やはり苦労されているのは
所轄ですよねぇ…と、アピールをしてみたりする。

もう…何年も前に事になるが
駐車場に止めておいた私の車が
車上荒らしにあって
窓ガラスが割れていた事がある。

貴重品は何も入れていなかったので
盗まれた物は何もなかった。
助手席に「うまか棒」のカレー味が置いてあったはずだが
それがなかった。

犯人が悔し紛れに持っていったのかもしれない。

早番で出勤したスタッフが
興奮気味に
「先生!先生の車の窓ガラスが割られています!!!」と
教えてくれた。

TVのCSIでこのテの捜査(?)は慣れて(?)いるので
「落ち着きなさいっ!」とスタッフを一喝する私。

現場を見にいこうとするスタッフに
「近寄っちゃだめよ」と、告げ
警察に電話する様に指示をした。

現場はまず「現場確保」が大切。

むやみに色々な人が近づくと
余計な足跡もつくし
髪の毛がハラリと落ちれば
現場が荒らされてしまい
捜査が混乱する。

警察に電話すると
刑事さんやら鑑識の人が
わんさか来るのかと思いきや…
駐在所のおまわりさんが
自転車できた。

現場検証がはじまる。

私は
「現場確保しておきましたので
誰も近寄っていませんっ!」と
興奮気味に報告。

少しでも捜査に加わりたいものだから
「窓ガラスの飛び散り具合からみると
鈍器の様な物で
外側から割られた様ですね」と、私。

おまわりさん苦笑。

当たり前である。

内側から割るわけが無い。

車内の指紋採取はもちろんの事
車の周囲に不審な物が落ちていないか
車の座席シートの生活反応の有無
落ちている髪の毛の採取
(犯人の物があるかもしれない。
あればDNA鑑定でかなり有力な証拠になる)
布等の繊維質の採取…
何でもお手伝いしますよ…的に
近くでウロウロとしていたが
結局、簡単な指紋採取と
私と夫の指紋を採取して
捜査は終了。

あっけなかった。

おそらく犯人は手袋をしていたろうから
指紋は出てこないだろうなぁ…と思った。

粉々に割れたガラス片に
案外犯人の血液がついている場合もあるので
ガラス片を全て回収し
血液の付着のチェックとか
シートに犯人の毛髪がついているかもしれないから
全てチェックして
ピンセットで一本一本採取し分析にまわす…なんていう事を
TVのCSIではやるものなんですけどね。

ただの車上荒らしで
ましてや盗まれた物は「うまか棒」のカレー味」だけだとすれば
さすがに税金を使って
捜査して頂くには申し訳なさ過ぎる。

しかし
おまわりさんによる
車内の指紋採取は
拝見させて頂いて
ちょっとワクワクしちゃいました。

鑑識…憧れます…。

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昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

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