昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記
前橋の昭和大橋歯科院 院長Dr.チコの日々の想いを綴っています。
女友達
土曜日の夜…
「もう…最近全然電話に出てくれないんだもん!!!!!
何かあったのかと思って!」と、
女友達から電話があった。
若干、涙声。
「ごめんごめんっ!
ホント…仕事が忙しくてさぁ…
大変だったんだよー。
ごめんねーっ!」と
ペコペコと頭を下げながら
仕事がどれだけハードだったか…と
矢継ぎ早に説明する。
すると彼女は
うん、うんと
私の話に耳を傾けながら
「だったらいいのよ…。
ホント、心配しちゃったわよ…」と彼女。
ハタから聞いていると
彼氏彼女のような会話である。
しかし
彼氏彼女の会話の場合は
「何で最近連絡くれないの?」という質問の裏には
「私への気持ちが冷めたの?」とか
「他に好きな女が出来たの?」等の
猜疑心が含まれているわけですよ。
まぁ…答える側としては
とりあえずは、話がややこしくならない様に
「仕事で忙しかった」としか言わざるを得ない。
最悪なのが
「それだってメール位できるでしょう?
そんなに仕事が大切なの?」ってヤツ。
当たり前ですっ!
ええっ!それ位、仕事は大切ですっ!
すると今度は
「仕事と私、どちらが大切なの?」
こんな愚問…。
比べる方が間違っている。
私だったらお手上げ。
「仕事だね」と、言っちゃうかもしれない。
しかし固い友情で結ばれた女友達の
「何で最近連絡くれないの?」という質問の裏には
身体に何かあったのかな?とか
仕事で何かあったのか?という心配から出る言葉。
なので
ありがたく受け止めさせて頂いている。
会社を経営し
尚かつ長男の嫁であるという彼女は
諸々の私のポジションを理解してくれているのでありがたい。
健康志向の彼女からすれば
仕事大好き、嗜好品大好きの
私の体を心配してくれるからこその
「何で最近連絡くれないの?」なんですね。
余談ですが
私の方も冗談まじりに彼女に対して
「最近、メールくれないのね…
好きな人でも出来たの?(←うざいオンナ風w)」などと
メールをする事がある。
すると
「仕事だよっ!(←うざいオンナにホトホト、ウンザリ気味の男風w)」と
返信がくるから小気味いい。
just the way you are
昨夜…
YouTubeを観ていたら
78年にビリー・ジョエルが
Just the way you areを歌っている画像を観た。
懐かしいなぁ…と思って
久しぶりに聴いてみたんですけど
やっぱり…いい。
彼の書き下ろす名曲は
音楽ももちろん素晴らしいですが
なんたって“詩”がいいっ!
深いんだよなぁ…なんて思いながら
聴いていたら
身体中の細胞の中に
ビリージョエルの歌声が
溶けていくような心地よさがあり
ふと気がつくと
涙がこぼれていた。
うわぁ…私って…泣いてるし…。
マジでぇ?!
よっぽど疲れているのねぇ…と、苦笑した。
先週から今週にかけて
通常業務の忙しさの他に
歯科検診であちこちに行く事が多く
さすがの私も
「これ以上働くと…死ぬな…」と思う程
疲れていたのは事実。
先日、夫に
「誕生日が近いけど欲しい物ある?」と、聞かれたので
「いやぁ…ないね。
でも、もしバックかなんかを買ってくれるつもりなら
その分、現金でくれる?
事業資金を繰り越し返済しちゃうから」と言ったら
彼は苦笑しておりました。
確かに妻としては可愛げはない発言。
でも本当に欲しい物がな〜い。
でも
お金で買える「物」なんていらないから
例えばこのビリージョエルのjust the way you areなんか歌ってもらえたら最高。
とにかく疲れが癒されるし
プライスレスの喜びがある。
確かに夫はピアノは弾けませんが
ギターと歌は上手い。
ので、誕生日には歌ってもらおうかな…アコースティックギターで。
しかしどうなんでしょうね。
誕生日プレゼントに
① 亭主の歌う歌のプレゼント
② 現金のプレゼント
どちらを選ぶのでしょうね。
やっぱり…に、に、2番?!
会社見学?
先日ある企業の
検診医として行ってきました。
こちらは社員の方々が
所謂、国立理系出身のエリート集団という雰囲気で
私が小さい頃にお願いしていた
家庭教師に来て下さっていた群大工学部の
歴代の先生方を思い出してしまった。
さて…こちらは何の会社なんだろ…?
イメージとしては
先日、TVドラマで観た
ロケット開発とかしていそう…な雰囲気の会社。
さて…
私は所謂、「会社勤め」という経験がない。
ですから
今回の会社訪問はちょっとワクワクした感じがありました。
会社…初潜入ですな!
まず車で会社の正門の前に着くと
守衛さんがいた。
「おお…守衛さんだ!本物の守衛さんだ!」
感激する。
しかしTVからのイメージのものとは違い
正門がとても大きくて
守衛さんは道脇の守衛室の中にいらっしゃるので
運転席に座る私と
守衛さんの距離が相当ある。
ここで疑問がおきる。
私が車から降りて守衛さんのいる守衛室に歩いていくのか
それとも守衛さんが私の車の窓際に歩み寄ってくれるのか…。
はたまた
そのままスルーして行ってしまっていいのか…。
「わかんね…。」
ガチで見つめ合う守衛さんと私。
守衛さんはいっこうに
守衛室から出てくる気配がない。
そうだ…。
考えてみれば私は部外者だもんな…。
こちらが車から降りるのが一般的な礼儀なんだろな…と、思い
車から降りて守衛さんに
「歯科検診で来ました…」と、伝えた。
守衛さんは「どうぞ」という合図をして
笑顔で迎えてくれました。
おお!私…守衛室を通過してる!!!と、
感動を隠しきれなかった!
守衛ブースをパスした私は
そのままゆっくりと構内に入る。
「構内禁煙」の文字に
心が折れそうになりながらも
そのままアクセルを踏む。
塵1つない道幅の広い2車線道路が続く。
道路の両脇には
豊かな新緑がまぶしい樹々が
ずっと続き
樹々の奥はちょっとした公園の様になっている。
ここでランチでもしたら
気持ちいいだろうなぁ…なんて思っていたら
駐車場についた。
いよいよ初出社だ!
気持ちを引き締める!
その後
正面玄関ではなく
裏の関係者出入り口を探す。
迷った…。
やっとたどり入り口ドアには
「関係者以外立ち入り禁止」。
おお!これこれ!
今回は感激の連続である。
「関係者以外立ち入り禁止」は
今まで目にした事…多々あるけれど
いかんせん今までの私は関係者じゃなかったから
一度も入った事のない…未開のゾーン!!!
緊張が高まる!
重いドアを開けると
ホールがあり
更にドアがある…。
開かない。
よく見るとドアの右横の壁に
指紋識別装置!!!!が取り付けられていた!!!
おお!!!
ここでも感激する〜!
人差し指を装置にグニュ…と押し付けてみた。
無反応…。
一応写真撮影するか…と、iPhoneを持とうとしたら
「カメラ付き携帯電話は現場持ち込み禁止です」という張り紙が!!!
マジですか…。
これから
給湯室っ!
会議室っ!等
色々と行ってみたい未開のブースがあるというのに!!!
がっかりした。
特に給湯室は…行ってみたい…。
給湯室というのは
内緒で社内恋愛している男女が
こっそりと視線をあわせる場所であったり
「KさんとTさんってデキているらしいわよ…」
という密談の場所であったりと
社内でも非常に重要な要となるブース…というイメージがある。
孫氏の兵法にも
「給湯室を制するものは社も制す」とある…(うそ)
そんな風に社内をキョロキョロしていたら
担当のYさんに呼ばれ
検診が始まった…ので
「“会社”初体験!潜入ルポ!」は
あっけなく中止となった…。
会社勤めの経験のない私にとって
今回の「勝手に会社見学(?)」…
とても貴重な体験をさせて頂きました♬