昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記
前橋の昭和大橋歯科院 院長Dr.チコの日々の想いを綴っています。
Kさんからのメール
朝、オフィスに行って
パソコンを立ち上げ
患者さんから頂戴する問い合わせメールを確認して
返信メールをさしあげるのが毎朝の日課。
さて昨日の朝にKさんから頂戴したメールを載せさせて頂きます。
『はじめまして。
まずはじめに…診療の相談ではありません。
チコ先生のブログがおもしろいと友人に勧められ…いつも読ませていただいております。
2009年11月のブログに大物サッカー選手Kとの遭遇の様子が書かれていた事がありましたよね。
私はKの奥さんのRのファンでもありまして…何かとゴシップ記事を書かれるK&R夫妻を励ましたく勝手にチコ先生のブログを紹介してしまいました。
そしたらナント!Rさんのブログ
http://ameblo.jp/miura-risako/
(VOICEのとこです)にアップされているではありませんかっーー!
チコ先生に無断で掲載させているわけですから…お詫びをしないと申し訳ないと思いメールさせていただいたわけです。
チコ先生にご迷惑をおかけするようになっていたら本当に申し訳ございません。』
私は煙草に火をつけ
ふぅ…と、大きく煙りをはき
ニンマリとほくそ笑む。
ふふふ…ふっふっふっ…ガハハーーーーーーっ!
嬉しいっ!あのRさんが私のブログを読んで下さったのねっ!
私は彼女の大ファンですからね!
しかし…メールをくださったKさん…何て謙虚な方なんでしょ。
「ご迷惑」なんてとんでもないっ!むしろ無断掲載大歓迎ですよ〜ん!
「でかした!ナイスジョブッ!」ってハイタッチしたい位…ウフフ。
あのブログは
ルイ・ヴィトンの並木通り店の4階のフロアーでの事を書き込みしたもの。
サッカー選手のKとその息子さん二人がいて
買い物をされる奥様のRを待っている様子だったんですね。
Kとお子さんとのやりとりがとても微笑ましく
とてもいいパパなんだなぁ…と思ったんですね。
K&R夫妻は何かと不仲説をマスコミで取り上げられてしまいますが
実際はとても素敵な仲のいいご夫婦なんだろうなぁ…と思ったわけですよ。
例えば
我々夫婦だって、人様からみれば
おかしな夫婦だと思いますよ。
互いの生活には全く干渉せず
喧嘩をすれば
そりゃあもう…大バトルで(100%私が暴れるだけですが)
警察どころか機動隊は出動するは
自衛隊のヘリコプターも我が家の上空を飛ぶは
警視庁特捜部に「チコ大暴れ対策本部」も設置され
新聞にも「またチコ!!大暴れ!」と一面をかざり
対テロ対策のCIAの監視もつく。
しかしいまだに我々は離婚もせず
何事もなかったように日々淡々と暮らしている。
100組の夫婦がいれば
100組皆それぞれのカタチがある。
夫婦の事は当事者同士しかわからないのですなぁ…。
私という人間は
仕事を離れてプライベートモードになると
本当にダメな人間で
そんな自分が時々本当に嫌になり
凹んでしまう事が多々あるのですが
今回の様な
「先生のブログが楽しみです」というメールを頂戴したり
患者さんとの大笑いしながらの雑談で
とても元気をもらえるんです。
心からありがたいなぁ…と思っています。
私は皆様から助けられているのですね。
本当にありがとうございます。
コソク
この日曜日は銀座で飲みましてですね
あちらに泊まって朝の新幹線で帰って参りました。
高崎駅でタクシーにのり
「高駒線の公田町の交差点まで」と
運転手さんに伝えた。
暫くすると運転手さんが
「東京からですか?」とおっしゃった。
「前橋→東京→前橋」と、いちいち説明するのが面倒だったので
「はい」と答えた。
「公田町の交差点っていうと…歯医者さんがありますよね。
あそこはいつも混んでいるんですよね」と運転手さん。
「実は私はこれからそこに行くところなんです」と私。
「えぇっ?!東京からわざわざ通っているんですか?」と、彼は驚く。
「はい。だってもの凄く上手な先生って都内でも有名で
美人女医の特集記事なんかにも出ているらしいですよ!」
大ボラ吹きもここまでいくと我ながら感心する。
コソクな営業…
小さい自分…
「へぇ…そんなに凄い先生なんですか…
いくつ位の方なんですか?」と彼。
「多分30代後半かなぁ(←微妙に歳をごまかすトコロがホ〜ント小さいっ)」
「へぇ…まだ若いんですねぇ…。
その先生はそんなに美人なんですか?」
「ええ。驚きますよ!」
もし彼が患者さんとしていらしたら
違った意味で「驚く」でしょうな。
やっと…
ここ数日のブログは
なにかと言えば(「北の国から」風)ばっかりで
あれって、使いはじめると
ブログ的にはとても便利なんですねぇ…。
そろそろ止めますけど。
先日書き込みしましたが
夫がヤフオクで購入した「北の国から」を
やっと見終わりました。
この後「83冬」等のスペシャルバージョンも全巻あるので
頑張って観なきゃ…と、思っております。
「先生が『北の国から』を観るとは意外でした」と、スタッフのナカジ。
も〜う、ナカジィ〜長い付き合いなのにぃ〜。
私は今でこそ民放のドラマは一切観ないけれど
「北の国から」と「鬼平犯科帳」だけは昔から大好き!!!
北の国からの
笠松のおじいちゃんが断腸の思いで馬を売ったシーンと
ジュンが父さんからもらった泥のついた一万円札のシーンはたまりませんよ。
年に数回は思い出しては涙が出ます。
私は群馬県の高崎の駅から車で10分位の所で生まれ
今は殆ど住宅地と大きなショッピングモールがあり…という街ですが
40年程前は周りは殆ど田んぼと桑畑ばかりでした。
その当時は
明治30年代、40年代生まれの年寄りが沢山いて
おぼろげな記憶ですが
本家に集まった時など
そういった年寄り達の話を聞くのが好きでした。
「北の国から」で
笠松のおじいさんは18年間飼った馬に名前をつけてやらなかった。
名前を付けると情が移るからなんだそうだ。
馬は労働の為の道具だったんですね…当時は。
実は私も小さい頃、馬の話を祖母や父から聞いた事がある。
田んぼや畑で耕耘機を馬が引く。
馬は疲れ果てて倒れる。
すると太い丸太で馬のお尻を叩いて
無理矢理、馬を立たせ
また耕耘機を引かせる。
まだ幼かった父は
そんな風景を見て
「子供心に馬がかわいそうだなぁ…と、思ったよ」と
昨日の事に様に語る。
その話は私が小学校に上がる前くらいに聞いた話。
当時の私は非常にショックを受けて
「その農家の人はひどい人達だね」と言うと
「そうやって一生懸命働かないと食べていけなかったんだよ…当時の人は」と父が言った。
「北の国から」の様な厳しい自然の中で育ったわけではないけれど
あの番組が何故か懐かしく身近に感じるのは
そんな環境下で育ったせいかもしれません。