たまごがけごはん

今朝も秋晴れの気持ちの良いランニング日和でございまして
いつものコースを走り終え
清々しいしい気持ちで部屋に戻りテレビをつけると
これまた清々しい石川遼君がテレビCMで「たまごがけごはん」を食べていた。

私も急にたまごがけごはんが食べたくなった。

今日も5キロ走ったから
体重×走行距離=消費カロリー…すなわち
46キロ×5キロ=230…な〜んて、うそ!(ホントは48キロだすっ!ちなみに体重って反射的に2キロサバよんで申告しちゃうよね)

まぁ、要するにですよ!たまごがけごはんは食べても太らないわけですからね。

堂々と頂戴することにした。

たまごの白身と黄身を分離して
白身は捨てるともったいないから卵スープにする。

そしてお茶碗にこんもりと盛られたご飯の中央に凹みを作り
そこに黄身を流し込む。
今回はお醤油の変わりに高菜をかけ
一気に口の中に“かっこむ”。

たまごがけごはんはこの“かっこむ”と旨い。
お行儀よく一口一口食べていると
ぼろぼろとごはんがお箸からこぼれおちてしまう。

茶碗と箸を持ち
両肘を地面と水平にあげ
口の中にごはんを流し込む感じ。(小さい子はマネしないでね)

あぁ…シアワセ…。

私は小さい頃、朝食の定番メニューであるたまごがけごはんが
あまり好きではなかったのよね。
それは母が
「もったいないから全部食べなさい」と、
決して白身と黄身の分離を許してくれなかったのです。

ズルツという食感の白身が
鼻水をすすっているようで本当に気持ち悪く
「ちっくしょう…。大人になったら絶対に黄身だけでたべてやる…。」と
心に固く誓った思い出がある。

そんな子供時代を
懐かしく思い出しながら頂戴した朝食でございました。

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宝物

私のような者が
何とか今まで頑張ってこられたのは
周りの温かい人達に支えて頂いたからだと思っております。

特に私は
本当に患者さんに恵まれておりまして
その有難さに感極まって涙する場面も多々あります。

今日は
ある方からサプライズプレゼントを頂戴し
またまた号泣してしまいました。

スタッフのえりちゃんから
「お届け物ですよ」と言って渡された紙袋を開けてみると
今年の6月におこなわれた「群馬の森さわやかマラソン」の
参加賞のTシャツとお手紙が添えられておりました。

その方はマラソン会場でボランティアとして参加されていらしたそうです。
いつまでたってもゴールをしない私の事を心配してくださり
後日私が腰を痛めて出場を断念した事を知った彼は
何度も何度もマラソン事務局にお願いして
参加賞のTシャツを貰ってくださいました。

やっと彼の元に届いたそのシャツを
わざわざ病院まで届けてくださったのですね。

そして添えられていたお手紙にも勇気と元気を頂戴しました。

『アスリートChico様
(中略)
ゴールまでたどり着くランナーに
我々はパワーをいただきます。
ありがとう、お疲れさまと心から祝福します。
それは、ゴールであって
次のスタートに続いているのですから。
日々の練習おつかれ!
最近のマラソン人気はすごいですね。
無理をしないで、走ってください。
いつか走っているあなたを見てみたいです。』

Tシャツとお手紙を胸に抱きしめる。

鬼の目にも涙…。

また宝物が増えました。

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エネルギー

ある女性歯科医師の方のお話。

その方はとてもバイタリティーあふれる女性で
還暦を過ぎた現在でも
3件目の歯科医院を都内の一等地開業され5年ほどが経つ。

彼女はご自身のブログで
歯科医院の受付スタッフの定着の悪さを嘆いておられた。

ネット等で募集をかけると
70〜90人程の応募があるという。

そこから厳選して一名選んで採用してみても
2,3か月でサッサと辞めてしまうらしい。

それに対する不平不満を
そこまでハッキリと言っちゃっていいんかなぁ…と、
こちらがちょっと心配になる程
歯に衣を着せずにズケズケと堂々とブログに書き込みをされていた。

よっぽど頭にきてるのね…と、苦笑いしつつ
そのサッサと辞めてしまう受付の方々に共通している事が二つある…と、感じたわけです。

一つは彼女が面接をして採用したという事
もう一つは彼女が経営者である事。

この共通点に問題があるのでは?
と、ちょっと思っちゃったんですなぁ(~_~;)
(そんなコトはご本人には怖くて直接言えませんけど…)

経営者の方というのは
多かれ少なかれスタッフの問題というのは常に頭にある。

私も開業当初はとにかく肩に力が入り過ぎてですね
「な、な、何でこれが出来ないのぉ〜っ?!!!」と
スタッフを叱り飛ばす日々でございました。

そもそも人様に対して怒りをぶつけるというのは
非常にエネルギーがいりますし
その夜に襲われる自己嫌悪は相当なもので
これは経験された方じゃないと理解してもらえないかもしれません。

出来ればそんな思いはしたくは無い。
ですから月日が経つにつれ
少しずつではありますが
「まぁ…仕方ないな(~_~;)」と、思えるようになり
この調子でいけば20年後は
“仏のチコ先生”と呼ばれるようになったりしてなんて、楽観視しているのですが…。(←無理だってば(―_―)!!)

実際のトコロは
うちのスタッフが人一倍の忍耐力の持ち主であるから
成り立っているんすけど(~_~;)

その先生は20年前位から存じ上げておりますが
当時から常にスタッフには頭にきて…というお話が
非常に多い方でした。

そして今回
当時と変わらぬ先生の怒りっぷりに
ある意味感動しちゃったわけです。

このエネルギーは並大抵のヒトじゃないですよ。
妥協しないわけですからね。

写真を拝見しても
当時と変わらぬ艶っぽいイイ女っぷりも
このエネルギーが源になっているのかもしれませんな。

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昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

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