駄々をこねて…

よくデパートなどで
「あれ買ってぇ〜」と、駄々をこね
物凄い大声で泣いているお子さんをみかけます。

実は
私が小さい頃、そうだったらしい…。(母談)
もう…床に寝転がって「買ってぇ〜!」「買ってぇ〜!」と、泣くものだから
結局親が根負けしちゃう。(母談)

「そこでこちらが根負けしちゃって買っちゃったのよ。
だから子育てに失敗しちゃったのよね」と、母。

その失敗作の私であるが
それから40年余り経過しているが
あまり成長していないようである。

この夏休み
夫と行った沖縄の免税店。

ちょっと大きな買い物をしちゃったわけです。

「ゴイさ〜ん!お願いっ!買ってぇ〜」

家計のやりくりをしている夫も
しばらく考えている様子。

そこで
「ゴイさん。そしたらね
お正月の旅行はやめます!
家でパンのミミでもかじって地味〜ぃに生活しますから
お願いしますっ!」と、頭を下げる。

駄々をこねさせたら40年の大ベテランですから
色々なテクニックが加わり
交渉も上手くなってきている私。(自慢出来ねぇけど…)

結局買ってもらった買い物であるが
『お正月の旅行は諦める』という条件つき。

しかし、年末…
この時期になると
やっぱりお正月位はのんびりとビーチに寝そべってですね
日頃の疲れをとりたいなぁ〜なんて思ってしまったわけですよ。

その辺を控えめにチクリチクリと夫に言うと
「やっぱりそう言うと思ったよ」と、ため息をつく彼。

そこで
何社か旅行会社に問い合わせてみたところ
この時期ではとてもじゃないけど
お正月のハワイやグアムのチケットは入手不能らしい。

旅行会社の方曰く
「通常はお盆過ぎで、キャンセル待ちの状態でございますから」との事。

しかし
身内自慢のようになってしまって強縮ではありますが
夫の凄いトコロは
普段は家にいる時など
パソコンの画面ばかりみて殆ど喋らないヒトだけれど
何か困った事があった場合や
これは絶対に解決が無理でしょう!という問題が発生した時
か・な・ら・ずっ!解決していくれるのですよ。

ちょっとドラえもん的なトコロがあるわけです。

そこに期待して
「何とかチケットをさぁ〜入手してくれないかなぁ〜」と
再び駄々をこねる私。

しかし
今回ばかりは我が家のドラえもんも無理みたい。

そして昨日の昼休み…
独りふてくされてソファーに横になっていた私に
「!!!」と、名案が浮かんだ。

米軍の上層部に若干(ほ〜んと、若干ね)のコネがある母に電話かける。

私「あのさぁ〜お正月にハワイかグアムに行こうと思ったんだけど
チケットが取れないのよ」

母「うん。それで?」

私「ちょっとさぁ〜アメリカの軍用機にさぁ
我々夫婦をちょこっと乗せてもらえないか
米軍サイドに頼んでもらいたいのよ」

母「……」

私「何なら貨物機の補助席でもいいんだけどぉ…」

母「何を下らない事を言っているの!」

私「あのねぇ〜大統領専用機に乗せろって言ってるわけじゃないんだからさぁ〜、
何とか頼んでもらえない?」

母「とにかくねっ!今は忙しいのっ!下らない事を言ってないで
患者さんやスタッフさんやゴイサンに感謝して
日々精進して仕事なさいっ!!」と
電話を切られてしまいました。

私に駄々をこねられて、根負けしていた母も
40年経つと成長するのね。

やはりダメか…。

吉田松陰じゃあるまいし
東京湾に停泊している貨物船にボートで漕ぎ着け
「アメリカに連れて行って下され!」な〜んてわけにもいかないしね。

今回は私の完敗でございます。

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知性美

先日の書き込み(11月10日『再会』)で
友人の香弥子に
「化粧が濃すぎる!」と指摘され
「このメイクで仕事をしているんだけど…」と、言うと
更に呆れられた…という旨のお話をいたしました。

確かに考えてみると
私の周囲にいる親戚や友人の女医さん達は
皆、ナチュラルメイク。

しかし皆さん、
内面からにじみ出る知性美というのが
おありになるから
十分に綺麗なんですよね。

ホ〜ント、私のように中身が空っぽの者に限って
それを隠そうと
余計な物をゴテゴテを塗りたくる…。

そんな話をスタッフにしたら
「う〜ん、でもさ、
先生のメイクも見慣れれば気にならないわよ」と、衛生士の順子さん。

“見慣れれば”って…。

化け物じゃねぇんだからさっ!

そんなわけで
ちょっと今後はスッピンに近いナチュラルメイクで現場に立とうと思い
イメチェンしてここ数日…。

しかし
いつもの私の顔を“見慣れている”患者さん達は

「あれ?二日酔い?」だの
「あれ?寝坊したの?」等のご質問を頂戴し

「違うのよっ!内面から出る知性美を目指してんのっ!」と、言うと

「ふ〜ん。」と、せせら笑われる今日この頃でございます。



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来年こそは…

先日は夫が仕事で留守だったので
我々の友人の
みのるのお店に顔をだした。
IMG_1717.jpg

彼はこの日、偶然に私の名前の“CHICO” Tシャツを着ていたわけ。

IMG_1716.jpg

彼との付き合いも10年以上になりますが
「いつもさ、
私の事、“オバサン”だの“ババァ”だの言うけど
実は無意識下で私に惚れているんじゃないの?」と、言うと
彼はちょっと迷惑そうに苦笑いしながら
「いいよ!やるよ!」と、気前よくプレゼントしてくれた。

わ〜い!!

ところで…
「大統領のように働き、王様のように遊ぶ」

これは大好きな言葉で
私の座右の銘になっております。

以前にも申し上げたかもしれませんが
一生遊んでも使い切れない程の資産を親が残してくれたとか
すごい金額の宝くじにバ〜ンと当たったとか
そんな特殊なヒトではない限り
少なくても私の様な者は
好き勝手に遊びたければ
その分、人様の二倍も三倍も働かせて頂かなければ
ならないわけですね。

しかし時々ふと考えるのですが
嫁ぎ先の両親からは
「うちの嫁は働き者だけれど…まぁ…よく出歩いているわねぇ」と、苦笑いされ
実家の両親は
「躾も何もなっていない不出来な娘で…
何とお詫びしてよいやら…。」と、平身低頭状態なのかな…
なんて思ったりもする。

いずれにしても
放蕩三昧の私の為に
両家の老いた両親を心配させているのではないか…と、不安がよぎる。

そんな胸の内を姑に打ち明けると
「チヒロさん!そんな事ないわよぉう。ほ〜んと、よく頑張っていると思うわよ」と
カラッと笑い飛ばしてくれるので
都合のいい所だけ、やけにプラス思考の私は
「だよねぇ(あやや風)。頑張ってるよねぇ(再あやや風)。」と、自画自賛し
こっちも笑い飛ばす。

本当に理解のあるあちらの両親には感謝しております。

しかし今年も終盤にさしかかり一年を振り返ってみると
ちょっと遊び過ぎた気がする。

夫も何も文句は言わないけれど
逆にそれが怖かったりする時もあるしね。

かなり…反省しています。

来年こそは
質素倹約!!!そして禅なんぞを始めてですね
“無の境地”なんて大それた事は申しませんが
せめて
内面の向上に努めて行きたい!!と、感じている所存でございます。

「ってゆうか…あんたのブログ…長年読んでいるけどさ
この時期…
毎年年末になると同じ事言ってんじゃん!!」というご指摘…
真摯に受け止めさせて頂き
来年こそは頑張りたいと思います。

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昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

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