昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記
前橋の昭和大橋歯科院 院長Dr.チコの日々の想いを綴っています。
ゴルフ
ゴルフの打ちっぱなしに行くと
それが特に女性同士の場合だったりすると
かなりの高確立で
教えたがりのおじ様に遭遇する。
そのおじ様達は
殆どの場合、その練習場の常連だったりして
「スーさん」とか「ミネチャン」とか
受付の女性にあだ名で呼ばれていたりして
親しまれている。
そして練習場で何度か顔を合わせるうちに
「よく来てるよね」やら「学生さん?」やらと
会話をかわすようになり
いつのまにかそのおじ様は
頼んでもいないのにプライベートコーチになってくれたりする。
そして私の向かい側に立ちドライバーのグリップを私の頭に当て
「振り子の原理と一緒だから。
頭を最後まで残してね。
動かしちゃ駄目〜。
はい!振って〜。
そ〜う、そ〜う。頭は最後まで残す〜ぅ」
もうっ!面倒くさいなぁ!好きに打たせてくれよぉう!…と、
思いながらも文句も言えず
頭をぐいぐい押さえられながら
スウィングする。
そして練習が終わると
おじ様は必ずと言っていい程
お砂糖とミルクがたっぷり入った缶コーヒーを買ってくれて
ベンチに腰掛けながら
一代で築いた自分の会社の話を話してくれる。
そして
あまり面白くもない自分のギャグで大笑いしたりする。
仕方がないので
こちらも「ヒッ…ヒッ」と引きつりながらも
お付き合いで笑ってみたりする。
あれから20年…。
私はまったくゴルフはやっていませんが
たまにはちょこっと打ちっぱなしでも行こうかと
ナカジと相談している今日この頃です。
2008秋冬コレクション
2008年アルマーニの秋冬コレクションへ
おねだり上手の妹二人を連れて行ってきました。
チョイ悪で有名な雑誌Lの編集長のお隣のフロントローで
ランウェイとの距離50センチという超ベストポジションで
ショーを拝見させて頂きました。
今回のコレクションは
色彩、素材、スタイルを自由に思い切り楽しんだ表情豊かなものでした。
エレガントなケープや飾り立てた毛皮のコートやジャケットを
花柄プリントのフェミニンな膝丈スカートに合わせてみたり
ベルベットのワイドパンツを
ボタンの代わりにリボンをつけた短めのシルクジャケットとあわせてみたり
ボヘミアンな感じの華やかなジプシードレスもあり
非常に新鮮で遊び心を楽しんだコレクションとなっていました。
コレクションの後は
恒例のフィッティングで
シャンパンの魔力なのかコレクションの興奮なのか
大盛り上がりの我々。
悪乗りした典子は誰もいなくなったランウェイでポーズ。
これは年に二回のお祭りですね。
本当に楽しかった。
ちなみに
ショーのモデルさん達の美しい事といったらない!
スーパーモデルですから当たり前の話ですが
たまたま私が乗り込んだエレベーターに
ショーを終えた男女のモデルさん達が大勢乗っていたのですが
私一人が「捕獲された手足の短い大顔星の珍生物」のようで
居心地が悪うございましたよ。
最後ははブルガリのカフェで
軽いお食事をして帰りました。
また来年の春夏コレクションが楽しみです。
全然
「食べれなくて…」
「食べ“ら”れなくて…だろ」
「寝れなくて」
「寝“ら”れなくて…だろ」
「全然大丈夫だよ」
「“全然”の後には否定形が来るんだろ」
これは昔、お茶の間でよくおこなわれた私と父の会話。
彼は言葉にうるさくて
“ら”抜け言葉や
最近ではよく使われる“全然OK”的な言葉使いが大嫌い。
小さい頃から
父に対しては絶大なる信頼を置いている私は
何事も彼の言う事は真摯に受け止めてしまう傾向にあり
彼の影響が骨の髄までしみ込んでいるトコロがあるんですよ。
ですから
今となるとテレビなどでレポーターの方が
「も〜う、全然食べれますよぉう」なんて言おうものなら
ものすごく「イラッ」と、きてしまうんですね。
「言葉は生き物。
時代と共に変化するんだから、あまりカタクナにならない方がいいぞ」と
夫に苦笑いされる事もしょっちゅう。
確かにこの“全然OK”なども
相手によっては非常にリズミカルに会話が進行する事もあるし
説得力を与える時もある。
特に若い世代の方々の中では
“全然OK”“全然普通”等の言葉は
もう完全に市民権を得ている気がするし
近頃では私よりずっと大人の世代の方々の中でも
これらの言葉は一般的に使われるようになっている気がする。
明治生まれの祖母や戦前生まれの親に育てられ
平成生まれの人たちと接して生活をしていくという
中間世代の私としては
もう少し柔軟な思考回路で生活していかないといけませんな。
【全然】
@ 余すところのないさま。まったくそうであるさま。
A (副)
1 (あとに打ち消しの語や、否定的な表現を伴って)まるで。少しも
2 残りなく。すっかり
3 (俗な言い方)非常に・とても
大辞林