アナスタシア

ルーマニア出身のアナスタシア・ソアレ女史が
黄金比に基づき
一人一人の骨格に合った美しい自然な眉を作ってくれるサロンが
ビバリーヒルズに出来て
マドンナをはじめとするそうそうたるセレブ達が
彼女の施術を受けるため
こぞってリムジンで乗り付ける…という記事を
何かの雑誌で読んだのが10年ほど前。

意外と眉毛を綺麗に描いている女性って少ないのよね。

ご他聞にもれずこの私がそう。

ですからいつかはアナスタシアさんの施術を受けたいと
願っておりました。

「そんなわけで
時間があったらビバリーヒルズに眉のトリートメントに行きたいのよね。」と夫に言ったら、
「いったいお前は何様?」という顔で
怒りに震えながら絶句しておりましたっけ。

そしてある日ネットサーフィンをしておりましたら
そのアナスタシアのサロンがとっくの昔に日本に出店しており
全国にかなりの数の店舗があるのよね。
おまけにこの7月には初の路面店が表参道に出来たという。

慌てて予約を入れた私。

これがなかなか予約が取りにくいのでびっくり。
やはり私と同じように眉毛の悩みを抱えている女性は多いのかも。

果たして行ってみると
歯科医院のような椅子が何台もあり
横に寝た状態でスタッフ方が手際よく
余分な毛をカットしたり
ワックスでバリッと脱毛したり
毛抜きでチョコチョコ抜いたりして
綺麗な形に整えてくれました。

そしてその人にあった専用のステンシルを選んでくれて
眉毛の部分にあてて
くり抜かれている内側をペンシルや筆で書き足していく。

その後
専用のマスカラで整えて(透明、ゴールド、茶色の3色を使用)
ハイライトを入れて完成。
施術時間1時間。
IMG_1342.jpg
そして選んでらったステンシルを使うと
自分で書く時もとっても簡単に綺麗にかけるんだなぁ。
IMG_1433.jpg
ちなみに
スタッフの方のお話によると一ヶ月に一度は
こちらでカットやトリートメントをした方がいいらしいのだが
何しろ予約が取れない。

私は診療のない日曜日の午後以外は無理なので
「○日の2時前後で予約がとれますか?」と聞いてみたら
ものすごく上から目線で
こころなしか失笑されながら
「無理ですねぇ…。日曜日なら×日の6時しか取れません。
その他のご予約は…」と、もったいぶって予約帳のページをペラペラめくり
「10月の末になりますけど…」と言われた。

あの上から目線の物言いにちょっぴりイラッっとしましたが
「じゃあ結構ですっ!他に行きますからっ!」とは言えないわけですね。
他がないんだから。
立場はこちらが圧倒的に弱い。

それほどこちらのトリートメントには
大満足なのでした。

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ジンジャエール

以前、友人のみっちゃんと
ブルガリのレストランで注文したジンジャエールがとても美味しく
すっかりジンジャエールにハマってしまった私は
外で食事をする度に
食前酒がわりに必ず注文するようにしています。

5月末からお酒は飲んでいないのでね。

しかしどこで飲んでも
ブルガリのジンジャエールが一番美味しく
暑い一日の仕事の後など
「あぁ…またアレを飲みにいきたいなぁ。
ブルガリのカフェは12時までだから
いっその事、車をとばしていっちゃおうかな」と思うほど。

そして先日
スタッフの関ちゃんと銀座に行ったときに
「びっくりするくらい美味しいジンジャエールを飲ませてあげるわよ」と
彼女をブルガリのカフェを連れて行った時の事。

「いつものジンジャエールお願いね」なんて気取って注文すると
しばらくして
うやうやしく運ばれてくる愛しのジンジャエール。
IMG_1424.jpg
キンキンに冷えたそれをグラスに注ぐと
ロックアイスの隙間からあふれ出る炭酸が
高級なシャンパンを連想させる。

そして一口くちに含むと
上品な甘さの後にピリッと舌に感じる優しい辛さは
ジンジャーの香りがする。

「どうよ。関。美味しいでしょう?」上目使いで彼女を見る。
「……」

「ま、言葉も出ないんでしょうね。だってブ・ル・ガ・リッのジンジャエールだかんねっ!
その辺のコンビニじゃぁ売ってないんだかんねっ!」と、恩着せがましく言う。
「……」

私はずっと黙る彼女を満足そうに眺めながら
更にウンチクを続ける。
「うふふ。美味しいでしょう?!ジンジャーの香りがするでしょう?
ま、うるさいかもしれないけどさぁ〜、その辺のコンビニじゃぁ…」

「先生…。お話中悪いんだけど…」と彼女が私の言葉をさえぎった。

「これって…ウィルキンソンのジンジャエールでしょう?
うちのダンナが好きなのよね。」

私はびっくりして
「え?!ブルガリのオリジナルじゃないのぉ?」と、慌てる。

すると彼女は苦笑いしながら
「先生…ごめんねぇ。でもこれって酒のヨシダ(地元の安売りの酒屋さん)でも売ってるよ!」

「マジでぇ〜っ?!」と、ショックのあまり言葉も出ない。
なんだよ!
酒のヨシダで売ってんのぉ?

私ってバカみたい!
ハズカシ〜ッ!!

すると関ちゃんは
「先生、しょうがないよ。
先生はアルコール歴は長いけどノンアルコール歴はまだ3ヶ月だもんね。」と
慰めてくれた。

そして後日
彼女は酒のヨシダで1ケース買って
プレゼントしてくれました…。

満面の笑みの関↓
IMG_1423.jpg

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肌解析

有楽町西武のビューティー館の
ビューティーステーションでは
それぞれの肌の状態を細かくチェックする肌解析をやってくれます。

なんと無料!

そして
その解析結果をもとにして
その人にあったスキンケアのアドバイスをしてくれて
様々なブランドの中から
一番適したものを探してくれるのね。

そもそもこちらでは
化粧品を売るトコロではないので
アドバイスは頂戴しても
その後、無理に勧められた商品を買う必要もないからありがたい。

解析マシンに顔を入れて
待つ事数分…。

水分量、油分量、きめ、しみ、しわ、トーン等
かなり詳細に肌年齢が出てくる。
具体的に言うと10種類かな。

「はい。結果が出ましたよぉう。」と、カウンセラーのオネエサン。
データーが出たようだ。

「あぁ…。
ゴイさん、さすがですねぇ。
やはり普段のお手入れがいいんですね。
しみ、しわ、トーンが非常にいいです。
しわなんかは20代ですよ。
他もみんな30代前半ですね。」

それを聞いた私は鼻の穴を大きく膨らませながら
大声で得意満面に
「まぁ…自分で言うのも何ですけど…
毎日欠かさずストイックにトリートメントはしていますからねぇ。」
そして更に声をはりあげ
「ローマと美肌は一日にして成らず…ですかねっ!ガハハ〜ッ」

するとパソコン画面を見ていたオネエサンが
「あれ?」と顔を曇らせた。

「?!!“あれ?”って言いましたよねっ?何ですかっ?何かあったんですか?」と
慌てる私。

「ゴイさん…。水分量が極端に少ないようですね。
肌年齢が61歳と出ています…」

「えぇっ?!!!ろ、ろ、ろ、ろくじゅういっさいですかぁぁぁ?!!!」
アガサクリスティーのナイル殺人事件に出てくる
神経質な未亡人のようにスーッと気を失いそうになるのを必死でこらえる。

「って事はですよぉっ!キメも…」

「はい。60歳ですね…。」と申し訳なさそうにオネエサンは頷いた。

ここで注釈を入れるとですね
お肌の水分量とキメの細かさは比例するのですね。
同義語と考えていい。

その後
女性なら一度は化粧品カウンターで見たことのある
肌の断面図の絵を見ながら
説明を受けたが…殆ど覚えていない。

最初の元気はすっ飛んでしまい
意気消沈した私は
背中を丸め目もうつろで
蚊の鳴くような声で
「ハイ…ハイ…」と頷くだけでした。

しかしいつまでも落ち込んでいる暇はない。

このように肌の状態が数値で具体的にわかると
頑張りがいがあるってものです。

3ヶ月後の肌解析までに
プルンプルンの水分ではじけそうな肌を作ってやろうじゃないですか!

コンナトキ
以外に底力が出るのよね、私。

「11月にはリベンジにきます!」と鼻息の荒い私に
「はい。お待ちしております」と、苦笑いのオネエサンなのでした。

ちなみに
帰りがけに頂いた肌のチェックシート↓
IMG_1431.jpg

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昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

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