おとなのけんか

「おとなのけんか」という映画がある。

これはどちらかというと
海外の舞台で有名な演目。

この映画は
出演者がたった4人で
撮影現場も部屋一室だけ。

ただキャスティングがすごい。

ケイト・ウィンスレット
ジョディ・フォスター
クリストフ・ヴァルツ
ジョン・C・ライリー




アカデミー賞クラスの
実力派の役者さん4人の演技もさることながら
台本がいいから
何度観ても飽きないんですね。

ストーリーは是非ご覧になって!という感じなんですが
部屋のインテリアが絶妙なんですよねぇ…。




小物のディスプレイ、色合い、もう…全てにスキがない。

有名インテリアデザイナーに全てお任せして
こんな部屋を作りました!という感じが
全くないのがいい。

若い頃から世界中を旅して
気に入って集めた小物なんですよ!的な物が
ディスプレイされていたり
一見、乱雑な様に見える書籍類の置き方も計算されているし
とにかくいいなぁ…と、感心してしまう。

特に本棚の本のディスプレイは難しい。

これはかなりの上級者でないと
かっこよく納まらないと思います。

私なんぞはもっぱらSATCの主人公のキャリーを真似て
こうやって区分けするのがやっと。




さてこのインテリア。

私も色々な小物を集めて飾ったり
リトグラフなんかを壁に飾るのが大好きな時期があったんですけどね。

とにかくインテリアは好きだった。

小学生の時の“将来の夢”の作文が
まだ当時はそんな単語が珍しかった
「インテリアデザイナーになりたい」でした。

ちなみにその作文は補足をすると
「インテリアデザイナーか女子プロレスラーか
外交官か大工さんになりたいです」と、
全くもって一貫性のない将来の夢でしたけど…。

しかしそのインテリアなるものも…
いつしか面倒になり
とにかく片付いていればいいや…と、なってきた。

15年以上前になりますが
珍しい形のパイプを集めるのが好きで
旅をすると気に入ったパイプが目に付くと買って
それをいくつかまとまると
ボードにディスプレイして額縁にして
壁に飾っていたんですよね。

これがとにかくお気に入りだったわけです。

それを新婚当時
大げんかをして壊してしまった(泣。

それがきっかけで
物を収集する事をやめてしまったんですな。

また
どーせ、あの世に持っていけるわけじゃなし…という思いも出てきて
現在は物を収集する…という事をしなくなってしまった。

部屋もインテリアに凝ったところで
キャンドルをともして夫とワインでも飲むなんて
想像しただけでも滑稽ですし
そもそも自宅部分は仕事が終わると
ソファに寝転がってWOWOWを観る位なものですからなぁ…。

最近は部屋のインテリアにお金をかけるなら
歯科機材が欲しいもんね♬と、なっていた。

しかしですね…
この「おとなのけんか」を観ると

う…ん、インテリアやるか…。という気分になる映画です。

友人が都内にエステを作る事になり
そちらの内装デザインを頼まれていて
工事もいよいよ3月下旬から始まるので
私も急ピッチでデザインを考えている最中。

建物を作るのと
部屋をデコレーションするのって
ちょっと私の中では別物だったわけで
ここ数年は建物作りばかりに夢中になっておりましたが
まず…お金をかけずに
自分のオフィスをデコレーションするか…と
手始めに大掃除から始めております。

そういった意味でも
この映画はとてもお勧めです。

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昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

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