恋愛小説

前回書き込みした友人のT子から
「恋愛小説を読んでいる」というメールがあった。

まぁT子は恋してますからなぁ…。
読みたくもなるでしょうな。

それに比べ私なんぞは
ほ〜んと暫く読んでないなぁ…恋愛小説。

縁のない話ですからね。

昨夜も美人歯科医師のM先生と
深夜まで“仕事話”で盛り上がっておりましたらねぇ。

さて…
私の恋愛小説好きは
やはり10代後半から20代前半だったでしょうか。

当時は
まず森瑶子さんの本にハマりまして
おのずと彼女が師と仰いだ
サガンという流れになるのですが
この2人の作家の本は
とにかく読みあさった時期がありました。

そんな事を考えていたら
ふと25年程前の事が脳裏をよぎった。

かやこという友人と長電話をしていて
(この長電話の習慣だけはいまだにかわっていませんが)
「小説家になろうよ!」という話で
盛り上がった事を思い出したんです。

当時はまだまだアナログの時代でしたから
原稿用紙と鉛筆を用意して
恋愛小説を書こう!と試みた事があった。

もちろん書けるはずもなく
私も彼女も途中で挫折して飽きてしまったのですがね。

そんな昔の事を思い出して
ふと
恋愛小説を書いてみたくなった。

話は少しそれますが
私の30代はTVドラマのSEX AND THE CITY(SATC)が
大好きでした。映画にもなりましたよね。
恋とキャリアに夢中になりつつ
「結婚」という事も頭の隅にはあったという
混沌とした時期。

また当時は彼女達のファッションが衝撃的でした。

そして現在、自分が40代になって
これはSATC世代なら絶対にハマるな…というドラマを
毎週観ている。

リップスティック・ジャングル
(現在シーズン2がFOX TVで放送中)

これは40代の女性にはお勧め。

SATCの40代版って感じでしょうか…。

このドラマからヒントを得て
その恋愛小説とやらを
書いてみたくなった。

もちろん主人公は『私』ですよ。

設定は
40代半ばの女性。
職業が歯科医師だと、
あまりにもリアルで色っぽさに欠けるので
フリーランスの売れっ子カメラマンにする。

豊かな黒髪を無造作に束ね
線の細い身体と
透き通る様な白い肌に
殆ど化粧を施さないその顔立ちと
普段は感情をあまり表情に表さないという彼女の性格から
時として人に神経質そうな印象を与えるが
ふと淋しそうに笑った彼女の横顔は
相手がドキッとする程美しい…。

これが主人公のイメージ。

そしてその主人公である「私」は
都内の高層マンションに住み
会社経営する夫と2人暮らし。

犬は飼っていない。
犬がいると、ちょいと恋愛小説の邪魔になるんですな。

仕事から戻り
ワインを飲みながら東京の夜景を見下ろす…時にですよ
うちの犬達がじゃれてきてですね
「え?あ…ウンチしたいの?
あそ。じゃぁ…ウンチいこうねぇ〜」だと
全然色っぽくない…ので
今回の小説には犬はなしでいこうと思う。

実物の私とは若干…いやかなり…いや全くっ!違いますがね。

い〜じゃないですか!

小説ですからね。

そんなわけで
早速コーヒーと煙草を机の上に準備して
パソの前で暫く考えた。

そして
書いてはdeleteし
書いてはdeleteし
結局、何も書けませなんだ…。

私って才能ないなぁ…(泣。

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昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

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