昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記
前橋の昭和大橋歯科院 院長Dr.チコの日々の想いを綴っています。
勉強中
私は歴史が好きです。
まぁ…浅い知識しかありませんけど。
歴史トークで盛り上がれる相手というのが
友人のI氏と弟のタケと夫。
また最近では
患者さんのT君という19歳の早稲田大学の学生の青年で
クラッシック音楽を通してのその時代の歴史的背景を
びっくりする程、精通している人がいる。
このT君とのメールでの歴史トークも
とても楽しい。
この「歴史」というのも
非常〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜に細かいカテゴリーに分類されますよね。
まず日本史と世界史。
そこから
更に、政治、経済、戦い、文化芸術やら諸々と分類していくと
もう…キリが無い。
要するに
自分がどの時代のどんなジャンルが好きか…という事で
各々が色々と紐を解いていくわけですよ。
さて…
この日本史の場合…
やはり面白いのが
室町時代中〜後期から関ヶ原の戦いあたりまでが
我々の間でもよく出る話。
一般的にもメジャーですよね。
そうそうたる面々の戦国武将達の人物像や
経営戦略、人心掌握術などを例にあげて
自分のちっぽけな病院の経営と照らし合わせて
色々と考えてみたりする。
特に友人のI氏との会話は
彼の口からポンポンと小気味いい程
色々な武将の名前が出てきて
ご教授頂けるので楽しい。
またこの時代もメジャーというのが
幕末から明治維新にかけて…。
さて…
私の幕末への教科書は
司馬遼太郎著書の「龍馬がいく」でした。
学生時代、それはもう龍馬に衝撃をうけて
一気に全8巻を読み終えて
もう一度読み返し
もう龍馬の大ファンになってしまって
部屋に彼の写真を飾っていた程でした。
1人旅は絶対に出来ないのだけれど
京都伏見の寺田屋だけは
何度も足を運びました。
しかし…龍馬は暗殺されてしまいますでしょ。
ですからがっかりしてしまった私は
それ以降の事には
あまり興味が無くなってしまったんです。
ですからあまり詳しくない。
通常は
司馬遼太郎氏の「龍馬がいく」を読むと
「飛ぶが如く」
↓
「坂の上の雲」を読むのが
一連の流れになっているのは
歴史好き、司馬遼太郎好きの人には
常識らしい…。
先日、その20年来の友人のI氏に
「えぇっ?!お前…読んでいなかったのかよ!!!」と
唖然とされた。
「うん…。だって龍馬が死んじゃったし…。
その後の事はどーでもよくなっちゃって…」
「アホか…。そこからが面白いのに…」と彼。
うん…わかっているんだけどね。
きっかけがなくて…。
すると私は
「本当に情けないっ!」と、彼に嘆かれ
自分が情けなかった。
I氏は私にとって
友人であるとともに
何かにつけて相談にのってくれ
その相談内容に対して
確実に対処してくれる頼もしい人。
ちょっとお兄さんというかお父さんというか
そんなポジションの人なんですよ。
その人の「情けない…」発言に触発されましてですね
今回思い切って
Amazonで「飛ぶが如く」を注文したのが数日前。
あれって10巻あるんですね…(汗。
そんなわけで
暫くは映画鑑賞の日課はお休みして
必死で読破します。
ちなみに…
映画鑑賞もお休みすると同時に
主婦業もお休みさせてもらいました。
昨日の昼休み…
本を読んでいた私に
「腹が減ったな…」と、夫。
「…。今、歴史勉強中っ!」
「あ…それ読み始めたのね。
じゃぁ…俺、蕎麦…食ってくるね」
「悪いわねぇ。いかんせん、勉強中だから。
早くI氏に追いつかないと。」
勉強するのはいい事だからな…という言葉を残して
夫はお蕎麦屋さんに行きました。
もう…最悪のぐうたら妻ですな。