昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記
前橋の昭和大橋歯科院 院長Dr.チコの日々の想いを綴っています。
嬉しい時
2010.03.23 (Tue)
勝手に私が思いをよせているヒト。
話をしていても
普通に気が合うのよね。
「先生の好きな食べ物を覚えてる?」と聞くと
「ハッピーターン」と、即答してくれるのが嬉しい。
「先生の事好き?」と聞くと
「うん。好きだよ」と、これまた即答しれくれるのも嬉しい。
先日、最後の虫歯の治療が終わり
「先生、ありがとうございました」と深く頭を下げてくれて
「また、虫歯になったら来るからね。それまではバイバイ」と手を振る彼。
涙が出そうになった。
小さいお子さんというのは歳を重ねるにつれ
こちらが対応する時
女の子の場合は女性同士のせいか
年々会話が盛り上がるようになるけれど
対称的に男の子は
ちょっとシャイになって
口数が少なくなる場合がある。
開業当初来てくれていた頃は
「う…ん、先生の事よりママの方が好き」なんて言っていたのに
頬のあたりにニキビが出来る年齢になってくると
「いや…別に…、わかんないっス…」ってな具合に
苦笑いしながら途端に口数が少なくなる。
先日、開業当初から通ってくれているA君(現在中学生)に
「好きな女の子とかいるの?」と聞いたら
「彼女がいたんスけど…別れました」だそうだ…驚き。
理由を聞いたら
「ってゆうか…、なんか…色々と面倒で…」
「あ…面倒という事は…色々と束縛されたりしたわけだ」
「そうなんスよ…うざったくて」
「でもさぁ…その彼女の気持ちもわかるなぁ…。
私も若い頃ね…」なんて風に
私の体験談に耳を傾けるA君の姿はすっかり大人びて
そんな姿を目にするのも嬉しいものです。
開業してよかったな…と、思える瞬間ですね。