放浪記

昭和の最後の時
美空ひばりさんが亡くなったニュースを聞いて
あ…コンサートに行っておけばよかった…と、思ったわけですよ。

彼女の歌はテレビで聴く程度で
自分では好んで聴くタイプの曲ではなかったけれど
美空ひばりさんといえば
やはり昭和の時代と共に生きてきた方でしたから
昭和の象徴というイメージがありましたから。

そんな事があったので
森光子さんの『放浪記』が去年、2000回をむかえ
来年(つまり今年)も放浪記をやります…と、彼女が仰った時
「これは絶対に観ないと後悔する」と思い
すぐにカード会社のコンシェルジュデスクに電話して
平成10年度の放浪記のチケットを二枚予約しておいたのが去年の夏。

ところが先日、デスクから電話があり
予定されていた公演が
森光子さんの体調不良により
中止になったと報告を受けた。

あぁ…。心配していた事が起こっちゃったなぁ…。

高崎駅の西口に豊田屋さんという古い旅館があり
森光子さんは戦前そこに疎開しており
その旅館で終戦をむかえたんですね。

終戦のその日、高崎の街は大きな空襲を受け
私は小さい頃、祖母からその話をよく聞いていましたので
森光子さんがテレビでその時の体験談を語られていたのを聞いて
勝手に親近感を持っていました。

本当に残念です…。

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昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

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