アイアンレディ

先日、家の階段を踏み外し転げ落ちたんです。

階段の半分のカーブの所からですから
7段位でしょうかね。

もの凄く痛かったのですが
とっさに出た言葉が



「れ、い、と、う…」



夕方、食材の宅配が届き
仕事中だったので
とりあえず、食材を下の部屋の冷凍庫にいれておいたわけです。

仕事が終わり
それらを2階の冷凍庫に移動しようとしている最中の出来事でした。

冷凍食品というのは
溶けてしまうと商品が劣化しますから
食品の冷凍庫から冷凍庫への移動は
F1レーサー並みに急がなければならないわけで
途中で転んで
「痛い…」などとうずくまっている時間に商品が溶けてしてしまうのが
とにかく心配だった。



自分の身体 < 冷凍食品



という、気持ちだったのだと思います。

ガバッと飛び起きて
散らばってしまった冷凍食品をかき集め
2階に駆け上り冷凍庫に閉まった。

かき集めている時間の数秒の時間のロスに焦った事!!!

それでも一応は無事に食品を冷凍庫に収めた後
ホッとするとともに
不思議なものでどっと痛みが襲ってきて
「痛い…」と、心置きなく(?)うずくまっており
しばらくして起き上がり
骨には異常がない事を確認し終了。

やや打撲程度はあったのか
数日、足が痛かったですが
冷凍食品は無事でした。


以前もドイツのケルン大聖堂の階段から転げ落ちた時に
石の階段ですし、ゴロンゴロンと見事に落ちましたから
相当痛かったわけですが
とっさに出た言葉が



「カ、メ、ラ…」



落ちながらもカメラを反射的に守った記憶あり。

あまりの痛さにしばらく動けませんでしたが
両手だけは動きましたから
カメラだけは確認しましたね。

神父様が
「大丈夫ですか?!!!」と、駆け寄ってきて下さいましたが

「私は大丈夫ですが、カメラが…」と
転んだ体勢のまま
レンズを覗き込んでズームしたりなんかして
カメラチェックをしておりましたから

神父様も
「このオバちゃんは大丈夫そうだな。アーメン」なんて
思っていたでしょうね。



自分の身体 < どう考えても一眼レフっしょ!!!




英国初の女性首相だったサッチャー女史は
アイアンレディ(鉄の女)と呼ばれておりましたが

私もアイアンレディなんスよ。(ニュアンスが全然違いますがね)

身体だけは丈夫と過信しております。

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最近気になる…

以前から口を酸っぱくして申し上げてきました
「ら」抜け言葉の件。

食べられない→食べれない
見られない →見れない

もう最近では「ら」抜け言葉は主流でございますね。

ベテランアナウンサーの方は流石に使いませんが
TVなどでも殆どの方が「ら」抜けですし

仲のいい友人でも
ら抜け言葉を使う人は案外多く
最近では気にならなくなりました。

また
「全然OK」や「全然大丈夫」の件。

これに関しましては
お相手の年齢層によっては
むしろ会話がスムーズに
またリズミカルにいく場合もございますので
(父が生きていたら叱られたでしょうが)
最近では、ケースバイケースで使う様になりました。

患者さんの帰り際に
「先生…この後、すぐに飯、食ってもいいっスか?」
「うん、全然OKっ!」
「了解ですっ!」
ってな具合ですな。

また
通常、「全然」の後には否定的な語を伴うという認識でございましたが
この認識が誤っていた事が発覚。

辞書で調べましたら
「実に全然たる改革を宣言せり〜」と
明治、大正時代は
肯定表現に使われていたわけですが
しだいに下に打ち消しを伴う用法が
多くなってきたらしいですね。

という事は父の指摘は誤りであったわけで
今度の墓参りの時には
「ちぃさん、間違ってたよ!」と
伝えようと思っている所存でございます。

子供に理路整然と間違いを指摘されるのを好む人でしたから
ニヤリとする顔が想像できますな。



さて…
最近また気になる表現がございます。



「私的には〜」という言葉と
「〜かも」という言葉。



「私的には好きかも…」



どっちなんじゃいっ!
曖昧にもほどがあるっ!と、言いたい。

「私は好きです。」と、全責任を持って断言せず

「私的には好きかも」と、言う事で
曖昧にして言葉に責任を取らないという”逃げ”の姿勢が見え隠れ致しますね。

筑波大学 日本語・日本文化学類長の砂川先生は
「あいまい族」と指摘されておられ
うまい事を言うなぁ…と、思った。

しかし…思いっきりその世代の
営業の子に聞いたら
さすが、空気を読むゆとり世代ですね。

公私できちんと使い分けるのだそうだ。

「仕事関係では絶対に使いませんが
プライベートでは使いますね。」

また、彼は興味深い事も言っていた。

「俺的には〜」とか「僕的には〜」は
確かに”逃げ”という場合もあるけれども
”相手の事を気遣って”使う場合もあるらしい。

例えば
レストランで二人で(共有して)食べる物を注文する時に

「俺はこれがいい」と、言ってしまうと
彼女が選べなくなってしまいますが

「俺的にはこっちの方がいいかな…」とか
「俺的にはこっちの方がいいかも…」と、いう事で

でもどうしてもそれが食べたいわけではないんだよ。
よかったら、君が好きな物を注文すればいい…という

「選択肢を与えてあげるという」意味で使うんだそうだ。

ほぉう…なるほどぉう…深いな。

ですから一概に決め付けるのも
良くないなぁ…と、思いましたね。

お若い方から
学ぶ事が多い今日この頃でございますな。

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問題?!

ネット検索というのは
いいのか、悪いのか…と、思う時がございますね。

イグアナを飼っている知人が

「いい子、いい子と撫でると
嬉しそうにするのよね」と、言った時に

ふと
「爬虫類の脳の構造ってどうなっているのか?」
「だって喜怒哀楽はないのでは?」と、ネット検索すると

必ずYahoo知恵袋が上位にくる。

しかしYahoo知恵袋の
例えば歯科関連の事を見てみると

それって違うんじゃないのかなぁ…という類の回答が多く
やはり専門家に診てもらった方がいいのでは?と、思う事多し。

また犬の餌の事…特に馬肉問題の時も調べたいけれども
やはり行き着くところが知恵袋で

納得がいかずに

海外のサイトでググってみると

一瞬、英文だから「何だか本当っぽいか?!!」と、思いきや
よくよく読んでみると

例えば老犬に馬肉は?と、ググっても

slaughter?!!!虐殺?!!!!ん?!!!!

食用の為に何万頭の馬が虐殺されて…という記事で
発信元が愛護団体か…と

次の記事を読む…という

ネット検索というのは便利な様で
案外、労力がいるもので

だったら担当医の先生に聞いちまった方が早ぇなぁ…と。

結局、イグアナ喜怒哀楽問題も

爬虫類研究所でググってみると

全国の研究所一覧がわかるので
電話で問い合わせてみると
とても親切に教えてくれたりするのね。(←私は暇なんかいっ!!!)

ネット検索も
どの情報が正しいのか否かの判断が難しいですから
やはり専門家に電話をしてしまった方が早いですね。

今はもうとっくに飽きてしまった
老後海外移住問題の時にも
ギリシャやらスペインやら
色々な候補地がございましたが
ネットで検索していても
これが確実!というのがなかなか見当たらず

結局、各国の大使館に電話をかけてみたら
とても丁寧に教えて下さいましたね。

イグアナ喜怒哀楽問題…等…

色々な「問題」を抱え込んで
調べるのが好きでございまして
その手段としては

アナログの様でございますが
やはり直接電話にて問い合わせた方が効率的ですな。

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昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

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