憧れの女性達…



フランソワーズ・サガンは
私の大好きなフランスの作家ですが
1954年、彼女が18歳の頃に出版した処女作
「悲しみよこんにちは」は世界的ベストセラーになった。

私も若かりし頃、母に勧められて読んで
ものすごい衝撃を受けまして大ファンになった。

さて…この時
18歳のサガンに入った印税が530億円といわれている。

1954年当時の530億円というのは
現在の貨幣価値に換算するとどの位になるのかなぁ…と、思った。

私は昔と今の貨幣価値の違いを換算する時に
コーヒー1杯の値段と比べる事にしている。

530億円は現在でもすごーーーい金額ですがね。

1954年というのは
コーヒー1杯の値段が70円だったそうですよ。

現在はまぁ…400円位ですか?

場所によっては1000円なんてのもありますけれども…。

では500円としましょうか…。

となると

約7倍になっているわけですから
現在の貨幣価値に換算すると
530億×7=3710億円!!!!!!

経済に詳しい方には
「いやいや…そんな単純計算じゃないから…」と、
苦笑されるかもしれませんが

いかんせん、私はオツムの程度が低いですから
自分の生活に密着したものと比べないとピンとこないのよね。

デビュー作での印税が
現在の貨幣価値だと3710億円ですか…。

その後も数々の作品を出版されておられますから
相当の資産を残したと思いきや
晩年は経済的にもかなり困窮した生活をされるのよね。

サガンの一人息子は
サガンの遺産相続を放棄しましたからね。

なぜなら
それ以上の借金があるから相続なんてしてしまったら
エライ事になっちゃう。

サガンは18歳で文豪の仲間入りをして
莫大なお金を手に入れて
その後も数々のヒット作を出しますから
何で晩年は困窮した生活になっちゃうのかしらん。

何で誰かが
「一応老後の為に500億円位は
郵便局(?!)に預けておきなさいね。
通帳と印鑑(?!)は
勝手におろせない様に
弁護士に預けておくわよ」という
友人、知人がいなかったのかしらん…と、思う。

フランスなのに「通帳と印鑑」って…というご指摘。
ですからイメージね!!!イメージ!!!

彼女はとにかくパーティー三昧の毎日だったようで
お金目当てで寄ってくる取り巻きが大勢いて
ドラックやギャンプル漬けの毎日だったようで
69歳でこの世を去る。

それでも彼女の作品は
それはそれは素晴らしく
私は大好きな女性の1人。


さて…
先日WOWOWでエディット・ピアフの特集をやっていた。

今年は没後50年なんだそうですね。

フランスを代表するシャンソン歌手である
ピアフも大好きなんですよね…私。

シャンソンというジャンルは積極的には詳しくないのですが
エディット・ピアフのそれは好き。

2007年に
マリアン・コティアーヌが見事に演じたピアフの生涯を綴った映画
「エディット・ピアフ 愛の讃歌」をご覧になると
彼女の生涯はざっくりとわかります。





彼女は47歳でこの世を去っておりますが
20歳は老けて見えた…と、言われています。

病を患っておられましたし
薬物問題もございましたからね。

このエディット・ピアフも世界的大スターであったわけですから
相当な財を築く事も出来たでしょうが
晩年はやはり経済的に困窮していたらしい。

だからぁ…
何で郵便局(?)に貯金しておかないかなぁ…と、思う。

ちなみにピアフは亡くなる1年前の46歳の時に
20歳年下の26歳のテオ・サラボという男性と結婚する。





(間をとりもったのがあの!マレーネ・デートリッヒというからすごい!)



この結婚は
「どーせ、財産目当てでしょう」という世間の揶揄もあったらしい。

しかし当時のピアフに財産なんかないんですよ…。
あるのは借金だけ。

これは最近知ったのですが
テオ・サラボという男性は
たった一年の結婚生活でしたが
妻の死後、彼女の残した多額の借金を
自力で完済したのだそうですよ。

衰弱しきった体で、亡くなる数ヶ月前の
最後の舞台となったオリンピア劇場での彼女の舞台を観ると
もう…鳥肌がたちますね。

おそらく彼は
年齢差やお金ではなく
ピアフの才能に心酔していたのでしょうね。

このテオ・サラボという人の事が
最近はとても気になる。

Googleしているのですがね。

なかなか彼の文献が少ないんですね。

この男性は素晴らしいと思いますし
詳しく知りたいんだなぁ…。


フランスには他にもココ・シャネルやボーボワールなど
私の大好きな女性が沢山いるんです。

今日はその中の2人の女性について
ちょっと書いてみました。

才能のある女性というのは
本当に羨ましいですね。

心底憧れます…。

pagetop

空虚な会話

例えばTVの対談番組というのは
司会者とゲストがいるわけですよね。

あの司会者の力量というのは
そのゲストに
「あなたの話が聞きたくて聞きたくて仕方がないんです。
すごく楽しみだったんです」というのが
どれだけ“自然”に表現できるかによると思う。

おそらく司会者の方は
そのゲストの事は予めリサーチしてあるのでしょうね。

色々な質問を投げかける。

「へぇ…そうだんですか!!!」なんていう対応も
大げさ過ぎてもダメ。

自然にね…ついついゲストが
喋りたくなっちゃう様にもっていくのがプロだと思う。

もう…マニュアル通りの質問をしているなぁ…。
本当はそのゲストの事なんか
全く興味がないんだろうなぁ…なんて
観ている側に、思わせちゃうのは最悪だし
その質問に答えるゲストも気の毒だなぁ…と、思う。


さて…
何故突然にそんな話をしたかと言うと
うちの出入りしているある業者さんの話。

私のオフィスに入ると
部屋の奥の窓脇に机があり
そこに私のPCがある。

朝の仕事の前に
メールのチェックなんかをしていると
各業者さんが納品をして
“納品書”を私のオフィスの入口脇にある
納品書BOXに入れる。

私はPC画面を見ているわけですが
後ろの方で
「おはようございます」と、業者さんが言う。

「おはようございます。ご苦労様です」と、私が言う。

ここで業者さんは帰っていくわけです。

ところがですね…
Sさんという方は
おそらく私に気を使っているのでしょうね。

必ず話しかけてくるんですね。

それもね…
多分、彼も面倒くさいなぁ…と、思っているのが
ちょっと伝わってきちゃうんですよね。

だったら
そのまま納品書だけ置いて帰ればいいのに
とてもいい人なんですね。

気を使ってくれているのだろう…けど
逆にそれが裏目に出ちゃうのね。

昨日の朝も
仕事前の時間にコーヒーを飲みながら
患者さんからの
問い合わせメールの返信を打っていたわけです。

これも重要なお仕事ですからね。



「おはようございます」と、Sさん。

その後、すぐ帰ればいいのに

「先生、コレ何ですか?」と、聞いてくる

面倒くさいなぁ…と、思いつつ
キーボードを打つ手を止めて
後ろを振り返る。

「DVDよ。」

見ればわかるだろうが…そんなん。




「先生、映画が好きなんですか?」

うわぁ…そうきたか…。

これから私が映画論について喋ってもいいけどさ。
ついてこられるんですか?

なので
「Sさんは映画は好きなの?」

質問を質問で返す。

これはFBIの本で知ったのですが
質問者をかく乱させる手法らしいですよ。
主導権を奪うのね。

すると彼は
「いやぁ…全く観ないですねぇ…」

……。
だったら映画の事なんか聞いてくるなよ…。

2人の沈黙…。




「TVドラマなんかは観るんですか?」

あのさ…Sさん。
民放は一切観ないって100回以上は言っているよね!!!

結局、毎度おざなりに聞いてくるから
彼は覚えていないんでしょうね。

「民放のドラマは一切観ないけど
海外ドラマは相当観るわね。」と、言うと

「あ!俺も観ましたよ『24』」

えーーーーーーっ?!
今、それなのぉーーーーっ?!

2人の沈黙…。




「最近の“お笑い”ってつまらないと思いません?」と、彼。

だから民放は観ないって言っているよね!!

でも一応
「うん…そうなのかねぇ…。」

2人の沈黙…。


「いやぁ…。俺も昔はお笑いが大好きで
よく観て笑っていた時代もあったんですけどね…。(遠い目)」

いやいや…Sさん!
ここで
何でセンチメンタルになっちゃってんのぉ?



毎度、この調子のSさん。

おそらく彼は私の映画好きとか
ライフスタイルなんか
全く興味がないのでしょう。

でも彼はとっても気を使う人で
何か喋らなきゃいけないと思いつつ
プロの司会者ではないわけですから
本当につまらない質問を
私に投げかけちゃうのね。

そういった彼の気遣いがわかるので
「つかさ…この空虚な会話はやめない?」
とは言えないんですな。

本当に困ったものです…。

pagetop

実験

えっと
これからある調味料をご紹介します。

実はこれは我が家の必需品で
人様に差し上げても
「!!これはすごい!!」と、驚かれる代物でして。

ご存知の方も多いかもしれませんが
お肉、お魚、卵料理、野菜炒め…
とにかくこれだけでいい!!!という物。

しかし、これ…
私、相当な方々に差し上げておりますし
ブログにも書込みしちゃうわけですから
メーカーさんのどなたかが
もしご覧になったら…

ちょっとね〜
宣伝料…とまでは言いませんが
粗品とかね〜
頂けるとね〜
嬉しい…ですっ!(←相変わらず、下賎)

サンタフェ ステーキスパイス。




これがヤバイ!って位、美味しい。




そして最近発見したのですが

ユウキ ラー油。






Amazonで273円という低価格なのですが
辛いんだけど辛すぎず
コクがあるのよね。

えーーーっ?!って程、かけても
辛すぎなくてごま油の様なコクが出る。

さて…
今日はこの2種類のスパイスを使って
すごく美味しい「ところてん」の食べ方を発見したのでご報告。

まず、ところてん一人前。

通常は三杯酢の様なタレがついていますよね。

付属のタレを半分の量、かける。

そしてラー油をガンガンかけて
サンタフェ ステーキスパイスで
お好みの塩加減にする。

これがビックリする程、美味しい!!!

最近はダイエットの為
全国各地のところてんを取り寄せて食べておりますが
いい加減に飽きてきた。

そこで
色々実験してみて
この「ステーキスパイス+ラー油+付属のタレ半分」の法則を
発見したんですよ。

お料理って実験ですからね。

いつも色々と実験をするわけですが
成功するととても嬉しい。

是非一度試してみて下さい。

ちなみに
私がお取り寄せして美味しいなぁ…と、思ったところてんは
伊豆河童のところてんですな。

pagetop

昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

MENU

Calendar

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
<<前月 2013年10月 次月>>

New Entries

Mobile

Archives