Tシャツ

Tシャツは大好きで
とにかく気に入った物があると
古着屋での数百円の物でも
デパートで
「えぇっ?!!マジですか…」という値段の物でも買ってしまう。

クローゼットもTシャツ専用ラックがあって
日々増え続けている。

このTシャツへの執着はもう病気だと思いますね。

しかし…
ひとつだけこだわりがある。

首回り。

ベーシックなTシャツの
ピッタリした首回りのラウンドがどうも気に入らない。

そういった場合は
すごく高い物は別として
通常は
襟ぐりをカットしてラウンドを少し深くしたり
思いきってVネックにしたり
オフショルダーにしたりと
リメイクして着る様にしています。

さて…このリメイクですがね。

名前が今、ど忘れしてしまい
全く思い出せないのですが
カナダのデザイナーさんで
「すげーーーー好き!!!」というリメイクTシャツを
ハンドメイドで作る方がいて
大ファンなんですよね。(名前が…

ハンドメイドの一点ものですからお値段もいい。

しかし先日ヤフオクでリメイクTシャツを
無事落札。ノーブランド。





1100円と1000円〜♬

これこそリメイクの真骨頂でしょうなぁ…。

さて…先日
Tシャツが送られてきた。

しかし送り主が書いていない。

だれ?!!!!!
サプライズプレゼント!!!!!

脳裏をよぎったのが2名。

みっちゃんとゆう子先生。

しかし
可能性として
みっちゃん>ゆう子先生 と、思った。

だってこれですよ↓



背中にプリントされている文字

「『話しかけるな』

只今たいへんテンパっておりますので、誠に恐れ入りますが
話しかけないようにお願い申し上げます。
なお、お急ぎの用がございましたら
話の要点をまとめて、
わたくしが「はい」か「いいえ」で答えられるよう
よろしくご配慮のほどをお願い致します。
その際、あなた様に身体的、精神的な被害を与える場合が
ございますので、あらかじめご承知置き下さいませ。
以上よろしくお願い申し上げます」

すごくないですか?!

この内容って本当に私が常日頃から言っている事ですが
こんなTシャツが存在するなんて…。
誰が考えたのでしょうねぇ…。

みっちゃんは
「さぁ…チコちゃん。
これをどうやって着こなしますか?!!!」という類いの
ギャグ服というか
もう挑戦状とも言えるお洋服を
送ってくる事がある。

ゆう子先生もサプライズプレゼントを
送ってくれるのですが
彼女の場合は
いかにも私が好き♡という柄の物が多い。
はずさない。

という事を総合的に考慮して

差出人を想像した時に

みっちゃん>ゆう子先生

と、思った。

しかし
みっちゃんに聞いたら「送っていない…」という。

えぇっ?

誰?!!!

って事は…
まさかのゆう子先生でした。

10月12日に書込みしたブログ「空虚な会話」で
業者さんのSさんが
色々話しかけてくるので面倒だ…という内容だったのですが

それを読んだゆう子先生は

このTシャツを着ておけば
バックプリントですから
業者さんの目にとまるので
いちいち話しかけられないですむでしょ?という
本当に心遣いのある配慮から
わざわざ送って下さったのだそうだ(涙

しかし…
どうやって検索すると
このTシャツに出会えるんでしょうかね…。

それが不思議…。

でもゆう子先生って本当に思いやりがある人。

有り難い事でございます…。

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一部訂正?

あの…昨日の書込みで
一部訂正しなければいけない事に気づきました。

「プラダを着た悪魔」で
メリル・ストリープが演じた鬼編集長役のモデルは
雑誌ヴォーグの編集長の
「アナ・ウィンター」と書込みいたしました。

言いきってしまいました。

しかし…
ちょっと疑問に思いまして
再度、チェックしてみました。

そもそも
本当にモデルはアナ・ウィンターなのか?

ご本人は否定していますよね。

アナ・ウィンターの密着ドキュメンタリー映画
「ファッションが教えてくれること」を観ると
確かに人を寄せ付けない雰囲気が漂い
仕事に対する妥協を許さない厳しい姿勢は
彼女の下で働く人達というのは
相当苦労を強いられるだろうなぁ…と、思う…がっ!

映画「プラダを着た悪魔」では
編集長はオフィスに付くと
アシスタントのデスクに
コートやバックを無言でバーンと投げるシーンが
ありますよね。

「しまっておいて」という事なんですよね。

あのアナ・ウィンターが
そんな失礼な事を本当にするのかしらん。

また同じく映画では
デザイナーのオフィスに
コレクションに出品する作品のチェックに行く時に
編集長はアシスタントを大勢従えて行きますよね。

そして彼女の無言の厳しい目で
作品を一つ一つチェックする姿を
アシスタント達が固唾をのんで見守るシーンもある。

しかしここで疑問がでる。

現在の殆どのコレクションは
ショー直前に洋服が仕上がってきます。

これは
どのブランドも
コレクションショーの舞台裏の
ドキュメンタリー映画を観ればわかります。

結果的には洋服が仕上がらないものだから
ショーの開始時刻が1〜2時間遅れるのは当たり前。

ですから
ショーの“数日前”に
アナ・ウィンターが大名行列の様に
大勢のアシスタントを従えて
作品のチェックに訪れる…なんて事は不可能っ!

ショーの数日前というは
大幅なデザイン変更があったりして
まだ型紙すら出来ていないっ!なんていうのもある。

ですから少なくても
映画「プラダを着た悪魔」の
アシスタントを大勢従えた大名行列は
現在のアナ・ウィンターでは
物理的に不可能ですね。

事実、各ブランドの
ショーの開始30分程前に
アナ・ウィンターが楽屋に現れると
慌ててデザイナーがアナのもとに飛んで行って
作品の説明をする…というシーンは
よくみかけますよね。

しかし…
実際にアシスタントのデスクに
コートやバックをバーンと投げつけたり
大名行列の様にアシスタントを従えた編集長が1人いたんですよ!!!!

それが昨日書き込みをした
雑誌ヴォーグの編集長で
70年代に引退した
ダイアナ・ヴリーランド…なんですね。

実際に彼女にコートを毎日投げられて
頭にきて投げ返した…と
マリー・マクグロウ(現在は女優)は
証言していますし

ファッションチェックの大名行列は
映画「ポリーマグー お前は誰だ」(66年作品)で、
描写されていて
これが「プラダを着た悪魔」のそのシーンにそっくりなのですが
66年にはアナ・ウィンターはファッション業界に入っていません。

オードリー・ヘップバーン主演の映画
「パリの恋人」での気難しい鬼編集長は
ダイアン・ヴリーランドがモデルとされていて
(これはご本人も認めているのは確認済み)
これも「プラダを着た悪魔」とそっくり。

なので
「プラダを着た悪魔」の鬼編集長役のモデルは
あの寡黙で人を寄せ付けないイメージは
アナ・ウィンターのものでしょうな。
しかし
ダイアナ・ヴリーランドがモデルとなっている可能性の方が高い。

ダイアナ7割
アナ2割
その他1割

だと思いました。

「ダイアナ・ヴリーランド 伝説のファッショニスタ」をご覧になれば
納得していただけると思います。

ですから
「プラダを着た悪魔」のモデルは
アナ・ウィンターではありませんっ!

スタッフの関ちゃんに報告したら
「えーーーーーっ?!
それは歴史的大発見ですよーーーーー!!!」と、大興奮していた。

まぁ…常々申し上げておりますが
いい大人なんですけどね…。

ちょっと夢中になってしまい
調べてみました。

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ダイアナ・ヴリーランド

海外を旅すると
アメリカ人だけはすぐわかるんですよね。

特にヨーロッパを旅行すると
一目瞭然。

格好が…まぁ…何と申しますか…
お世辞にもオシャレとは言えない…。

またアメリカのニュースを観ていて
街並みを歩く若い方々を拝見しても
「……。」

それに比べて
日本の若い方々は
個性的でオシャレだなぁ…と、思う。

これは世界的にも
トップレベルじゃないのでは?と、思う。

ただ
私が生まれた時代は
ちょっと時代をさかのぼると
戦後の混乱期から高度成長期を迎え
それが安定してきた昭和40年代。

「奥様は魔女」というアメリカのドラマが
爆発的な人気があって(後にニコール・キッドマン主演でリメイク)
こぞって観ましたし



日曜日になると映画館に行って
ハリウッド映画を観て育ちましたから
アメリカ的になるのが
オシャレの象徴というイメージが
子供心にありましたね。

特に「奥様は魔女」では
子供の目には
アメリカの普通の一般家庭のお宅が
それは大豪邸の様に映り
色鮮やかなキッチンが衝撃的で
奥様役のサマンサが
大きなオーブンで焼くパイやミートローフが
それはご馳走の様に思いましたね…。

しかし段々歳を重ねていくと
小さい頃に抱いていた憧れが
段々と冷めていくわけですね。

ちょっと前に流行った米ドラマ
「デスパレートの妻たち」を観ると(途中で観るのをやめましたけど)
私が小さい頃に観た
「奥様は魔女」からちっとも進歩してねぇなぁ…と、思う。

何故だろ…と、常日頃から思っていたのですが
要するに国民性が保守的なんでしょうね。

昨夜、WOWOWでドキュメンタリー映画
「ダイアナ・ヴリーランド 伝説のファッショニスタ」を観て
何となく謎が解けた気がした。

ダイアナ・ヴリーランドは
ファッション雑誌
ハーパスバザーやヴォーグの
超有名な編集者ですね。



映画「プラダを着た悪魔」は
ヴォーグの有名編集長アナ・ウィンターをモデルにしておりますが

えっと…(こうゆう例えは怒られちゃうかな…)
アナ・ウィンターがローマ法王だとすると
ダイアナ・ヴリーランドは神でしょうな。

この“神”が現在のファッションの原型を造ったと言っても
過言ではないのでしょうかね。

このお二人に共通しているのは
幼少期はパリやイギリスで過ごしているんですよね。

多感な時期に欧州で過ごした経験がなければ
この2人の天才編集者は
世に出なかったかもしれないですな。

1903年生まれのダイアナ・ヴリーランドは
「私は20世紀の始まりをみたのよ。
特にパリは素晴らしく美しかったわ!
ベル・エポックの時代!!」と、言う。

ベル・エポックというと
1900年のパリ万博前後の
パリの華やかな時代というイメージ。
パリの街並みはルノワールのこんな感じだったのではないでしょうか。



また彼女はあのココ・シャネルに
彼女の私邸で仮縫いをしてもらった人ですからね!!

彼女はその後
ニューヨークに住み
銀行家と結婚するわけですが
ファッション雑誌のハーパスバザーの編集者をやり
ヴォーグの編集長となり
ファッションの概念や
女性の生き方を根底から変えた人。

当時の雑誌を見てもそれはもう斬新で
独特の着眼点でモデルを起用。

それが後の数々の大スターとなる。

デビュー当時のローリングストーンズの
ミック・ジャガーにいち早く目を付けたのも彼女。

これは私も知らなかったのですが
ブルージーンズ(デニム)を流行らせたのも彼女だそうですね。

「ブルージーンズは
ベニスのゴンドラ以来の最高傑作」と、言っている。

そんな彼女が
「日本はすごいわよ。
神は日本にはダイアモンドも石油も金も与えなかったけど
その代わりに『スタイル』を与えた」と、言っておりましたが
(金は与えてくれましたけどね)

ほぉう。
なるほどね…と、思った。

だから日本人ってオシャレなのかな…。

独自のスタイルがDNAに組み込まれているのかも。

それは着物をはじめとする
様々な独自の文化がございますからね。
わび、さび…という独特の美意識とかね。

さて、ヴォーグの編集長として
ファッション界の女帝として
常に挑戦し続けた彼女ですが
商業主義が蔓延してくると
徹底した芸術性を求める彼女の方向性と
雑誌の方向性がかみ合わなくなってくる。

そして70年代にヴォーグの編集長から退く。

1つの時代の終焉ですね。

この頃からアメリカ文化も少しずつ変わってくる。

「何でだろ…」と、以前から思っていた疑問。

点と点がつながった気がした。

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