昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

トレッドミルその後。

毎日の来客に
「？！！！これ、何なんですか？！！
先生、運動されるんですか？！！」と、驚かれ
「ん？これ…犬用」といちいち説明し
「えーー？！犬用――っ？！」と、
これまたいちいち驚かれるのが
若干面倒な感じ。

確かに大げさっちゃぁ…大げさですが…
価格的にもリーズナブルな物も多々ありますから
大型犬の室内飼いをしているお宅では
雨の日なんかは
散歩代わりに便利なツールだと思います。

さて…我が家のトレッドミル事情のその後…
ボーダーコリーの早雲は順調。

ただし高齢なので
スピードも歩く程度のスピード設定。

相変わらず
ラブラドールの道三は
全く興味がないようで
ソファにふんぞりかえっているか
トレッドミルの横に寝そべって
ラブラドールのマツの
トレッドミル練習を見学している。







おっさんかよっ！

年々、夫に似てくる…。
さすがにいつもラブラブで
一心同体な2匹（？）だな…と
苦笑させられる。

2歳を過ぎたマツには
有り余ったエネルギーを発散してもらために
今朝は天気がよかったので外での通常の散歩をし
夜は練習の為
トレッドミルをおこないました。

初日は乗せるのにひと苦労。
歩き始めても尻尾を後ろ足の間に挟んで
戦々恐々としながら恐る恐る歩いていましたが
2日目は乗る時もスムースで
30分程度、若干速めのスピードでやらせましたが
尻尾も初日より少し上がり
ちょっぴり慣れた様です。

「マツ〜ぅ♬よしよし♬いい子でしゅね〜♬
頑張れ、頑張れ！」と声をかけながら必死な私。

やはり人間も犬も褒められると伸びますね。
マツも嬉しそうに尻尾をふりながら頑張っております。

相変わらず、こと犬に関しては
教育ママ（？）ぶりを発揮しております。

かず君の会社で
今度、住宅展示場に一戸建て物件を建てるらしい。

そして先日
「姉さん…好きな様にデザインしてみませんか？」と
言われた。

マジですか…。

「ざっくりとした図面は出来ているので
内装外装のデザインは全て
姉さんの好きにやっちゃって下さいよ」

マジですか…。

「どんどんエッジを効かせたデザインでもかまいませんから」

マジですか…。

「ただ…デザイン料は無償でやってもらいたんスけど…」

……マジですか…（泣。

さて…彼から
物件の規模とターゲットにしている購買層を聞き
「一応、考えておくよ」と
巨匠（？！）らしく、もったいぶっておいた。

…が、
本当はちょっと…
いや、かなり嬉しい。

「考えておく」なんてもったいぶっておきながら
早速、暇を見つけては
ネットで新築住宅、新築マンションの現状をチェック。

モデルルームも閲覧する。

「ふぅん…。
これはあそこの会社の照明器具使ってんな…。」とか
「これって家具と照明で随分と重厚感出しているけど
案外、内装単価は安く仕上げているな…。」なんて
最近ではわかる様になってきた。

さて…現在の新築物件チェックが済むと
ここからが忙しい。

海外のインテリア雑誌はもちろんの事
有名な写真家の写真集や
ファッション雑誌や
絵画集などを見て
色々と構想をねる…これが楽しい。

ちょっと話がズレますが…

父は「人間は暇になるとろくな事を考えない」というのが口癖で
私が小さい頃に
歴史の文献を見せてくれて
「例えば大航海時代には
船員に暇を与えない様に
あえてデッキを磨かせたりして
余計な事を考えない様にさせていたんだよな」という話をしてくれて
どの文献かはさすがに覚えていませんが
デッキを磨く船員さん達の絵が
子供心に印象的だったわけです。

確かに
父自身が「ボーッ」としている姿は
私は一度も見た事がなくて
仕事以外の時間も
例えばTVを観ている時でさえ
何かしらの宿題を自分に課して
同時進行で何かをしていたんですね。

私もそういったトコロは父親譲りなのか
仕事以外の時間も
何かに夢中になって忙しくしているのが好きです。

要するに貧乏性なんでしょうな。

タケのクリニックの工事も始まり
先輩のクリニックの構想も決まり
ゆうこ先生のお母様のマンションの工事も
近々始まり
今度は更に新しい宿題をもらえて
父の言うところの「よけな事」を考える暇がない…という昨今、
すごく心地よいです。

弟のタケのクリニックの工事が始まった。

約半年かけての建設工事となるわけで
私はほぼ毎日の昼休みは
現場に行く事になると思う。

大きな規模の工事なので
仮設事務所を設置してもらい
現場監督の方や各業者さんとの打ち合わせ作業に
使用する様になるわけですね。

さて…この仮設事務所ですが…
私と私のアシスタント（？！！！私、何様〜？！）の飯塚ちゃんは
ここで半年間、過ごすわけですから
仮設といえども
こだわりたいわけですよ。

その辺は
お馴染み、かず君もあらかじめわかっていた様で
通常の倍の広さにしてくれたらしい。

ただ、彼の会社は
とてもきちんとした規則があり
現場では禁煙なんだそうな。

「仮設事務所内も禁煙？」と、聞くと
「姉さん…一応、喫煙ブースも設けますから…
室内での喫煙はちょっと…もし万が一何かあったら…」と
しどろもどろしていた。

「フン…関係ないね。
私が法律っ！だいいちアンタも吸うじゃんかっ！」と、一喝し
事務所内も喫煙可能にしてもらった。

更に仮設事務所に
やれ「冷蔵庫をおいて」だの
やれ「グリーンをおいてくれないと殺伐とするよね」だの
やれ「棚をおいてオブジェを飾れ…キャンドルは必須」だの
挙げ句の果てには
「フリッツハンセンのエッグチェアー（最低価格でも80万円以上）をおいてよ。
だって私という巨匠が座るんだぜ」だのと
言いたい放題。

今回の物件は
最初の設計段階で
ドアノブひとつ、電球ひとつまで
きっちりと決めた上での見積もりなので
追加料金は発生しない…という事がわかっているので
確信犯ですよ…タチの悪い。

可哀想なかず君は泣きそうになりながら
「姉さん…出来る限りの事はさせて頂きますので
それだけはカンベンして下さい…」と、懇願していた。

昨日
「仮設事務所に置いたらいいなぁ…っていう
超可愛いソファーをネットで見つけたから
注文しようかな…と、思って。
かず君の会社へ着払いで届くと思うから
後はよしなに」とメールをしたら
夜、慌ててうちに来て
「姉さんっ！ホントッ！カンベンして下さいっ！
だって、仮設ですよ！！
壊しちゃうんだからっ！」と、必死になっておりました。

相変わらず、冗談の通じないかず君が
面白かったです…。

かず君に言わせると
「姉さんは
どこまでが冗談かどうか判断に迷うんですってば！！！
マジで焦っちゃうんですよ！」との事。

殆どが冗談なんですがね…。
まぁ…かず君いじめもホドホドにしておきます…。