昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記
前橋の昭和大橋歯科院 院長Dr.チコの日々の想いを綴っています。
10月から…
昨日の日曜日は本当に忙しい一日でございました。
午前中で仕事を終え
午後に弟夫婦が来まして
彼のクリニックの打ち合わせのセッティング。
建築会社のかず君をはじめとして
金融機関、保険会社…諸々の会社の担当者の方々が
慌ただしく私のオフィスを出入りされておりまして
対応に追われておりました。
また
午後はお馴染みのイケメンH先生の診療の日でございまして
弟の嫁のあゆみちゃんなんぞは
日々、育児や家事に追われる中
久しぶりにみた“生イケメン”に
非常に感動した様で
「お姉さん…私、H先生に治療してもらいたいですぅ」と
デレデレとしておりまして
「そりゃぁ…あゆみ…。
お宅の亭主と比べちゃうとな…
そうゆう気持ちにはなるわな…。
まぁ…その辺はわかるけどさ…我慢しないさい…」と
なだめておいた。
一応、クリニックのデザインもおおよそは決まり
仮契約までこぎつけて一安心。
10月から工事に入るとのこと。
私の昼休みは
映画鑑賞は暫くお休みで
殆ど毎日現場に行く事が予想される。
「安全第一」の黄色いヘルメットも
どうせやるなら
マイヘルメットが欲しい。
スワロフスキーで
「Chico」と装飾を施してもいいな…なんて考えていたら
建築会社のかず君に
「姉さん、そんなヘルメットはいりませんてばっ!
現場には仮設事務所がありますから
そこから出ないで下さいよっ!
邪魔だからっ!」と、釘を刺された。
今回のデザインは
施主も気に入ってくれてた様で良かったと思っています。
私は建築現場が大好きですからなぁ…。
10月からは楽しみです♬
はいしゃさん
うちのスタッフのお馴染みの関ちゃん。
子供が3人いる。
二番目の長女のじゅのんちゃんから
お手紙をもらいました。
「チコ先生へ
私は高校生になったら
チコ先生の所で
アルバイトしたいです。
習字の子筆で
自分の夢を書きました。」
「はいしゃさんになれますように」
可愛いじゃないですか…。
よく色々な子供達からもらうお手紙と
心が癒されます。
あれやこれやと謀殺されている毎日で
自分を見失いがちになるほど
精神的にも肉体的にも
「疲れたなぁ…」という時
こんな手紙をもらうと
本当――――――――に癒される。
特にこのじゅのんのお手紙とお習字には
目頭が熱くなった。
じゅのんちゃんの期待を裏切らない様に
“はいしゃさん”としても頑張らないとなぁ…と、思う。
しかし
可愛いじゅのんちゃんの夢を
打ち砕く様で申し訳ないのですがね…
私の周りの女医仲間では
「歯科医師の免許と引き換えに
“女の幸せ”を売り渡したわね…」というのが口癖。
まぁ…そもそも「女の幸せ」という定義にもよりますがね。
「夫に相談して…」とか
「パパに相談して…」という
主婦の友人の話を耳にすると
時々羨ましいなぁ…と、思う事がある。
女性らしいなぁ…とか
守られているんだなぁ…とか
要するに隣の芝生はよく見えるものなんですな。
少なくても私の友人の女医仲間は
結婚していても
諸々の決断は自分でしますからね。
治療、経営、買い物、交友関係…
いちいち配偶者に相談しない。
自分で決める。
もちろん責任も自分がとる。
そうすると段々我が家の様に
一つ屋根の下に
世帯主が2人いるようになる。
但し、これはあくまでも私の事であり
世間の先生方は
そうでない方は大勢おられますよ。
映画なんぞをみていて
甲斐甲斐しく夫を支える女性をみると
「しかしなんだな…
うちの亭主はもの凄い『貧乏くじ』を引いたな…」と
苦笑いしてしまうと共に
「少しは可愛い奥さんにならないとなぁ…」と反省する…が
まぁ…2日と、もたないですなぁ…。
「え?!何でいちいちあなたに相談しなきゃいけないのよっ!
仕事の事には口を出さないで頂戴っ!」なんて捨て台詞をいい
ドアをバターンと閉める。
全く可愛げがない。
お手紙をくれたじゅのんちゃん…
高校生になったら是非うちでアルバイトしてね。
そして
私を反面教師として
「完全にオトコモード」ではない
素敵な歯医者さんになってね。
必死な昼休み
ユーロも終わり
さてさて…夏にむけて
はじけて遊びますかー!という場合ではない。
いよいよ本腰を入れて
弟のクリニックのデザイン管理をしなければ!という状況。
オフィスもこんな状態っ!
図面と資料でごちゃごちゃ。
夜は女医チームとの
情報交換の長電話で興じる昨今でございますから
おのずと昼休みに
図面とにらめっこしながら
アイスコーヒーをがぶ飲みしているという感じでしょうかね。
一応、道三も何を思っているのか
一緒に図面を眺めているのが常。
延べ床面積200坪の物件は
責任重大で大変ですが
とても楽しい!
クリニックのリラクゼーションルームと
お嫁さんのあゆみの二階のオフィスは
インテリアコーディネーター志望の
飯塚ちゃんに下請け(?)にだしたので
彼女も必死でデザインを考えている事だと思います。
いかんせん、私のダメだしが
鬼の様ですからなぁ…。
飯塚ちゃんのプレゼンを聞く
私の態度がまず偉そう。
足を高々と組み
煙草の煙で眉間にしわを寄せながら
ソファに座って
「…で?どうなの?」
私自身がズブの素人のくせに
売れっ子設計士気取り。
彼女の一生懸命なプレゼンを聞きながら
軽く失笑して
「全然ダメッ!家造りを全くわかっていないわね。
もう一度、考え直してきなさいっ!」
そもそもお前がわかっとるんかいっ!という感じですよね。
まぁ…今週末には
ある程度の形にしておかないと
詳細見積もりがでませんからね…。
かなり必死で昼休み…頑張っております。