丸暗記

私が小学校に上がる時に
父の言った言葉を鮮明に覚えている。

「要するに、学校の勉強は暗記なんだよな…暗記。
暗記のポイントはな
1日目は1ページ目を暗記する。
2日目は1と2ページ目を暗記する。
3日目は1、2、3ページ目を暗記する。
それを繰り返していると
100日目は
1ページ目を100回、目を通しているわけだから
一字一句のがさず、頭に映像として浮かんでくるぞ。」

この勉強の仕方が正しいのか正しくないのか
いまだに不明だが
非常に時間のかかるやり方ではあるが
完璧に暗記出来る事は確実。

私は2人の妹と弟が1人いるけれども
このやり方で勉強してきたのは
私と弟。

国家試験の問題集も
とにかく一字一句のがさず繰り返し丸暗記したので
実際の本番の試験の時も
「あ…この問題は
あの本の何ページの何行目の問題と同じだな…」という風に
比較的、楽にクリアー出来た。

しかし案外この「とにかく丸暗記」勉強法が
毎日繰り返していないと忘れてしまうという欠点がある。

学生時代を思い返してみると
そういった「とにかく丸暗記」勉強法とは真逆のしかたで
一度だけ教科書をしっかり熟読して
試験に合格するタイプの人もいた。

そういった人は本当に頭がいい人なんだなぁ…と、思う。

しかし私の様な凡人は
とにかく毎日繰り返しやらないと
覚えられないんですよ。

さて…
ここしばらく、改装工事やら
私生活での諸々で
イタリア語のお勉強をさぼっておりまして
今迄覚えてきたモノが
すっかり頭から消えている事に気がついた。

泣きそうになった。

やっていた当初は
「フフフ…私の前世は完全にイタリア人だったな…」と、確信する程
スムーズに覚えていたんですけどね…
やっぱり私の前世は
生粋の群馬の人間である事が判明しました(泣。

また…1からやり直しております…。

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アート?



これはレントゲン室の壁の内部に貼る鉛の切れ端。

ものすごく重い。

クリニックの内装工事を見学していて
この重い鉛は非常に弾性がある事に気づいた。

「この切れ端をもらってもいいですか?」と、伺うと

職人さんは
「いいよ。まだ余ったモンがあるから
欲しいならあげるよ」と、言っていただいた。

これは…とても面白い材質ですよ!!!!

ワクワクしてきた!!!!

早速、色々いじってみる。

そして…

クリニックのトイレには
今迄この花瓶を飾っておりましたが…




チコ作の花瓶の完成!




たまたま見ていた患者さんが
「ほぉう…。いいじゃないですか、先生。」

「買う?欲しいなら売るぜ…(ニヤリ)」と言うと

「いやぁ…それはいいっスよ…」と
丁重に断られた…。

鉛アート(って、程のもんじゃねぇスけど…)
ちょっとハマりそうです。

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女性らしく?

犬の幼稚園まで通わせて
大切に大切に育ててきたラブラドールのマツ。

人間も犬も学歴は関係ないんだなぁ…と
つくづく痛感する程
マツのオテンバぶりには手を焼いておりました。

もともといるオスの犬達は
夫が基本的な躾をしたのですが
本当にいい子で
言う事は聞くし
家具なんかかじった事など一度もない。

ところがこのマツだけは
何しろ家具から靴から
手当たり次第かじる。

それも高い物がお好みな様で
一番大切なステファンケリアンの靴をボロボロにされた時は
気絶しそうになりましたからね。

「ダメでしょーーーーーーっ!!!」と
ヒステリックに叱る私に対しても
最初は「ごめんなさい…」という表情をしておりましたが
だんだん彼女も慣れてきて
「ええ。かじりましたけど…それが何か?」的
逆ギレ顔で
私の顔をまっすぐに見るから腹が立つ…。

ソファも結局3個ダメにされましたからね…。

ところがマツも一歳半を過ぎて
体も大きくなり
最近はだいぶ女性らしさ(?)が出てきた。





家具やソファは一切かじらなくなったし
「ダメ!」というと
おとなしく言う事を聞く様になってきた。

またファッション番組が好きな様で
各ブランドのコレクションを
TVで見ていると
興味があるのかないのかわからないが
私の膝の上に座って
一緒にTVの画面をジッと見ている。

「マツ子ちゃんは女の子しゃんでしゅから
お洋服が大ちゅきなのねぇ〜♬」と
女子トークが出来る様になってきた。

また私がお化粧をしている時は興味津々で
パウダールームに座って
じっと私を見つめる姿もカワイイ。

上州(群馬県)は「かかあ天下とからっ風」と有名で
要するに女性が強いと言われておりますが
マツも上州女なのか
ラブの道三やボーダーコリーの早雲を
完全に尻に敷いているようです。

人の家の犬自慢程
退屈な話はないのは存じ上げておりますが…
今日はあえてその犬自慢をさせて頂きました…。

失礼いたしました…。

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昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

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