ロゼッタストーン

突然ですが…
確かに興味はありましたよ…以前から。

ロゼッタストーン。

しかし
いわゆる外国語教材って
なんか抵抗あったんですよね…。

「これをマスターすれば
ネイティブに喋れる様になる!!!」みたいな教材って
世間に山ほどありますでしょ…。

「これを聴くだけでペラペラになれる!」みたいな宣伝文句。

「嘘だぁ〜ん」と思っていたわけですよ。

さて…以前も夫とミラノに行った時に経験したんですけれども
超初級程度のイタリア語は勉強していったわけですよ。

そうすると結構通じる。

すると相手は私がイタリア語を喋れるものだと思い
バーッと喋ってくる。

しかし喋る練習はしていきましたが
リスニングはやっていなかったので
こちらとしてはチンプンカンプン。

ヒアリングが出来ない。

せっかく外国に行くわけですから
その国に言葉でやりとりしたいわけですよ。

カタコトな言葉でも
現地の言葉でやり取り出来た時の嬉しさったらない。

それも旅行の醍醐味。

余談ですが
案外、英語圏って少ないんですよね。

一番多いのはスペイン語じゃないかなぁ…。

患者さんでもありサッカー友達(?)の
K君、現在10歳の彼は
英語はペラペラでサッカー大好き少年。

彼には「将来、ヨーローッパのクラブチームに
入団する可能性もあるから
スペイン語だけはやっておいた方がいいわよ。
ちなみに入団出来たらチケットよろしくね!
もちろんVIPシートよ」と
予めお願いしてある…我ながら抜け目が無い。

話はそれましたけれども…
そんなわけで
今度のイタリア旅行に備え
そのロゼッタストーンの試してみようかな…と思い
何度かネットで体験レッスンをして
本日イタリア語版を購入しました。

数日後に届くと思うのですが…
成果の方はどうなんでしょう…?

期待しております。

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夢見る…

私の一番長い付き合いの良き友人でもあり
よき理解者でもある母に、
「チコは昔から“夢見る夢子ちゃん”なのよね」と言われる。

確かにそうかもしれない。

ちょっと感動するとすぐ影響され
色々と思いをめぐらせる…。

そんな時は至福の時…。

映画を見て
そのワンフレーズの台詞に感動すると
「そうだよなぁ…。今までのままじゃダメ!生き方を変えよう!」と
涙を流しながら固く決意する。

「ゴイサン!所詮、物欲なんて空しい物だと思うのよ…。
もう、家も車も全ての物をとっぱらって
シンプルに生きていこうよ!」と、鼻息が荒い。

「そしてね、出会う人全ての人を『師』と仰ぎ感謝するの。
ブランド品なんか所詮、単なる物質でしかないわけですからね。
みんな売って寄付しちゃってさ…
裸一貫でイタリアで暮らそう!」と、高らかに宣言する。

もうワクワクしてくる。

犬達にも
「イタリアで暮らすわよぉぉぉぉう!
シンプルに暮らすのよ!
ボンジョルノーッ!」

私が踊りだすと
犬達も嬉しそうに
私の周りをジャンプする。

「ゴイサンと早雲と道三とマツ…
家族が一緒に暮らせるだけでいいじゃないっ!」

更に私の熱弁は続く。

「ドルチェ・ファール・ニエンテ!」

ここで夫が口を開く。

「何それ?」

私はニンマリとして

「何もしないことの歓び…っていう意味よっ!」

こういったシチュエーションはしょっちゅうなので
基本的に夫はそれ以上口をはさまない。

映画から完全に影響を受けた私は
脚本をそのままパクリ熱弁を続ける。

「私に一番大切な事は
『探求の力学』なのよっ!
万有引力の法則と同様、自然界に存在する法則なわけね。
つまりね…
探求の力学の法則は
勇気を出して自分が慣れ親しんできたモノ…
例えば、家とか古い恨みの感情を捨て去り
真実を求めて外の世界へ…あるいは魂の内側へと向かうわけね。
そしてその旅の途中でおこった全てを
『きっかけ』と受け止めるのなら…
出会った人全てを
『教師』として受け入れるのなら…
そして何より、自分自身の受け入れがたい『欠点』と正面から向き合い
それを許せば…『真実は必ず見えてくる』のよ!!!!」

夫は「あそ。いいんじゃないの?チコの好きな様にしなさいよ」と、言う。

私はすっかり『探求の力学』モードになってしまい
「明日から新しい生き方をするぞ!」

しかし悲しいかな…この感動も次の日の朝を迎えると
ケロッと忘れてしまうというアホな私。

ですからちっとも進歩せず現在に至る。

私は毎日必ず1、2本の映画を観ますが
「これは…すごいな…」という脚本には
月に何度か出会う。

その度にこの騒ぎである。

前回は「アフガニスタンで写真を撮ってくるのが天命かも…」と言っていた。

その都度、発言が二転三転する私に
根気よく付き合ってくれる夫には感謝している。

ちなみに今回観た映画は
「食べて、祈って、恋をして」でした。

映画は全体的に観て「面白い」「つまらない」という分類も出来ますけれども、
細かい台詞をチェックしていると
駄作というレッテルを貼られたものでも
案外「なるほどな…」という台詞があったりするものですから
やっぱり面白いですなぁ…。

映画大好き!

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若い方

うちの病院の駐車場わきにいくつかスペースがあり
現在、植木が植えられている。

しかしここに夏は雑草がはえるわけですよ。

見栄えが悪い。

時々業者さんにお願いして
草むしりをして頂くのですが
結構お値段もいい。

いっその事
全部レンガを敷き詰めて…という事を検討した事もありました。

何社が業者さんに見積もりを出してもらったら
同じ設計でも高い所で250万円位。
安い所で130万円位。

どうしようかなぁ…と、だらだらと考えて現在に至る。

見るに見かねて
実家の母が来て草むしりをしてくれるのを期待して
そのまま放置すると
結局この夏も
母は何度も足を運んでくれました。

ホント助かります…。

さて…日曜日の診療も終盤の頃
最終アポの患者さんからキャンセルで
日程変更のご連絡を頂戴して
時間が空いたわけです。

するとスタッフのひとりの
平成生まれチームの1人のかおりちゃんが
「先生、草むしりしましょうか?」と言ってくれた。

いやぁ…感心しましたね…。

スタッフに「空いた時間に草むしりして」と頼んだ事はありましたけど
「嫌な仕事だろうなぁ…」と、思い
なるべく言わない様にしているのですが
自ら申し出ててくれたのは
彼女が初めてでしたからね。

嬉しかったです。

この春から
平成生まれのスタッフを3人採用した時
世代間の違いから
彼女達とどうやって対応していけばいいのか…
当時は皆目検討がつきませんでしたけれども
私は一緒に働きやすいですよ。

「空気を読む」世代ですから
あまり自己主張せず
周囲のバランスを彼女達なりに考える。

また以前も申し上げましたが
一番大切な「挨拶」「笑顔」「返事」…
これが非常にいい。

最近では
所謂チコ節の「何度言わせるんだよっ!」「チンタラするなっ!」等の
ゲキが飛んでも
一生懸命頑張ってくれる。

陰で古株の関ちゃんの
「まぁ…先生に叱られても、右から左に流しておけばいいのよ。
どーせ、すぐ先生はすぐ忘れちゃうからさ」というフォローも
役に立ってくれていると思うのですがね。

話はちょいと変わりますが
以前もとあるカフェで夫とお茶をしている時
となりに所謂、渋谷109系のアパレル関係勤務っぽい
派手で綺麗な若いお嬢さんが2人座っていた。

隣の席とは30センチ程度しか離れていませんから
会話の内容が全て耳に入る。

察する所
ショップの店長さんとスタッフという間柄で
何やらそのスタッフの方が問題を抱えている様だった。

感心したのはその店長の対応。

おそらく私の娘と言っても過言ではない程、若い女性ですが
スタッフさんへの対応が素晴らしかった。

一応、スタッフの言い分を聞き
それを尊重した上で
懇切丁寧にさとす様に言葉をかけていた。

私だったら
「グズグズ文句言ってねぇでやれよ!」で済ませちゃうと思う。

会話の内容で使用されるボキャブラリーは
それこそ今風のものではありましたが
心に響きましたね。

帰り間際にそのスタッフさんに
「突然ごめんなさいね。
私も事業主なんだけど、この店長さんの言っている事
間違ってないわよ。
この人についていけば間違いないと思うわ」と声をかけた。

年々、図々しくなる私は
こういった時、平気で声をかけちゃう。

余談ですが
後日、街を歩いていると
その店長さんに「その節はどうも」と声をかけて頂いた。

早速、名刺交換をした。

彼女は某有名アパレルメーカーの店長で
今度新宿店に栄転されるそうです。

まぁ…そうでしょうね。

素晴らしい人材だと思いますもん。

「最近の若い人はもう…」という憂う言葉は
遥か昔から言い伝えられている言葉ですが
私は今の若い方…大好きですね。

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昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

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