経理

知らぬが仏…という言葉があるけれども
こういった事だったのね…と、痛感した事。

私は開業してからというもの
患者さんの治療とスタッフの事のみ専念して
全ての経理関連は夫に丸投げしておりました。

ですから
いくらの収入があり支出があるのか全く知りませんでした。

ただ
ここ最近、夫の都内の会社が本当に忙しそうで
私のクリニックの経理まで頼むのが
何だか最近気の毒になりまして
軽い気持ちで
「今月から私がやるわよ」という事になった。

しかしあれね…
色々と請求書やらを調べていくうちに痛感したのは

お金の管理をすると言う事は
現実に直視するという事で
私の大好きだった「浪費」という事が
とてもじゃないけど出来なくなるのね…。

特に税金等の支払いがあるこの時期は嫌になっちゃう。

一気に憂鬱になる。

事業主の方々や家計をやりくりされている奥様方からすれば
「そんな事は当たり前だろ!今頃気づいたのかよっ!バカッ!」と言われそうですが…

本当に私はバカオンナでございました。

「あの浪費さえなければ…」と地団駄を踏みたくなる。

お金の管理初心者の私は
日曜日の夜も
ソファに寝転んでおせんべいを食べながら
「さて…どうしたものか…」と
天井を睨んでおりました。

すると夫が
「おい、今日は休みだから寿司でも食いにいくか?」と、言う。

私は夫を睨みつけ
「すぅぅぅぅしぃぃぃぃ?そんな高級な物…結構ですっ!!
あとね、階段の電気消して頂戴よっ!電気代がもったいないっ!
夕食は一汁一材で
ウチで食べますからっ!」と、ヒステリー気味。

夫は苦笑いして
「チコは極端なんだよ。
そんなに神経質にならなくても大丈夫だよ」と言う。

結局、回転寿司なら…という事で
お馴染みのがってん寿司に行きました。

「ウニ食べる?」と夫。

「えぇっ?!冗談じゃないわよっ!
“金の皿”じゃんっ!
とんでもないわよっ!
かっぱ巻きで結構ですっ!」

「あ、チコの好きな黒鯛があるぞ」

「たぁいぃぃ?
無理無理無理っ!
すいませ〜ん、イカくださ〜い」

一事が万事この調子。

さすがの夫もゲンナリして
「今まで通り、お金の管理は俺がやるから…。
いや、やらせて下さいよ」と頭を下げるので
従来通り、丸投げさせて頂きました。

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頼み事

最近、友人達からチラホラと
ある頼み事を依頼されるようになった。

『私が死んだら散骨して欲しい』という依頼。

昨夜もある友人から頼まれた。

「何で私なのよ!私の方が先に逝っちゃうかもしれないわよ」と、言うと

「アンタは大丈夫!
憎まれっ子、世にはばかる…って言うじゃない〜?
絶対に死ななそうだもん(笑)」と、言われる。


散骨…。

私は以前からこちらのブログで申し上げているように
夫と犬と私の骨は全部1つの骨壺に入れて
よ〜く混ぜた後
散骨してもらうように
弟のお嫁さんのあゆみちゃんにお願いしてある。

私の実家では
長男が墓守りをする…という風習があり
そういった事の大切さは
祖母や両親から口を酸っぱくして教えられてきたけれども
私の場合は
夫婦で子供もおりませんし
お墓を作って納骨されるよりも
散骨してもらって
フウテンの寅さんの様に
「風の向くまま
気の向くまま…」にフラフラと漂っていた方がいい。

ですから
友人達の「散骨して」という気持ちも理解出来る。

またその他の理由で
「死んだ後、嫁ぎ先のお墓に入るのは嫌だ」という意見もある。

それぞれ様々な理由はあるけれど
今後も私への散骨依頼(?)は増えていくと思う。

しかし
散骨ってむやみやたらにまいたら
法律違反ですよね。

しかし
昨夜の友人は
「都内のどこかにまいて欲しい」と言う。

友人に頼まれれば…断れないっしょ…。

法律を破ってでも、まいちゃうっきゃない。

ゲリラ的にまいてしまえば
まいちゃったモン勝ち!!

たとえ捕まってしまって
「怪しい老女!!!!
銀座ブルガリタワーから突如の散骨!!!!」
という珍事件として
ちょいとワイドショーに取り上げられるだろうけれども
大切な友人のためですからね。

それもオツなもんだと思う。

しかし
以来件数が増えてくると
常習犯になりますからね。

ワイドショーでも
「散骨老女!!!表参道に出現!!!
一時、街中騒然!!!!」という事になり

たまたま現場にいたサラリーマンが
テレビの前で
「いやぁ…びっくりしましたよ。
だってあの!散骨老女が
隣の席で涼しい顔をしてお茶を飲んでいるですよっ!!!
いつもの『キィーッ』っていう奇声を発しながら
いつ骨をまき始めるのか
私としても、戦々恐々としてましたよ。
まぁ…今回は、何もまかずにお会計を済ませて
どこかに行ってしまいましたけど。
でも、ちょっと見てみたかったなぁ…」なんて
興奮気味にインタビューを受けるんですよ。

でもみんな…安心してね!

きっちりと、頼まれた事はやりますからねっ!

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ブラッシング指導

うちのオープニングスタッフである
“お姉ちゃん”こと衛生士の吉田さんの娘さんのミナちゃん。

彼女も今年で小学校6年生になる。

彼女は学校の保険委員で
今度、全校生徒の前で
「歯のブラッシング指導」をする事になったという。

小さい頃から知っていて
私にとっても娘の様に可愛いミナの事ですから
「ブラッシング指導」と聞いて
それも
全校生徒の前でプレゼンをすると聞いては
放ってはおけない。

私は
「土曜日の昼休みにミナを連れておいでよ。
私が直接教えるから」と、鼻息が荒い。

そして
久しぶりに会った彼女は
身長も160センチちかくあり
まぁ…驚く程足も長く
将来が楽しみなモデル体型の可愛い女の子に成長しておりました。

早速、私の
「そもそもなぜ歯を磨かなければいけないのか?」から始まり
具体的な歯ブラシの仕方
そして予防法等細かく指導。

「歯ブラシ指導はね、インパクトが必要なのよっ!インパクトがっ!」
指導にも熱が入る。

「プラークってやつはさ
人間のウンチよりばい菌の数が多いわけですよっ!
って事は、
磨き残しの部分は
ウンチをつけているより汚いんだという事をアピールすると効果的ね」

必死でメモるミナ。

可愛い。

そして
実際にプレゼンの練習を数回繰り返し
のみ込みの早い彼女のブラッシング指導は完璧になったと思う。




最後に
「ミナ、当日は『提供:昭和大橋歯科医院』って書いてある
Tシャツを着ていきなさいよ」と言うと(←抜け目ないよねぇ…)

さすがのミナも苦笑いをしておりました。

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昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

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