昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記
前橋の昭和大橋歯科院 院長Dr.チコの日々の想いを綴っています。
スケジュール
ここ数ヶ月の日曜日の午後は
殆ど地元でウジウジと
何をするわけでもなくくすぶっておりました。
安静を強いられて(←最近コレ…口癖となりつつありますが、その割には確かに好き勝手にやらせていただいております。)
せっかくの休日…ボ〜ッとしていると
「小人閑居して不善をなす」という一節がいつも頭をよぎる。
日曜日の午後
唯一のプライベートな時間もキッチリ予定をたてて
ひとつひとつこなしていくのが好き。達成感がある。
それが過密スケジュールな程…ある意味燃えるんだなぁ…。
診療内科医の知人に言わせると
それはそれで問題があり
時にはゆったりとした時間を過ごす事も重要らしいが
もう、3ヶ月以上ゆったりですからね。
早く腰がよくなるといいなぁ…。
しかし
先日の日曜日は
久しぶりに
スケジュール通りに事をこなす事が出来て
満足している次第です。
まぁ…“事をこなす”と申しましても
その“事”自体があまり内容のない薄っぺらなモンなんですけどね。
仕事を終え慌てて身支度を済ませ
新幹線に飛び乗る。
そして銀座4丁目の交差点に仁王立ちし
さぁ…頑張るぞ〜っ!と、動き出す。
まずシャネル銀座への三階へ行き
時計の電池交換の依頼をする。
ダメモトで「ブログ用に写真を…」と、聞いてみると
「大変申し訳ございません。館内での写真撮影は…」と、案の定の返答。
はいはい、わかっていますよ〜だっ!
だいたいこのテアイのハイブランド…特にフランス発祥のブランドは
写真撮らせてくれないのよね〜っ!
でもね…奥の手があるんですよ〜だっ!
「すいません。お手洗いを拝借できますぅ?」と、言って
トイレに潜入し(一応)館内での撮影に成功っ!!!
その後
日本発のハーゲンダッツ直営のスイーツのお店へ行く予定であったが
あまりの長蛇の列に断念。何しろ次の予定がつまっていますからね。
仕方がないので余った時間をバーニーズでつぶし
佐伯チズ先生のサロンへ。
その後は急いで地下鉄に乗り
新宿のアディダスオリジナルズのショップへ移動。
閉店の8時半ギリギリにお店に到着し
こちらで予め予約しておいた秋冬の新作のTシャツをゲット。
ちなみにこちらのショップのS君が超イケメンなんですよ。
以前
アルマーニの丸山氏のイケメンぶりも散々このブログでも紹介しましたが
S君は丸山氏に負けず劣らずのハンサム〜ッ!うふふ。
ついつい彼に接客されると財布の紐と口元がゆるんでしまう。
まぁアディダスですからアルマーニとは値段の桁が違いますからね。
イケメンにデレデレさせて頂いて
ついついもう一枚Tシャツを買ったところで
一万円でお釣りがくる…。本当に有難いことでございます。
そして時計をみるとPM9時。
無事、その日のスケジュールの終了した事に大満足し
帰路につく私なのでした。
肌師
まず結論から申し上げます。
『佐伯チズ先生は凄い!!!!!!!』
この一言につきる。
私も色々なエステへ行きましたが…
『佐伯チズ先生は凄い!!!!!!!』
先日までは恥ずかしながらこの私…こちらのブログでも
「5年も待たせやがって」とか
「佐伯がナンボのもんじゃい」とか
散々、悪態づいておりましたが
私が悪ぅございました。
5年待っても先生の施術を受ける価値は十分にございました。
何が凄いか。
@私は眉間とおでこに小さなしわがあったのですが
それが完全に消えたっ!
A肌に透明感が出て
キメがめっちゃ細かくなり
本当にファンデーションいらずって感じの質感になったっ!
Bそして顔全体がリフトアップしたっ!
Cとってもリラックス出来て元気パワーを頂戴したっ!
さて…では佐伯先生のエステ体験のお話を。
彼女のサロン「サロン ドール マ・ポーテ」は銀座8丁目の
スワロフスキーが入っているビルの5階にあります。
店内は清潔感のある落ち着いた雰囲気で女性らしいデザイン。
部屋はすべて完全個室になっている。
まずスタッフの方に待合室に通され
問診表に細かく肌の悩み等書き込むわけですが
そのスタッフの方々の対応が完璧なのね。
言葉遣いにはちょいとうるさい私ですが
例えて言うならNHKのアナウンサーの方が喋っているような
完璧な日本語を喋りつつ思いやりがある…って感じでしょうか。
物腰も低く丁寧で優しい。
また肌がびっくりする位透明感があって綺麗。
その方とちょっと雑談をしている時
「こんな事を申し上げるのも大変失礼かもしれませんが…」と、彼女。
「え?何かしら?」
「あの…ゴイサマって女優の夏木マリさんに似ていらっしゃいますよねぇ」
出たっ!
このフレーズ大好きっ!
これで完全に機嫌がよくなっちゃうんスよ…私。
「オ〜ホッホッホッ…よく言われるのよねぇ」(←バカ)
そして個室に通され
ショーツ一枚と支給された胸までのガウンに着替え
椅子に座る。
この椅子…水平位に倒すと
腰の辺りにローラーがついていて心地よくマッサージしてくれるという優れもの。
スタッフの方が部屋を離れた時
すばやく椅子の裏側のメーカーを確認する。
「やっぱりタカラか…」
ちなみにエステや美容院の椅子って歯科でも共通するメーカーが多い。
うちもコレに変えようかなぁ…と、念のため品番をメモる。
さていよいよ施術。
部屋がちょっと薄暗くなり
BGMで波の音が流れる。
スタッフの方がクレンジング(化粧落とし)を始めたのだが
この段階でかなりの睡魔が襲ってきた。
まずいっ!
このまま寝ちゃったら佐伯テクニックをレポートできないっ!
しかし…ZZZZZ…。熟睡。
どの位の時間が経ったのか…。
ふと気が付くと私のまぶたの上にコットンが置かれているので
状況が見えないのだが
スタッフの方がそっと部屋を後にして
違うヒトが入ってきた気配を感じる。
丁寧に手を洗っている。
「ん?誰?佐伯先生?ってゆうかこのコットン邪魔だなぁ…。見えねぇし…。」
すると私の頭上で
「ゴイサマお待たせいたしました。
佐伯でございます」
えぇっ!!!姿は見えないけど…確かに聞きなれたあの声っ!!!
「ど、どもっ」慌てて起き上がろうとした私の肩にそっと手を置き
「そうぞ、そのままリラックスなさってください」と、淡々と仰り
即施術が開始された。
私のデコルテライン、わきの下、顔、頭それぞれにそっと手を置く事しばし。
私の肌のコンディションを確認しているのか…。
それから彼女はデコルテラインからマッサージを始めたわけですが
あれはもう…口では表現できませんね。
彼女自身の肘から指先まですべてを使ってマッサージをする。
そしてヒシヒシと肌を通して伝わるのは
「このヒトを本当に綺麗にしたい」という彼女の想いとエネルギー。
大げさかもしれませんが
魂をかけて施術をおこなう。
もう圧倒されました。
あの方はエステティシャンなんてもんじゃない。
肌師ですな。
二時間近くおこなってくださいましたが
あれでは本当に体力的に大変だろうと思う。
精も魂も尽き果てるだろうなぁ。
一日に2名様しかおこなえませんと、テレビで仰っていたけれど
納得。
施術が終わると
先生はそっと部屋を出て行かれ
違うスタッフの方に仕上げのクリームを塗ってもらい終了。
ちなみに私はずっと目を閉じていた状態だったので
その時点では先生のお姿は拝見していないわけ。
着替えながら鏡を見て自身の顔の変化にびっくりしましたが
結局佐伯先生の気配は感じたけれど
拝見できなかったなぁ…と、ちょっとがっかりしながら
部屋を後にして待合室へ戻る。
そこでお茶と生姜チップスのトッピングされたヨーグルトと
和菓子を頂戴する。
すると!!
ピンクの白衣を着た佐伯先生が登場!!!
彼女はテレビで拝見する通り気さくな方で
とっても綺麗で
「ゴイサン、お疲れ様でしたね」と優しく声をかけてくださった。
興奮すると異常なハイテンションで喋りまくる傾向のある私は
「も〜うっ!先生っ!本当にありがとうございました」から始まり
確かどうでもいいような下らない事をペラペラと喋っていたと…思う。
それを先生は
にっこりと頷きながら根気よく聞いてくださいました。
色々とお伺いしたい事も沢山あったけど
私の方が喋ってばかりして
肝心の聞きたかった質問も全く聞けなかったし
ブログ用の2ショット写真も撮り忘れ…
要するに舞いあがっちゃっていたのね…私。
でも先生とのお喋りはとても楽しかった。
私が
「盆暮れ正月とGW以外は休まないで仕事をしているんです。
父に“働かざるもの食うべからず”と、よく言われたので。
ですから“大統領のように働き王様のように遊ぶ”が
私の座右の銘なんですよ」と言うと
彼女は「あら…それってとてもいい言葉ね。
私も今度から使わせて頂くわ。」と微笑み
「私の祖父もよく“働かざるもの…”って言っていたの。
だから私は365日、一日も休みがないのよ。
でも働かせて頂けるうちは働かないとねぇ。」
私なんぞは先生と同じ土俵に上がらせて頂くつもりは毛頭ございませんが
働く女性として
少しは先生の爪の垢でも煎じて飲ませていただきたいなぁ…と痛感いたしました。
サロンを後にして銀座の街を歩きながら
ついつい「フフフ」と微笑んでしまう。
オンナって楽しいな。
世界陸上
今まで私は
マラソンのライブ中継が大嫌いでした。
短距離ならまだしも…フルマラソンとなると
2時間の長丁場になりますからね。
カンベンしてちょうだいっ!
そんな長時間、人様が走るのに付き合ってなんぞいられないっ!
という感じでした。
しかし…現在、ランニング大好きな私は
昨夜、仕事を終えて一目散に二階に駆け上がり
世界陸上ベルリン男子マラソンにチャンネルをあわせ
前のめりになって真剣に画面を見守る。
お風呂から出てきた夫が
「えぇっ?!チコがマラソンを観ているのぉ?」と、びっくりした様子。
「ふふふ…一応これでもランナーの端くれですからね。
ま、私もゆくゆくは
“最年長美人女医ランナー”なんてマスコミでもてはらされる可能性だってあるし。」と
眼光をするどく光らせる。
「美人は余分だと思うけど…」と苦笑いの夫。
そして
バスタオルで髪の毛をふきながらソファに座った夫を相手に
解説者さながらウンチクが始まる。
中盤から観始めたそれは
佐藤選手が14位という位置をキープしている30キロを過ぎたあたり。
「う〜ん。佐藤選手…フォームがいいわね。
肩の力もぬけているし
身体の軸にブレがないでしょう?(←ALWAYSの小柳氏の受け売りだけどね。)
彼…結構いい線いくと思うわよ。
何しろマラソンは最後まで何があるかわからないからね(←知ったかぶりもここまでいくとスゴイ!)」
そしてニワカインチキ解説者である私の予想が的中し
35キロを過ぎて14位から9位に浮上!!!
こうなってくると
ソファの上で正座をしイズマイを正した私は
さらに前のめりになり声援を送る。
さらに彼は順位をあげ
最後の42キロ地点の手前で
佐藤選手はサングラスをはずし戦闘モードに入り
前方を走るモロッコの選手をとらえる!「きゃ〜っ!!かっこいいっ〜っ!!」
結果として日本人トップの6位で入賞し
テレビの前の私は号泣!!
やっぱりマラソン最高っ!!
その後私は
「あのさ、ラストスパートでサングラスを投げ捨てるのかっこいいわね。
あれ、来年の群馬の森さわやかマラソンの5キロの部でも
やろうかなぁ〜。何事もカッコいい事は取り入れないとね」と、鼻息が荒い。
苦笑いの夫。
「でもさ、ちゃんとアナタそのサングラスひろっておいてよぉっ!もったいないから」