昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記
前橋の昭和大橋歯科院 院長Dr.チコの日々の想いを綴っています。
ニュースを…
いわゆる“ニュース”ってやつですか…。
報道番組を観なくなって一年以上が経つ。
学生時代…
あの頃は
よく『朝まで生テレビ』を真剣に観たり
友人と飲みながら
世事について議論したりした頃もありました。
払っている税金といえば
酒税と煙草税位だけだったですけどね。
(それも親の仕送りから払っていたわけですけど…)
今、思い出してみると
親のスネを思いっきりかじっているくせに
偉そうに言っていたなぁ…と恥ずかしい。
しかしですね…
実際…自分で働き始めて
わずかばかりではございますが
税金なんぞを納めるようになると
ニュースを観ていると本気で腹が立つ事ばかりが目に付いてイライラする。
「本気で変える気があるのかよっ!!」と、言いたくなる。
仕事を終えて
ホッと一息ついてテレビをつける。
そして公金横領事件云々なんて聞かされると
うんざりしてしまう…。
そんな経緯があって
現在は気に入った番組か
映画以外は一切観ないようになりました。
無責任かもしれませんが
「国政なんぞは、もう…どなたがおやりになっても
何も変わりゃぁしませんよ。
勝手に色々決めて頂ければ
こちらはそれに従って義務をつとめますよ…」という心境。
ちなみにある文献によると
江戸時代…
上州は他藩に比べ非常に年貢が高かったそうです。
八公ニ民。
収穫高の8割はお上に納めていたそうです。
つまり
お給料の8割が税金で持っていかれちゃう事。
それでも上州人は
「お上が決めた事だからシカタネェだんべ」と
諦めの境地で年貢を納めていたのでしょうか。
私もそんな上州人のDNAを引き継いでいるのかな…。
結局のトコロ
昨年の己の公私を振り返ってみて
“私”の方では…
ちょっと浮き足立っていた…というか
調子に乗りすぎていたような気がする今日この頃。
やれヴィトンだのアルマーニだのと
パーティーなんぞへ足を運んでみて
色々と非日常的な楽しい経験はさせて頂きました…けど
結局飽きちゃうんですよね。
昨年の11月にアルマーニの丸山氏から
一周年記念のパーティーのお誘いのご連絡を頂戴したときも
「もう…いいや…」って感じがして
結局お断りしちゃったんですよね。
いわゆるセレブ的生活をおくられている方々は
あのような場所で色々と人脈を広げ
更にそれをビジネスにつなげて…という風にしていくのでしょうが
私のような町医者の末席に位置させて頂いている程度の者には
あの様な世界はあまり実生活に関係がないわけです。
楽しいけれど得るものがあまりない。
清水の舞台から散々飛び降りたおかげで
結局得た物といえば
クレジットカードのポイント位なもんですよ(嗚咽)
年々、歳を重ねる毎に親に似てくる…と、言いますが
結局のトコロ、私もいつか母の様に
手ぬぐいを首に巻いてむぎわら帽子をかぶって
草むしりなんかしちゃう…そんな生活に落ち着くのでしょうか。
今年はもうちょっと…こう…地に足をしっかりつけてですね
生活をしていかねばならないなぁ…と、思っておる次第でございます…。
(って、毎年言っているんだけどね)
お二つ
この話は
私の友人やスタッフそして患者さんたちにも
何回もしているので
「またその話ぃ〜?!いい加減に忘れなさいよ」と、言われそうですが
未だに思い出すと腹が立つので
ちょっと書き込みをさせて頂く事にします。
とあるメンズのセレクトショップでのこと。
以前から気になっていたお店で
お店の外から見ても
なかなか面白そうなお洋服がディスプレーされている。
亭主にシャツでも買うかな…なんて思いながら
ショップに入ってみました。
しかし実際に手にとって商品を見ると
あまりピンとくる物はなかったわけ。
ちなみに店内でお客は私だけ。
中途半端なイケメンと
まぁまぁのイケメンの若い店員さん2名。
気まずい…。
本当はこのままお店を出たいんだけどなぁ…。
仕方が無いので
シルバーのアクセサリーがディスプレーされているコーナーに移動。
すると
まぁまぁイケメンの方が近寄ってきて
色々商品の説明を始めたわけ。
私はメンズのブランドはあまり詳しくないので
「あらぁ〜そうなのぉ〜?」とか
「へぇ〜すごぉぉぉい」とか
一応は話を合わせるわけですよ。
相手はまぁまぁのイケメンだしね。
しかし…この状況下では何か買わないとマズイなぁ…。
すると
私の好きなスカルのシルバーピアスがありまして
それを購入する事にいたしました。
それがこれ↓。
そしてココからが重要。
上の写真の様にディスプレーされていて
値段が9000円と表示されていたわけです。
まぁまぁのイケメン相手なものだから
私もちょっと気取って
「それではこれを頂く事にするわ。アメックスは使えるでしょう?」な〜んて
格好つけちゃったわけ。
その時「“お二つ”でよろしいですか?」って聞かれたわけです。
ん?何?“お二つ”って…。
変な事を聞くなぁ…と、思ったのですが
反射的に「はい」と、私。
この時に気が付けば良かったんだけど
時すでに遅し…。
お会計の時に
「18000円です」って言われたものだからびっくり!
えぇっ?!
い…いっちまん…はっせんえぇぇん?!!!
9000円って1個の値段なのぉぉぉぉぉ〜〜〜〜っ?!!!
ありえねぇ…。
あんな表示をされていれば
誰が見ても2個一組で9000円と思いますよ!
しかし根っからの超見栄っ張りの負けず嫌いの私ですから
顔色ひとつ変えずに
「え?支払い回数?」そんな事をいちいち聞かないでよという風に
ちょっと面倒くさそうに「もちろんイッカツ払いでお願い。」なんて気取って言う私。
本当は18000円にかなりの精神的ダメージを受けていたんですけど。
買い物というものはですよ!
値段を納得した上で買うもの!
あれでは全く持って納得できない!
そんな話を患者さんのSさんにしたら
「それは先生、マジで高いっスよ!
俺も先生のと同じようなヤツ…持ってますけど
3000円位でしたよ」と言われ
更にショックを受けた私は
倒れこみそうになってしまい
「エリちゃん!!お水…お水を持ってきて頂戴っ!」と
いつもの様に叫んでおりました。