昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記
前橋の昭和大橋歯科院 院長Dr.チコの日々の想いを綴っています。
玉三郎
この日曜日は妹の典子と一緒に
歌舞伎座に玉三郎を観に行ってきました。
これはもう恒例行事となっており
本来は着物を着て歌舞伎を楽しもう…という主旨でございましたが
元来、ものぐさな我々姉妹は
「今回は着物はやめてエステでも行ってから
歌舞伎に行こうよ。」という事になり
着物は中止にいたしました。
実際、午前の診療を終えてから
着物を着て新幹線で東京へ…というのも
なかなかハードなのでございますよ。
そして典子はイヤーエステへ。
私はフットケアーと足の爪のトリートメントを
やってもらいました。
余談では有りますが
春夏とペディキュアの塗りっぱなしで
もう黄色に変色したボロボロの足の爪は
秋冬にはしっかり休ませてあげたいもの。
有楽町のネイルズユニークの田中さんは
フットの爪のトリートメントや甘皮処理は本当に上手。
この時期になると
いつもお願いしております。
さて…
その後歌舞伎座へ直行。
開演前に幕の間に食べるお寿司を予約。
さて…
今回の演目は
「本朝廿四孝」
「雪暮夜入夜谷畦道」
「英執着獅子」
菊之助の浄瑠璃を巧みに用いた黙阿弥の名作も素晴らしかったけれど
やはり何といっても
坂東玉三郎様には…もう…その素晴らしさと言ったら
涙が止まりませんでした。
舞台の上に
妖しいまでに輝きを放つ舞台の華。
その目もくらむ程の美しい華麗なお姫様から
愛したオトコの切ない恋に命を懸ける女の凄みを
たくみに表現するという技。
玉三郎の演ずる歌舞伎という変幻自在のスペクタクルに引き込まれ
彼の美しさの虜になってしまった私なのでした。
濃い一日
昨日、土曜日のお昼休みに
私の方が勝手に兄のように慕っている
佐藤さんのご自宅でおこなわれた
蕎麦パーティーにお邪魔してきました。
美術館のような大豪邸の彼のお家で
彼のお父様のうったお蕎麦と
お母様が作って下さった天ぷらをはじめとする
お料理の数々…本当に美味しくて
今日だけは体脂肪の事が考えまいと食べまくってまいりました。
「今日は女性はチコだけだから、紅一点だなぁ。
プリンセスだな」と、佐藤さん。
う…嬉しい…。
目頭が熱くなる。
こんなガラの悪い私のようなものにプリンセスなんて言ってもらえちゃって…。
普段は
「くそばばぁ」だの
「オバサンは末席にいろ」だのと世間から虐げられ
チヤホヤされるのはお会計の時だけ…という
逆境の中で慎ましく生活しておりますから(ホントかよぉ〜)
ホ〜ントにチョイ悪オヤジチーム、大好きぃ〜!
このまま帰りたくな〜い!と、思いましたが
午後の診療が控えておりましたので
後ろ髪を引かれつつ
途中で退席させて頂き帰ってまいりました。
午後の診療の後は
矯正のゆうこ先生と食事に出掛けました。
一ヶ月に一度のゆうことのお喋りが
とても楽しいのよね。
何だかこの一日はものすごく中身の濃い一日でした。
ジュリアン・ムーア
ジュリアン・ムーアという女優さん程
歳を重ねるごとに美しくなる人も珍しい。
実は私
メリル・ストリープの次に好きな女優さんなんですよね。
少々ウンチクを述べさせて頂きますと…
彼女の事は
※ゆりかごを揺らす手(1992)
※ショートカッツ(1994)
あたりから
気になっていたのですが
※ブギーナイツ(1997)
※マグノリア(1999)
※ハンニバル(2001)
あたりでは…もう
実力あるなぁ…すごい女優さんだなぁ…と、大ファンになり
※エデンより彼方に(2002)
※めぐり会う時間たち(2002)
では、その演技もさることながら
彼女の美しさに息をのむほどでした。
そして今回の『美しすぎる母』
今年の6月に封切されたもので
絶対に渋谷まで観にいきたかった作品なのですが
時間がとれずに断念。
仕方がないので
Amazon.comで予約しておいたDVDが
昨日届きまして早速観る事ができました。
1972年.
アメリカの大富豪、ベークランド家に嫁ぎ
幸せな日々を送っていたバーバラ(ジュリアン・ムーア)が
ある日愛する息子に殺害されるという
衝撃的な実話をもとにしたストーリー。
彼女の
優雅で気品がありながら
時として狂気ともいえる暴力性をむき出しにする
その迫真ある演技には圧倒されるばかりでした。
また
シャネル、ジバンシーなどのオートクチュール(なんとヴィンテージ!!)の衣装も素晴らしい。
内容はかなりショッキングな作品。
カンヌ系の映画好きの方にはお勧め。