昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記
前橋の昭和大橋歯科院 院長Dr.チコの日々の想いを綴っています。
マラソン
「先生、群馬県民マラソンに出ようって友達から誘われているんですよ」と
スタッフのエリちゃん。
「まじでぇ?!いいじゃない、エリちゃん!出なさいよ。
なんなら私も出たいし」と私。
以前おこなわれた東京国際マラソンにナカジのご主人が出場し
沿道でその応援をした彼女。
「女性のアスリートの人達がとってもかっこよかったんですよぉう。
私も走りたいなぁって思っちゃいました。」とナカジ。
まぁ…ナカジの場合は
その前に体重を落としなさいよっ!
最近また太ってきたみてぇだしなっ!と、思いつつ
『女性のアスリート』という響きは
ミーハーな私にはとても魅力的に感じました。
そんな矢先の群馬県民マラソンの話。
マラソンの初心者にはいいかもしれないな。
早速ネットで調べてみると
昨年は11月に第17回の大会がおこなわれたらしい。
コースも10キロから色々あるようだ。
申し込みは7月から受け付けるらしい。
「まぁこれを足がかりにさっ!!ホノルルマラソンとか出ちゃうぅ?」と
鼻息荒くエリちゃんに言うと
「先生、まず県民マラソンの為の練習を少しずつやりましょう」と
相変わらず沈着冷静な彼女。
確かに。
約一年間、毎朝ワークアウトを欠かさずおこなうようにしているものの
真剣に走ったなんて学生時代以来皆無ですからね。
まず2,3キロ走る練習からはじめることにしよう。
わ〜い!楽しみだな。
豪邸
豪邸。
それは例えば雑誌のページをめくると
天井の高いモダンなリビングに
カッシーナのソファにゆったりと腰をかける美しい奥様がいて
彼女のひざの上には
いかにも!という小型犬がちょこんと抱かれている…
そんな写真をよく目にいたします。
しかし
それはもう私なんぞとは別の世界のお話と思っておりました…がっ!!
身近にいたんですね。そんな生活を送る人が。
幼なじみのゆうこが家を建てたので
同じく幼なじみの清美ちゃんと彼女の妹の弘美ちゃんと
三人でゆうこの家でランチをご馳走になろうという事になり
昨日の昼休みに遊びに行ってきました。
「ゆうこちゃんちがねっ!雑誌に出るような素敵なおうちなのよぉう」と
清美ちゃんには聞いていましたが
「まぁ…ゆうこの事だから
フレンチカントリーなテイストの家なのかな?」と思って行ってみたら!!!
全然違うんですよ!!
すごい豪邸!!
それも超〜モダンで素敵なんてもんじゃぁないっ!!!
だいいち家具もすごいんですよっ!!!
ハーマンミラーやらフリッツハンセンやら所狭しとディスプレーしてある。
「すげぇ〜っ!!ゆうこ、すげぇよぉぉっ!!」と興奮気味の私。
その写真がこれ
かっこいいよなぁ〜。
ちなみにこのキッチン!!ポーゲンポールですよ!!
食洗器やオーブンはミーレだしねっ!!
やれ「この窓はオーダーだから○○○万円はするよな」だの
やれ「このキッチンは○○○万円はするなぁ〜」だの
やれ「この畳は特注でしょう?めが細かいもんね。
ま、一畳○○万円はするな」だのと
私は、鼻息荒く興奮気味に人様のおうちの値段勘定に忙しい。
そして彼女の料理の腕はもうプロ級で
「ゆうこみたいなお嫁さんが欲しいなぁ」と清美ちゃんと私はつぶやく。
このマグロのステーキの他に
カルボナーラとセロリのサラダとデザートにマンゴとアイスクリームを頂戴しましたが、
ガツガツ食べすぎて
写真におさめる事を忘れてしまいまいした。
ご主人のしろうちゃんも
家が出来てからは帰宅の時間が早くなったらしい。
そりゃぁそうでしょうね。
そのへんのカフェなんかより
こちらの方が断然素敵だし落ち着くもの。
そして
清美ちゃんとの恒例のランチは
今度からはゆうこの家でお願いしようと約束し
それぞれ午後の仕事に戻っていきました。
群馬
歯科医院は予約制をとっている所が多いですが
予約を入れる事で受け入れサイドも前もって準備が出来るし
行く方も待ち時間がなくおこなえるわけです。
さて
美容院、エステ、ネイルサロン、レストラン、etc…
予約を入れていく場合が多い。
私は自分が予約を入れて
こういった場所に伺うとき
なるべく先方に迷惑がかからないように気を使うわけです。
予約時間より遅くなってしまうのはもっての他であるけれども
早すぎても申し訳ないように思うのです。
そこで出来るだけ予約時間の5分前に伺うようにしています。
さて…
先日、銀座のデコ電ショップに
携帯電話のデコレーションの修理に伺う際
前もって3時に予約を入れておきました。
仕事が終わって車で現地に着いたのが1時半。
予約時間より1時間半も早い。
しかし出来る事なら
ここで修理をしていただければ
余った時間を有意義に過ごせるわけです。
でもね
そんなに早く行っても
先方に迷惑がかかるなぁ…
だいいち
デコ電ショップの店員さんが
いわゆるギャル系のオネエサンで
ちょっと怖いから
もし嫌な顔をされても困るシナ…。
しかし私、
そんな時使う奥の手があるんですよ。
『必殺群馬攻撃』
☆やり方
まず小走りにお店にむかい
息づかいも荒く
出来ればころげこむように店内に入る。
この時、額にうっすらと汗でもかいていると効果的。
そして
「すいませ〜んっ!!3時に予約を入れておいた者なんですけれどぉ〜」と大声で。
次に更に声を大きくして
「早く来てしまってすいません。」ここからが大切。
ペコペコ頭を下げながら
「群馬から、わんざわんざ上京してきたもんでぇ〜
時間が読めなかったもんでぇ〜
こんな早くづく(着く)とは思わなかったんだけんどもぉ〜
何しろ群馬から来たもんでぇ〜」
東京のど真ん中で“群馬”“群馬”と連呼する。
「んだどもぉ〜
早すぎちまったからぁ〜
迷惑だったらぁ〜
ここでぇ〜
3時までぇ〜待ちますけんどもぉ〜」ここでちょっと卑屈に上目使い。
(群馬の名誉の為申し上げますが、群馬の人はこんなになまっておりません。あしからず)
何しろ“馬”が“群れる”“群馬”ですからね
ご存知でない東京在住の方は
ものすごい遠方から来たと思われる方が多い。
だいたいの人はこれでにっこりと微笑んでくれるんですね。
「あぁ…この人はわざわざ群馬から来てくれたんだな。
そりゃぁ、大変でしたね。時間も読めませんよね。
えぇ…、えぇいいですとも。
予約よりだいぶ早いけどやりますよ。承りますよ。」的な笑顔で
受け入れてくれるんですな。
鬼の目にも涙、ギャルの顔にも笑顔ですよ。
TIME IS MONEY
時間の節約のためなら
下手な小芝居でも何でもやりますよ。
最近、歳を重ねる毎に
だんだん図々しくなってきております。