昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

あるショットバーでの事。

カウンターの女の子…24、5歳ってトコロだと思う。
何度か話をするうち、打ち解けたのか
「それでぇ〜前の彼氏がぁ〜バツイチなんですけどぉ〜
その人と同棲してたんですけどぉ〜
君には癒されないって言われちゃってぇ〜
フラれちゃったんですけどぉ〜」と、延々と喋っている。

私はねぇ…あなたと喋りに来たわけではないの。
一人でワインを楽しみたいの…。

面倒なので
「まぁ、そのサイテー男の事は早く忘れて
自分磨きに励めばいいんじゃないの？」と、話を終わらせようとすると

「ってゆうかぁ〜」と、私のアドバイスは軽く流し
とにかく喋り続ける。

そんな風に周りの空気が読めないから駄目なんだよっ！

以前から何回かこのブログでも書き込みさせて頂いておりますが
このテアイの公私混同している人って時々いますよね。

美容院やエステでもそう。

マッサージをうけていてウトウト…としてくると
やれダンナがどうの彼氏がどうのと
私生活の愚痴を言い始める施術者が結構多い。

こちらは疲れを癒しに行っているのに
逆に精神的にグッタリとしてしまう事がある。

その点、
私の行くスパの担当の剣持さんは本当にプロ中のプロ。

いつも無口でこちらの話に上手に相槌を打ち
言葉少なに発せられる言葉はいつも的確で的を得ている。
28歳とは思えない落ち着きもあり
頭のいい女性なのでしょうね。

そしてもちろんそのスキルズは天下一品で
私の体調やコンディションに合わせて
アロマオイルを調合し
深部からゆっくりとマッサージしてくれる。

ところが彼女、
来年の2月で現在のスパを退職し
ヒーリングの勉強のため留学するという。

「え〜っ？！！」彼女がいないと本当に困る私。
「じゃぁ、残された私はどうすればいいのよっ！わぁぁん！」と、
うそ泣きをして何とか引きとめようと二流芝居をうつ。

「五井さんにお逢いするといつも元気が出るんです。
五井さんの様に一生続けられる仕事にしたいので
もっと勉強したいんです。」と真っ直ぐこちらをみて微笑む彼女。

な、何だよぉう。
可愛い事言ってくれるじゃんかぁ。
照れるじゃんかぁ。

そんな風に言われたら諦めるしかないわけで
最後にメルアドを交換し
帰国したら必ず連絡してね！！と約束を交わしました。

さらなるパワーアップした剣持さんとの再会…本当に楽しみです。

昨日の日曜日の午後は
夫は相変わらずの釣りビル。
私は先日オープンしたブルガリタワーに行ってきました。

数千万円もするジュエリーが
所狭しとディスプレーされているとの事で
目の保養が出来ればと行ったのですが
店内はものすごい混雑。
私のように好奇心でわざわざ来店する人の多いこと！
結局、人の頭の後ろしか見えない状況なので
目の保養は諦め
いきつけのセレクトショップで
数千万…ではなく数千円のピアスを購入。

その後、先日伺ったGOSSで

旬の牡蠣とグラスワインで喉を潤し
お店を出ると
「献血にご協力くださ〜い」との声。

酔った勢いで
「献血しまぁ〜す」と私。
200mlか400ml、どちらになさいますか？と聞かれ
「どうせなら400抜いちゃって頂戴っ！」と
またまた酔った勢いで気前がいい。

お酒を飲んだ後の献血は少々気が引けるが
「私の血液はワインで出来ているの…」と
女優の川島なおみさんが言ってたしなぁ…
グラスワイン2、3杯位、可愛いもんでしょう！

そしてアルマーニに足を運び
“中途半端なもこみち”似のイケメン店員の丸山氏に
シャツを見立ててもらう。

「五井様でしたらサイズはXSで大丈夫だと思いますよ。」と彼。

実はですねぇ〜
最近、運動と共にしっかり食事も摂っていたので
確実に身体が大きくなっている。

XSなんぞ入るわけがない。

しまった…うかつだった…。
こんな事ならダイエットしておくんだったぁ〜！うわぁ〜ん！

しかし
「そうね。じゃぁXSを頂くわ」

（“頂くわ…”じゃねぇっちゅうのっ！
どうするのよっ！XSなんて買って！
全く…イケメンの前だとすぐ見栄を張るんだからぁっ！）

大丈夫でございます。
こうみえても私、ダイエッターズの会長ですから
年内中にはXSにサイズダウンしてみせますからっ！

さて…
いつも出掛ける時は
ブログ用にカメラを持ち歩いておりますが
このタイプのお店では殆どの場合
「申し訳ございません。店内の写真撮影は禁止となっております」と言われる事が多い。
しかしそんな事でメゲル私ではなく
決死の覚悟（？！）でトイレでの写真撮影に成功！

Kさんは80歳をすぎても
とても元気なご婦人で
今朝も久しぶりに診療にいらっしゃいました。

朝、待合室をみると
エッグチェアーに座りにくそうにチョコンと腰をかけている。

うちは基本的には予約制ですが
彼女にはそんなルールは通用しない。

「予約ぅ？そんなもんあるわけないじゃないか！
はやく診とくれっ！」とこの調子。

歯のかぶせ物のかたどりをして
一週間後に出来てきますのでと受付の者が言うと
「そんな事言われてもねぇ…
風が強ければさぁ…
おっくう（めんどくさい）だからさぁ…
きられるか（来られるか）わかんないよっ！」と言う。

しかしこの私、彼女の扱いはオテノモノでして
「Kさん、忙しいのはわかるんだけどさぁ〜
どうしても来週になっちゃうのよ。
美味しいコーヒーを入れておくから
悪いけど一週間後に来てくれない？」と手を合わせると
「先生がそういうんじゃショウガナイね。
おっくうだけど、きてやるよ」と言い「先生のコーヒーはうんめぇからなぁ」と可愛い事を言う。

今朝は自転車の後ろの籠を指差して
「先生に食べさせてやろうと思ってさ、畑からもいできたんだよ。霜が降りたからすごく甘いよ」と、
山のように積まれたホウレン草。

思わず目頭が熱くなる。

すると
「何をボケ〜っと見てるんだよ。日が暮れちゃうよ。
早く持っていっとくれ！」と彼女。

要するに彼女はとってもシャイなんですな。

ですからついつい照れ隠しに毒舌が出ちゃう。

私はそんな彼女が大好き。
私もついつい照れ隠しに余計な事を口ばしっちゃうトコロが多々あるので
とても理解できるんですよ。

来週は彼女の為に
しっかりと美味しいコーヒーを用意しておこうと思います。