またまた京都へ

この連休は
ちぃさん(父)と妹の典子と三人で
一泊二日の京都へ旅行に行ってきました。

まず瓢亭の会席料理に舌鼓をうつ。
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今日はちぃさんというスポンサーがいるので
大船に乗ったつもりでガンガン頂戴する。
やはり人のお財布で頂くお酒というのは
美味しさが倍増しますなぁ。

仲居さんのアキさんの紹介で
祇園のお店『安』さんへ。
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こちらのヤスエママはとっても素敵な女性で
なんと同じ年!
嬉しいなぁ〜!
同世代の女性が頑張っている姿を拝見すると
私も頑張らなくっちゃ!と刺激を受けます。
早速メルアドを交換し
再会を約束しました。

アキさんも合流し
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ちぃさんもご機嫌で熱唱。
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翌日は瓢亭で修行をした後独立された森永氏の
京料理のお店『味生』へ。
こちらではとても繊細で美味しい懐石料理を頂きました。
お値段もリーズナブルでお勧めですよ。
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(私の顔がツタンカーメンみたい(ToT)/)

京都駅に向かうタクシーの中で
「茶屋で芸子さん遊びをするっていうのがありますけどぉ
どうせお座敷に呼ぶなら花魁に来てもらいたいんですけど
太夫をお座敷に呼ぶっていうのは可能ですかねぇ?」と
運転手さんに覗うと
彼は一笑し
「そんなアホな。
太夫をお座敷に呼ぶなんて聞いた事あらしまへんでぇ。」と呆れ顔。
「えぇっ?駄目なのぉ?」と私。
「まぁ…国賓級の方でも無理でっしゃろうなぁ…」
そして
太夫を拝見したい場合は
重要無形文化財となっている郭の『角屋』で行われる花魁道中を見るしかないと
情報通の運転手さんは教えてくれました。
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本当に久しぶりの親子旅行でしたが
とっても楽しかったです。
一泊二日の呑み倒れ食い倒れ旅行。
流石に疲れたのか
典子はぐったりして
帰りの新幹線では爆睡しておりました。
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「余談ですが」
今回もやはりパブリックスペースはどこもかしこも禁煙。
喫煙所を探すのも一苦労。
全くせちがない世の中になったものです…。
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ちぃさんも健康のため普段は母に厳し〜く禁じられている喫煙。
鬼の居ぬまに…と
美味しそうに一服しておりました。
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今回はかなりちぃさんに散財させちゃったけど
ちゃんと親孝行しますので
ゆるしてね。

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缶詰

私の実家での事。

それは例えばお正月であったりお盆であったり
親族が集まった時に、つまり何か“特別”な時に
父の許しがあった時に限り
奥の棚からうやうやしく母が運んでくる物。

タラバガニの缶詰。

その一つをまたもや母がうやうやしく食卓にのせ
ゆっくりとした口調で
「いい?これはね…タラバガニなの。
ズワイガニじゃないの。
1缶5000円もするの。
すご〜〜〜く高価な物なの。」と何度も念を押す。

「ってゆうかさ、どうせ頂き物でしょ?」と、口を挟みたくなるが
あまりの母の気迫に圧倒され
我々4人の子供達はただただ頷くしかない。

そして母がゆっくりと丁寧に缶のフタを開ける。

中には肉厚の美味しそうなタラバの身が
ギッシリと詰まっている。

それを母が丁寧に4枚の小皿に均等に分ける。

「お父さんの分は?」と聞くと
「お父さんはいいからお前たちで食べなさい」と満足そうな父。

「だからさぁ〜頂き物でしょう?」と更に突っ込みたくなるけれど
じっと我慢する私。
これが我が家に伝わる大切な“タラバガニ譲渡の儀”ですから。

ある日、夫と二人で実家に遊びに行くと
父はよっぽど機嫌が良かったのか
「五井さん、タラバガニ食う?」と嬉しそう。
「おぉ?タラバっすか?いいですねぇ〜」と蟹好きの夫。
すると母が例のごとく
「五井さん、これはねぇタラバガニなの。ズワイガニじゃないの…」と
一連のウンチク。
頂き物のくせにやけにもったいぶって
恩に着せるような口調になるのが癪に障る。

そしてその大切なタラバガニの缶詰をひとつもらったわけです。

翌日、
「あの缶詰あけてよ。」と夫。

私の料理する手がピタッと止まり眼光を鋭く光らせ
「何で?」

「イヤ…食べようかなぁ…と思ったんだけど」

「あのねぇ〜っ!タラバガニよぉう!ズワイガニじゃないのよっ!
今日みたいに何でもない日に食べるわけにはいかないのよぉっ!
だいいち、そのサラダの上にカニがのってるじゃないっ!」

「これカニじゃないよ…。カニかまぼこじゃんか…。」

「うるさいわねぇ…。男が細かい事グズグズ言わないのぉっ!
黙って食べなさいよ、そのカニサラダ!!」

「だから…カニじゃないんだけどぉぉ…」

不服そうな夫を尻目に
貧乏性の私は大切にその缶詰をしまっておきました。

そして月日が経ち…
先日、戸棚の中を覗いた夫が
「あ“〜〜〜っ!」と悲鳴をあげた。

「どうしたの?」と聞くと

「このカニの缶詰!賞味期限が切れちゃってるよ!」

「えぇっ?!」

夫に駆け寄り缶詰をふんだくって日付を確認すると
3ヶ月前に賞味期限が過ぎている。

しまった…。
うかつだった…。

「だからねぇ…食いたい時に食わなきゃだめなんだよぉ」と夫は恨めしそうに私を睨む。

「だ…大丈夫だよ…。
缶詰だし…。
ひ…火を通せば食べられるから…カニチャーハンにでもするよ…。」と、
うな垂れる私なのでした。

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被害妄想

私は実はとっても気が小さい。

何か重大なイベントがあったりすると
自信のなさゆえに不安で不安でたまらなくなる。

ですからその不安を払拭する為に
様々なケースを想定して
かなり前から準備をするわけです。

学生時代も卒業試験やら国家試験などの前は
かなり前から準備をして
覚えが悪いから人よりちょっと先に試験勉強を始めるわけですけど
いざ試験の直前になるとかなりナーバスになり
夜となく昼となく友人に電話をかけるわけです。

「もしもし…私…。勉強してた?」

「うん。どうしたの?」

「私もう駄目かもしれない。
絶対に試験に落ちると思う…」

「何言ってんだよ。大丈夫だよ!」

「ううん、駄目。絶対に落ちるに決まってるもん。
あぁ〜どうしよう…」

毎度毎度この調子でグズグズ愚痴るわけですから
友人もたまったもんじゃない。

それでも根気よく対応してくれて
散々愚痴った私は事のほかスッキリして
「何か眠くなっちゃった。
じゃぁおやすみなさ〜い」と自分勝手に電話をきる。

そして以外にもスンナリ試験をパスしたりすると
仁王立ちでタバコの煙を鼻から出し
「ガハハ。余裕ですよ!よ、ゆ、う〜っ!
やっぱりねぇ〜私って天才だなぁ。
さてと…白木屋でパァ〜といきますか!パァ〜っと!」と上機嫌。

いい迷惑なのはその友人達。
今になってみると本当に申し訳ない事をしたと
頭が下がる思いです。
もちろんその彼らは私の深夜の電話攻撃にもかかわらず
スムースに試験に合格し
皆さん独立開業して頑張っておられます。

さて…ここで本題に入りますが
ココ最近の私の重大イベントといえば
今月末に東京ビックサイトでおこなわれる
ビリー隊長のブートキャンプ。

いよいよ2週間をきり
苦手なワークアウトを中心に練習したり
フォームのチェックをしたり
朝晩必死でビリーをおこなっているわけです。

「はい、ジャブ〜ぅ、
はい、フック〜ぅ♪
そう、上手よぉぉぉう♪頑張ってぇぇん」というターボジャムは
とっても楽しく運動量もかなりハードなのですが
何だか甘やかされているような気になってしまい
現在はビリーのみをおこなっています…がっ、

「もしかして物凄いアスリートばっかりが集まったらどうしよう」とか
「もしかして新しいメニューをやって、私一人が出来なかったらどうしよう」とか
いつもの被害妄想がムクムクと頭の中で大きくなり
毎晩夫に愚痴るわけです。

「五井さん…。私だけが途中脱落するかもしれない。
1000人中私だけ…。あ〜ん、どうしよう…」

「大丈夫だよ、チコ。
ちゃんと出来てるよ。
ってゆうかさ、誰もあなたの事見てないからさ
出来なきゃ出来ないでいいじゃんか」

今までメソメソしていた私はキッと彼を睨み
「何よそれ。私って全然目立たない女って事〜っ?!
ブサイクって事〜っ?!」

「イヤ…そうじゃなくてさ…」

全くもって面倒くさいカミさんを持つと苦労しますね。


『余談ですが』
今朝、スタッフの順子さんとお姉ちゃんが
「先生、ビリー隊長がとうとう日本にきましたね!
めざましテレビでやってましたよ!見ました?」

え〜〜っ?!まじでぇ〜〜っ?!
ちくしょぉぉう!今朝はみのさん見てたよぉう(号泣)

「何か新しいワークアウトしてたぁ?ね!ね!」

すると順子さんが
「う〜ん、確かねぇ…“シコ”ふんでましたよ」

えっ?!!
シコ?!!
まじかよっ!!

あ〜あ…。めざまし見ればよかったなぁ。
ついつい朝はみのさんなんだよなぁ…。

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昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

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