親ってA

小さい頃
私はよく熱を出す子供でした。

熱の出始め、激しい悪寒におそわれ
関節の節々が痛くなり
だんだん熱が上がってくるわけですね。

すると母が
「沢山食べて、沢山水分を摂って
早く寝なさい」と言って
具がいっぱい入ったお味噌汁
に半熟の卵を入れたものを作ってくれて
その後、必ず苺かメロンを食べさせてくれて
布団に寝かされました。

その時の母は
なんだかいつもより優しく
特別扱いされているようで
熱が出るととっても嬉しかったものです。

小学生の高学年になると
だんだん悪知恵がついてきて
トイレに隠れて
体温計を手のひらでこすり
摩擦で温度を上げ38度位に調整して
「お母さん、熱があるみたい…」と
体温計を母に見せ
仮病で学校を休み
苺かメロンを食べるのが楽しかった。

この仮病癖は大人になっても変わらず
さすがに仕事は休みませんが
昨日は朝から何となくだるかったので
実家にわざわざ電話をしたわけです。

「お母さん、熱があるみたいなの(本当は微熱程度だが
ここはなるべく息も絶え絶えにするのがポイント)」

「えぇっ?ご飯食べたの?」(このフレーズが好き)

本当はその日、
がっちり三輪そうめんを2人前はぺロリとたいらげていたが
弱々しさを強調するために
「ううん。昨日から何にも食べていないの」と言う。

この「何も食べていない」というのが母の母性を刺激するわけですね。

「あらぁ、困ったわね…」
ここで母に私の小さい頃を思い出してもらうため
「関節の節々が痛いの」と付け加える。

「そうなのぉ?!ちこちゃんは小さい頃からそうだったものね」

そして結局昨夜は父が往診をしてくれて
今朝は母が沢山の手料理を運んできてくれました。

親ばかチャンリン蕎麦屋の風鈴。

40歳の娘と還暦をとっくに過ぎた両親ですが
いくつになっても親は親、子は子ですからね。
しっかり甘えさせてもらうことにいたします。

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親って

ストロベリーネイルさんで
スカル&ローズ柄のジェルネイルを
フットに施していただいたのが一ヶ月前…。

ジェルって本当に剥れないしツヤもそのままでとっても便利。

しかし爪というのは生え続けるもので
生え際と甘皮がだらしなくなってきたので
昨日の午後、
天才的ネールアーティストの紺野さんにお願いして
補修をして頂き
とっても綺麗にしていただきました。
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その後、夫と久しぶりの天城へ。
今が旬の牡蠣に舌鼓をうつ。
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またこちらのお新香が絶品なんですよ。
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「ちぃさんでも呼ぼうか」という夫の提案で実家の父も合流。
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お会計の時
「ちぃさん、たまには私がご馳走するわよ」と言うと
「いいよ。その分早く銀行に返済しなさい。」と父。
親って本当に有難いものです。

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三人組

先日とある店で夫と飲んでいる時。

隣のテーブルに陣取った3人組サラリーマンの事。

A氏
 ●20代半ば
 ●身長も高いが横幅もかなりあり、筋肉のないプロレスラー体型
 ●20キロ痩せている頃は加瀬タイシュウに似ていると言われた事がある(本人談)
   しかし私から言わせるとアンタッチャブルの山崎に似ている
 ●”こう見えても昔はモテたんですってばぁ〜”が口癖
 ●独身、彼女有り
 ●かなり汗かき

B氏
● 30代後半から40代前半位
● 天パーが強い
● 既婚、娘2人
● 中肉中背
● 女性との性交渉を「にゃんにゃんする」と
ビックリする位古い表現を使用するのがお気に召しているようだ
● 生グレープフルーツサワーを注文して、運ばれてくるたびに
「え〜?俺が自分で絞るのぉ〜?
俺の代わりに絞ってくれよぉ〜!」と駄々をこね
お店の人を困らせている

C氏
 ●50代前半
● 課長
● 既婚 子供の有無は不明
● 引越しのサカイのCMに出てくる男性に酷似
● 無口

すぐ隣のテーブルであったので
大声で話す彼らの会話が嫌でも耳に入ってしまうんですなぁ。

そこで
この三人組の会話がちょっと気になったのでご報告。

彼らの上司の部長がどうも女性らしいのですが
ありがちな部長の愚痴からはじまったわけです。

彼ら曰く
その部長は「仕事は出来る」が

「ブス」
「愛想が悪い」
「いつも不機嫌」
「おばさん」
「頼まれてもあんな女じゃ”にゃんにゃん”する気にならない」
らしい。

ふ〜ん。
あっそ。

怒りのあまり
私のグラスを持つ手がワナワナと震え始める…。

あのねぇ…その部長さんは「仕事は出来る」わけですよねぇ。
だったらいいじゃねぇか。

あなた方みたいな部下ばっかりだから
その部長さんだっていつも不機嫌になるんじゃねぇのぉ?

仕事ではかなわないからって
外見的攻撃、それも客観性に著しく欠ける攻撃は如何なものか…。
男らしく堂々と仕事で勝負しなさいよっ!
だいいち
あなた方は人様の外見をとやかく言える程のモンじゃあ
ないでしょうがぁっ!
ご自分の事をよく鏡で見なさいよっ!

そんな私の無言の攻撃を察知した夫が
苦笑いしながら「まぁまぁ。ホラ、穏便にね」という目で合図する。

しばらくすると三人組の会話は私生活の話へ。

A氏「付き合ってる彼女の友達からメールが来て
相談があるから、土曜の夜にアパートに行ってもいいか…って言うんスよぉ。
まいちゃいますよねぇ」

ちっともまいっているようには見えないが。
むしろ嬉しそうなんですけど。

B氏「うそつけ〜。そんなのお前ににゃんにゃんして下さいよって
言ってるようなもんじゃねぇか。
普通、そんな事お前には言わないだろ〜。」

お前にもな。

A氏「ほんとですってば!何ならメール見ますぅ?」

と、A氏はポケットから携帯電話を取り出すと
そのメールを得意気に見せ始めた。

B氏「ほんとかよぉ〜。」
どさくさにまぎれて課長のC氏まで一緒になって携帯を覗き込んでいる。

ここで私の怒りは頂点に達した。

あのねぇ…友達の彼氏に紛らわしいメールを出す女の子にも
確かに問題はあると思います。
しかしですねぇ、
そのメールをですよ、
会社の同僚に得意気に見せびらかす人の気が知れない!
品格を疑います!

また呆れるのはC氏。
課長さんでしょう?!
「君ねぇ、そんな事したら
メールを出した相手に失礼だからやめなさい」って
何で言えないんだろうなぁ。

その女性の部長さんに心から同情いたします。

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昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

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