昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記
前橋の昭和大橋歯科院 院長Dr.チコの日々の想いを綴っています。
芸術
先日、銀座に行った時知り合った
パラソルデザイナーのイタリア系カナダ人のジョン・ディ・チェザレ氏。
もともとはブロンズアーティストだった彼が
日本の傘文化に感銘を受け来日し
傘とパラソルのデザインの研究を重ね
ちょっとびっくりする位、独創性の富んだ
それでいてとっても素敵でロマンティックなパラソルを発表。
この作品には私も一目惚れ。
あれって絶対着物を着た時にも
絶対に似合う日傘となるはず。
ちなみに彼のサイトは
http://www.ddi-parashell.com
近頃は色々な才能のあるアーティストの方と
お知り合いになる機会が多く
そういった方々を本当に尊敬しちゃうと同時に
自分の特異な才能のなさにつくづくため息が出てしまいます…。
私なんぞは特技と言えば「深酒」ぐらいなもんですからなぁ…。
仕方ねぇから「深酒」を
芸術の域まで高めるとするか…。
3周年
昨日の18日
ダイエッターズ仙台支部支部長の海老ちゃんからのメール。
「今日は開業記念日ですよね♪開業三周年おめでとうございます」
そうか…。
また今年も忘れてた…。
海老ちゃんとのお付き合いも長いものになりますが
ほんとうに彼女は私の節目をよく覚えていてくれて
必ず連絡をくれるんですよね。
何しろ日々
仕事と生活と遊びと
追い立てられるように無我夢中で忙しくやっておりますから
誕生日や記念日などというものに
私も夫も本当に無頓着。
一度など彼の誕生日を忘れていた事に気づき
数日経ってから
「ごめんね、お誕生日忘れてた」と、謝ったら
「お?あ…そうだったなぁ」と、あちらも忘れていたようだ。
しかしやはり節目というのは大切ですね。
このようなメールを頂戴すると
ひたすら猛進している状態から
いったん停止して
自分自身を見つめ直す事ができますね。
テレビの情熱大陸風に言えば「自分自身のリセット…」って感じでしょうか。
へぇ…そうか…三年も経ったのかとちょっぴり嬉しくなる反面
まだまだ三年か…とも思う。
ただ本当に感謝しなければいけないのは
お陰様で患者さんたちにも恵まれ日々励まして頂き
スタッフにも恵まれ
私のような者を応援して下さる事。
そんな恩もついつい忘れ
スタッフのナカジや順子さんにも
「ってゆうか、太りすぎぃ〜!ありえねぇな…。」などと大きな口を叩いていたなぁ…と
ちょっと反省してしまうのでした。
六月大歌舞伎
今月も行ってまいりました。
『六月大歌舞伎』
今回の演目は
「元禄忠臣蔵」
「盲長屋梅加賀鳶」
「船弁慶」
終電の関係で最後の演目は観られませんでしたが
「元禄忠臣蔵」の徳川綱豊役の片岡仁左衛門と
富森助右衛門役市川染五郎とのやりとりに号泣、爆笑し
「盲長屋梅加賀鳶」での
道元役の松本幸四郎と
松蔵役の中村吉右衛門との
息の合ったリズム感ある
修辞の凝った七五調の台詞に感動しつつ
ここでもまた号泣、爆笑し
本当に楽しませていただきました。
実は私、昔から「鬼平犯科帳」の大ファンで
ちなみに全部ビデオ持っておりまして
鬼平こと長谷川平蔵様には
心底惚れ抜いちゃっているものですから
もちろん中村吉右衛門様に対する思いも
並々ならぬものがあるわけですね。
そんな思いもあい重なって
うっとりと鑑賞させていただきました。
今回も「歌舞伎友の会」の同士である
妹の典子と行ったわけですが
歌舞伎座に到着するまでが大変なんですよ(~_~;)
典子のメーク。
彼女は(手前ビイキではないのですが)
決してお化粧は下手ではないと思うのだけれど
私のダメ出しを恐れてか
何故かここ一番!って時には
プロの方にお願いしてやって頂くわけです。
今回はボビーブラウンのショウジさんにお願いして
ご満悦の典子。
着物も高山ちゃんのお見立てのおかげで
全体的に綺麗に着こなせておりました。
私はと言えば
今回はせっかく無二さんであつらえた
江戸正藍長板本染の着物に
同じく高山ちゃんに選んでもらった帯も完璧だったのに
着付けの未熟さが露見してしまい
おはしよりのバランスの悪さに
納得がいかず
典子に誤って赤ワインを着物の袖にこぼされて
パニック状態で謝る典子に文句も言えず
どこもかしこもこのサインで
泣き笑いでしたが…
小さい頃を思い出させる彼女のこの笑顔に
大満足の姉なのでした。