昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

昨夜は仕事の後
年増芸者の会のぶーちんが
着付けの練習に来ました。

まぁ、練習と言っても
教えるのがこの私ですから
かなりの低次元ですけど（トホホ）。

昨日のテーマは
○ 着付けの基本である長襦袢を
いかに無二の高山ちゃんっぽく
かっこよく着るか！
○ 着物のたたみ方

この二点にテーマをしぼり
猛特訓しました。

私は牢名主状態で
ソファーの上にあぐらをかいて
右手にタバコ、左手には缶チューハイという
やけにガラの悪い着付け教室。
そして
「違〜うっ！全然高山ちゃんっぽくなぁ〜いっ！
ハイ、もっとエモンを抜いて〜っ！
ハ〜イ上手〜っ！超高山〜っ！」と
他人が聞いたら訳のわからない指導（？）の甲斐もあり
昨日のテーマは完璧になったぶーちん。

着物のしわを伸ばしながら
丁寧にたたむ時
ぶーちん曰く「超〜楽しいぃ」そして「なんかさぁ〜こうやって畳んでいると
着物がすごく愛しくなっちゃうねぇ」との事。

やっぱり日本人というＤＮＡに着物文化が組み込まれているんですな。

現在、うちのベランダを改築中です。

当初は
夫婦が家を留守にする時の犬の部屋…という名目で
夫を説得したのですが
本当のモクロミはですね
サンルームにしてハーブを栽培したり
夜はガラスの天井を通して
星空を眺めながら
『年増芸者の会』等の重要な「会議」の時の
ミーティングルームなどに使用するつもり。

「会議ったって、どうせただの飲み会じゃねぇかよ」と
相変わらず鋭い指摘の夫。

「何をバカな事を言ってんのよっ！失礼しちゃうわねぇ…。
あのですねぇ、我々『年増芸者の会』はですねぇ
着物という日本の伝統文化継承のために
日々重要な役割を担っているわけよぉ。
そのための重要な会議の席に
たまたまちょっとお酒がある…ってだけのことなわけ！」と
熱弁をふるう私。
そしてさらにたたみかける。
「それにね、
天井がガラスだしクーラーもあるからさ、
昼間なんか寝転んだら
日焼けサロンにもなるじゃない？
五井さんもちょっと日焼けしたらぁ〜？
チョイ悪でかっこいいと思うわよぉ〜！
お姉ちゃん達にモテモテになっちゃうんじゃないのぉ？」とおだてる。
すると案外単純なヒトですから
「そ、そっかな…。まぁなぁ〜。」とまんざらでもない様子でした。

そんなわけで来週中には完成する予定なので
楽しみです。

だいたい小姑というものは
兄弟のお嫁さんには手厳しい。

派手なお嫁さんなら
「全くぅもぉ…。あんな派手な嫁じゃ先が思いやられちゃうわね」と言い
地味なお嫁さんなら
「一見大人しそうだけど、お腹の中じゃ何を考えてるかわかったもんじゃないわね」と言う。

弟とあゆみさんの結婚が決まった時
私達三姉妹もご他聞に漏れず
あぁだ、こぅだと好き勝手な事を言っておりました。

しかし
弟夫婦の長女も一歳を過ぎ
彼らを見ていて
最近つくづく出来たお嫁さんだなぁ…と感心しております。

いつまでたっても子供っぽさが抜けない弟を
陰ながらしっかりサポートしているあゆみさんの姿がけな気。
全くもって有難いことです。

それに比べ私なんぞは
皆様ご存知の通りこの体たらく…。
同じ嫁として嫁ぎ先に申し訳ないなぁ…と反省させられるのでした。