昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

前回、前々回の続き…。

軽井沢は断念して…

矯正のゆうこ先生にも
「下手な買い物をするんじゃないわよっ！
あの物件は借地権がついているし…（どーのこーの）」と、指摘され
そもそも田舎暮らし生活探し熱も
冷めてきた矢先でございますから。

「まぁ…今まで通り生活しよ」と、思っていたところ

念のために
軽井沢以外のエリアで

我が家から高速で１時間位の所の別荘地に気になった物件があり
昨日、問い合わせフォームに記入した不動産屋さんから電話があった。

自然に囲まれたカントリー調のデザインの家で
裏には小川が流れていて
薪ストーブがあり
家具の置いてある部屋の写真を見て

「このディスプレイは日本人の趣味じゃないな…。
もしかするとオーナーさんは外国人なのでは？」と、思っていたら

案の定、オーナーさんがアメリカ人なんだそうです。

アリゾナだか、テキサスだか…どっかの出身と、言っておりましたが
アリゾナとテキサスでは全く違うんだけどな。

県民性じゃございませんが
州民性というのがございますからね。

不動産屋さんが面白い方で

「ここのエリアは９割が白人ですね」と、言う。

”白人”という言い方にちょっと笑ってしまった。

不動産屋さんは

「もう…ワイルドというか大自然というか
道は狭いし急勾配だしエライ場所なんですよね。
外国人の人は変わっていて、そこがいいっていう人が多いんですよ…ガハハ！」

まぁ…言いたい事はわからなくもない。

「利便性を求めているわけではないので、
大自然という意味では問題ないですよ。
犬を遊ばせたいのでね。」と、申し上げると

「そうですかぁ？とにかくエライ所ですよ…。
4駆じゃないと絶対にはいれませんからね。
去年も６件程、問い合わせがあったんですが
皆さん、ドン引きして帰っちゃいましたからね…ガハハ！」

「……。」

「家もね…キレイに使っているんだけど
少し傾いているんじゃないかなぁ…」

えぇっ？！！！

「オーナーさんがもう80歳後半なんですよね。
もう、死にそうって感じで…ガハハ！」

「……。」

不謹慎にもほどがある。

「だから生きているうちに売ってしまいたいらしいので
値引き交渉も結構できると思いますよ」

だって急斜面に立っている家が傾いているとすれば
基礎部分の補強工事は必須となるわけですから
提示額も安いんですけれども
補強工事費用が気になる。

もう…全てが面倒くさくなってきた。

「売主さんに基礎部分の事をご相談して頂いて
再度ご連絡下さい…」と、

私もドン引きして電話をきった。