昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

スタッフの桑ちゃんと新井ちゃんと世間話をしていて
新井ちゃんの
「私が小学生の時には歯医者に行くのも
一人で自転車に乗って行っていました」と、言うのを聞いて

確かに…と、思った。

車も今ほど多くはなく
道路を占領して遊べましたし
子供同士で移動するのも
自転車でございましたね。

新井ちゃんの言う通り
歯医者と塾と映画館は
よく自転車で行っておりましたなぁ…。

のどかな時代でございましたね。

自転車といえば
小学生の頃に流行ったのが
“立ちこぎ”をしてスピードを加速し
ある一定のスピードになると
ハンドルから手放しをして
道路の道幅一杯にS字状にクネクネ走るのが

ちょっとカッコイイ時代があったわけです。

今、思うと非常に危険な乗り方ですし
まぁ、転倒もするわけですが
あまり騒ぎにならない時代でございました。



自転車の苦い思い出がございまして
当時流行った変速ギア付きの
新しい自転車を買ってもらい
よっぽど嬉しかったのでしょうな。

公園の滑り台の上に自転車と一緒に登り
カッコよく滑り降りようとしたら（やる事がアホ過ぎますね）

滑り降りる途中で横に転倒し
自転車と一緒に転落したんですな。

ものすごい痛かったのでしょうが
それより心配だったのが新しい自転車。

案の定、思いっきりまがっていて
乗れる状態ではなくなってしまったわけです。

見ていた友人達が
呆然としていたのと

私自身はとにかくバツが悪かったので
「全然痛くないし、
まがった自転車の件も全く問題なし！」という振りをしたという

２点の記憶は鮮明に覚えております。

まがった自転車を引きずりながら家に戻ると
次から次へと珍事を起こす私に
相当両親が腹を立てまして
もちろんこっぴどく叱られて
「古いのに乗っていなさいっ！」という厳しい通達を受け
自分の部屋で一人…落ち込んだ記憶あり。

「新車納車当日に事故で廃車」という心境ですな。

（…と、書いていて
妙に韻を踏んでいて
「ラップみてぇだな。」と、思い

「♪しんしゃのうしゃとうじつにじこではいしゃ…」と、ラップっぽく口ずさむと
スタッフの桑ちゃんが苦笑していた。）


ちょっと驚きましたのが
警視庁のHPの自転車の定義を閲覧しておりましたら

現在は子供同士の二人乗りは禁止なんだそうですね。

昔は子供同士の二人乗りはよく見かける光景でございました。

これも流行ったのですが
後部座席に座った子が
スピードが出ると立ち上がり
両手を運転手の肩に乗せて乗るというスタイル。

更に高度になると
運転者が手放しのS字状で
後ろの子が立つという
サーカスの様な事もしておりましたですなぁ…。

危ないっちゃぁ…危ないですね。

擦り傷、切り傷は絶えなかったですが
まぁ…大きな怪我もなく
よく無事に過ごしたものだと
我ながら驚きますね。

懐かしい思い出でございます。