11月15日

11月15日は坂本龍馬の命日でしたね。

BSでも特集をやっておりましたね。

スタッフの関ちゃんに
「今日は坂本龍馬の命日だよね。」と、言うと

「あ!今日はうちの祖父の命日です」と、
返答され
尚かつ
「父方の祖父の命日ですね」と、解説され終了。

でた……。
会話として成立していない…と、苦笑。

彼女にしてみれば関心事は
坂本龍馬の命日<父方の祖父の命日。

まぁ…ごもっともでございますね。

さて…私にとって
坂本龍馬は
大好きな人ですから
命日となると色々な思いがある。

その日は龍馬が姉の乙女に宛てた手紙の原文(訳付き)に
目を通してみた。

これはとても有名な話で
今更私が申し上げますまでもないですが
龍馬が乙女さんに宛てた手紙は
とてもユーモラスがあるんですよね。

あんな事があった、
こんな事があった…と、報告しながらも
比喩がとてもユニークで
乙女さんは
可愛い弟の身を案じていた気持ちは
相当なものだったと思いますが
その手紙を読みながら
クスクスと笑っていたであろう風景が目に浮かびます。

おそらく
何度も何度も読み返したでしょうね。

私にも龍馬と比べると
それはもう恥ずかしい弟がおりますが
やはりとても可愛いですから
乙女さんの気持ちはとてもわかります。

自分の事より弟の事なのよね…大切なのは。

とても印象に残った手紙は
龍馬の妻、お龍の事を紹介した手紙。

お龍の生い立ちや自分が命を助けてもらった事や
お龍は乙女姉さんにも会いたがっているとか
乙女姉さんの着物をお龍に送ってあげてくれとか
そうしたらお龍もさぞかし喜びますよとか

面倒見のよい姉に対して
自分の妻を認めてもらうために
双方をたてつつ
非常に気配りの行き届いた手紙があった。

姉の立場からすれば悪い気はしない。

龍馬の死後
坂本家に身を寄せたお龍と乙女姉さんは
イワユル、嫁と小姑として
折り合いが悪かった…という節がありましたけど
最近ではそうでもなかったらしい…という事が
色々とわかってきたようですね。

父が
「歴史を紐解く時には
作家の物を読むと、その作家の主観が入るから
なるべく記録を読みなさい」というのが口癖で
よく記録を読んでいましたね。

彼の場合はネットを使っていませんでしたから
いちいち書籍を買ってきては読んでいましたが
今は便利ですよね…Googleで検索すればいい。

この調べる作業が楽しい。

するとある日、点と点がつながったりすると
「!!!!!」と、感動する。

それに自分の解釈を加え
「これは歴史的大発見かもしれない!」と、ほくそ笑む。

その結果を
「まだ知られていないと思うけど」と
ドヤ顔で夫に報告する。

すると案外、周知の事実だったりして
赤っ恥をかくことも多々ありますがね。

この週末は
幕末にタイムスリップしておりました。

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昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

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