ナショジオで…

ナショジオで
ブルース・リー特集をやっておりまして
録画して観ました。





私のブルース・リーとの出会いは
小学生の時に父と観に行った映画
「燃えよドラゴン」でした。

もう…ビックリしましたね。

衝撃的でした。

当時、回転キックであれだけ驚かされたのは
ブルース・リーと、サッカーのペレぐらいでしたね。

映画を観終わって
すぐに彼の大ファンになってしまったのですが
父に「ブルース・リーは
もう死んじゃったんだよ」と、聞いて
子供心に本当にショックで
悲しくなりました。

当時、DVDなんぞは
まだありませんでしたから
彼にまつわる本を買ってもらったり
ブルース・リーグッズを買ってもらいました。

ヌンチャクとかね。

父の指導の元
日々、練習したものです。

今思うと、彼は武道とは全く無縁の人でしたから
その指導もかなりテキトーなものでしたがね。

ブルース・リーの映画の特徴は
それは彼自身の理念だと思うのですが
非常に台詞が哲学的なんですな。

それは今でも数多く名言集として残っておりますね。

“Don’t think. Feeeeeeeeeeel’は有名。





「ドントゥ…ティンク…。
フィーーーーーーーーール…」という
彼独特のゆっくりとした言い回しも
モノマネをして
よく父の笑いをとったものでした。

年月が経ち
10歳年下のタケが子供の時代になると
ジャッキー・チェンが登場してブレイクするわけです。

小学生のタケが
友達を自宅に集めては「プロジェクトA」などの
ジャッキー映画をよく観ていたようですが

いやいや…。
エンターテイメントとしては面白いけど
やっぱりブルース・リーじゃないとね…と、
私はちょっと冷ややかな目で見ておりました。

呆れたのは父で
あれだけブルース・リーと騒いでいたくせに
ジャッキー・チェンの時代になると
「やっぱりジャッキー・チェンだな」と、
弟と一緒に映画を観て
プロ使用の本格的なサンドバックを
小学生の弟に買って
業者さんに天井から吊るしてもらい
特訓をさせておりまして

我が親ながら
そのミーハーぶりと
一貫性のなさに
苦笑させられたものでした。

余談ですがね…
大騒ぎして買ったサンドバックですが
父と子のカンフー特訓も
一ヶ月も続かなかった様ですね。

さて…
ブルース・リーの死後40年経過した今も
アスリートやパフォーマーとして
第一線で活躍する
例えば、ライアン・フィリップや
オマー・エップス
スケートボーダーのポール・ロドリゲス
モトクロスライダーのロニー・ファイスト
DJのスティーブ・アオキ…などなど
「ブルース・リーがいなければ
現在の俺はないと言っても過言じゃないね」と言う程
熱狂的なファンが多いのには驚かされた。

彼の映画の格闘シーンは
無駄なモノを取り除きリアリティーに徹底的にこだわり
またメリハリをつけるため
大技を出すのはいざという時だけ。

この演出センスが絶妙だと
マット・デイモンは言う。

そして
彼の生き方にも反映されている
反骨精神や自己表現の無限の可能性や
人生哲学の様なものを
映画の中に盛り込んでいるんですね。

また人を魅了するテクニックも忘れていない。

彼の動き全てが計算しつくされていて
一挙手一投足に無駄がない。

とにもかくにもすごい人なんですよ!!!と
昨日は朝から私はブルース・リー モードで
スタッフに声をかけるも
全員「え…?ブルース・リーですか?観た事ないですぅ」と
全く興味がない反応。

男性の患者さんがいらっしゃると
「ブルース・リー、観てた?」と、片っ端から聞いて
「いや…どちらかというと
ジャッキー・チェンなんですけど…」という反応が多く

「チッ…。共感してくれる人…いないし」と
ちょっと淋しい思いがしたわけです。

その夜
ブルース・リーのドキュメンタリー映画が観ていたら
夫が通りすがりに
“Don’t think. Feeeeeeeeeel”と
見事なモノマネをしてくれたんです。

「え?ゴイサン!ブルース・リーの事、好きなの?!」と
驚きました。

その時は久しぶり(?)に
「あぁ…。この人と結婚して良かったな」」と思いました。

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昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

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