昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記
前橋の昭和大橋歯科院 院長Dr.チコの日々の想いを綴っています。
卵がけごはん
卵がけごはん。
先日、K君から
とても美味しい高価な卵を沢山頂戴して
我が家ではちょっとしたブームになっております。
我が家の卵がけごはんは
ご飯の中央を少し凹ませて
黄身だけ入れて
その時の気分で
お醤油とか
お塩とか
高菜とか
食べるラー油とか
ちりめんじゃことか
トッピングして
残りの白身はお吸い物に使います。
私は小さい頃
卵がけごはんが苦手でした。
厳密に言うと
生の白身が苦手だったんです。
スイミングスクールだったか
学習塾だったか
記憶は定かではありませんが
合宿がありまして
お友達が朝食に
ご飯の中央に卵を入れて
卵が泡立つ程、ご飯とかき混ぜて
お醤油をかけて食べていたのを見たことがあり
私もマネをして食べてみたら
とても美味しかったわけです。
白身のヌルッとした感じがしなかったので。
しかし
実家では父がそれを決して許さなかったのね。
何の根拠があるのか
今となっては謎ですが
ぐちゃぐちゃとかき混ぜるのは
「行儀が悪いっ!」と、言って
小さい器に入った卵に
ほんの数滴だけお醤油をたらし
ご飯の中央の凹みに卵を入れ
「ざっくりとまぜるだけにしなさい」と、
厳しく言われたわけです。
ヌルッとした白身の食感が
子供心に本当に嫌でした。
ですから両親が留守の時には
妹の典子と一緒に
卵をあらかじめ
泡立つ程まぜて
それをご飯にのせて更にぐちゃぐちゃにまぜて
食べたものです。
隠れ卵がけごはん…ですな。
しかし
小さい頃の習慣というのはなかなか抜けないもので
今でもガーッとかき混ぜる行為が
何となく抵抗があり
黄身と白身を別けて食べる…という事に帰結したわけですね。
さて…正式な卵がけごはんの食べ方というのは
一体どうやって食べるのだろう?という疑問がわいて
ネットで色々と調べてみた。
しかし
これは「正式な」というのがないのね。
それでは…と
こだわり卵の生産者の方のサイトをいくつかピックアップして
問い合わせメールを送ってみた。(結構、必死)
現在、連絡待ちでございます。
余談ですが…
生卵を使った料理をというのは
世界的にもあちこちで見受けられますが
生卵をあくまでも「メイン」に使った料理…例えば
卵がけご飯などは日本特有のものらしいですな。
そもそも鶏の卵を食すようになったのは
江戸時代の頃らしいですね。
Wikipediaによれば
1877年頃、日本初の従軍記者の岸田吟香氏という人が
卵がけごはんを日本で初めて食べて
周囲に広めたらしい。
まぁ…どーでもいい事っちゃぁ
どーでもいい事なんですがね。
ちょっと気になると調べずにはいられない。
この岸田氏は
何故、生卵をご飯にかけようとおもったのか…。
手記でも残っているといいのですがね。
調べてみたいと思います。
こういった独り遊びが大好きです。