キャサリン

土曜日の夜WOWOWで
米の人気番組「CSI科学捜査班 ラスベガス」を観ていたら
キャサリンというベテラン捜査官が
退職してFBIに行くという事になった。





シーズン12の12話での事。

「えーーーーーーっ?!!」と
本当にビックリした。

思わずTVにむかって
「それはないよ…キャサリン…。
辞めないでよ…」と、涙ぐんでいた。

ご覧になっていない方は
「なんじゃそりゃ?」と、思われるかもしれませんが
どの位、重要なキャスティングだったかというと

『渡る世間は鬼ばかり』の「えなりかずき君」位、重要。

1シーズン、約24話。
これを12シーズン。

彼女と私は12年の付き合いになる。

この番組は
レギュラーのキャスティングを
時には殉職させたり退職させて
新メンバーを加え
雰囲気を一変させる事により
視聴者を飽きさせない手法を用いてきたわけですね。

しかし…キャサリンだけには
辞めて欲しくなかったなぁ…。

だって渡鬼のえなり君ですよ。

丁度、この番組が始まったのが
私の結婚した時期と重なるものですから
毎週観るのは私の生活の一部になっていたんですね。

「ゴイサン…CSIが無くなったら、どうしょう?」と
本気で心配した事もある。(←骨の髄までTV好き

しっかし…
キャサリンも50歳になったのか…と、
感慨深い思いがした。

キャサリン役の
マージ・ヘルゲンバーガーのインタビューを
チェックした。

人間は岐路に立つと選択を迫られる事がある。
また50歳という年齢になってみると
「これからどんな人生になるんだろう」と、思う…という。
生活スタイルは若い頃とは変わってくるなか
まだ何かやりたい事があれば
時には変化も必要になる事もある…という様な事を言っていて
なるほどなぁ…と、思った。

CSIのキャサリンは
部下の騒動で主任の座から降格処分を受け
FBIからのオファーがあり
悩んだ末、19年間慣れしたしんだ職場を離れる。

女優のヘルゲンバーガーも
12年間、CSIのキャサリンを演じて50歳を迎えたわけで
新しい環境で
新しい作品に挑戦したいと思ったのだと思います。

両者の気持ちも
今の私は何となく理解出来るなぁ…と、思いました。

人生の折り返し地点の年齢を過ぎると
今までの自分とはものの見方がかわるんですよね。

これが
50代、60代…と、段階をおっていくと
また更に見方が変わっていくのでしょうなぁ…。

19歳から20歳になる時はとても嬉しくて
29歳から30歳になる時はとても嫌で
30代はがむしゃらで
中途半端で
40代になって半ばを過ぎて
今は毎日が一番楽しいですなぁ…。

この先、私にも選択が迫られる岐路に遭遇するのかしらん。

ちょっと楽しみですね。

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昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

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